無線LANのパイオニアだからこそ、バッファローが管理も楽にする!

株式会社バッファロー(自社事例1)

株式会社バッファロー
経営管理部部次長・八田益充

企業でもすっかり普及した無線LANだが、アクセスポイント(AP)やクライアントが増えるとともに、管理の手間は倍増してくる。こうした管理の手間を軽減するのが、無線LANのパイオニアであるバッファローだ。

管理者を悩ます無線LANの管理

ケーブルを利用しない無線LANは高い利便性をユーザーに与える一方、管理の面に問題を抱えている。電波は目に見えないため、つながらない、切れるなどのトラブルの解決に時間がかかる。また、通信を最適化するため、AP間のチャネルや電波出力を最適化するのが難しい。当初はAPが1台のみだったが、便利さを実感するとともにAPがどんどん増え、管理しきれなくなっているユーザーは数多いと思われる。

日本で無線LAN市場を切り拓いてきたバッファローも、国内13拠点で50台くらいのAPが設置されており、ユーザーと同じく管理の悩みを抱えていた。特に問題なのが、チャネルや電波出力の調整だ。株式会社バッファローの経営管理部次長の八田益充氏は、「本社のある名古屋オフィスであれば、実際に目で確認しながら設置や調整が行なえるのですが、ほかのオフィスの場合、レイアウト図などを見て、頭で想像しながら、APの設置などを検討しなければなりません。でも、無線LANは障害物の有無で通信速度が大きく変わるので、オフィス内の人の混雑具合やキャビネットの向きの変更だけで速度が変わってしまうんです」とのこと。安定した通信環境を実現するためには、定期的なチャネルや電波の調整が必要になるのだ。

こうした管理の問題を解決するため、APを専用アプライアンスに統合し、アンテナのみを外付けする無線LANスイッチという商品も用意されている。無線LANスイッチを導入すれば、ネットワークトポロジーのビジュアル化、チャネルや電波出力の自動調整、負荷分散、不正APの検出などさまざまな機能が実現できる。

しかし、「無線LANスイッチを導入すると、当然APを置き換える必要がありますし、APの機能も統合されているので無線LANスイッチも二重化するのが一般的で、非常に高価です。いろいろなことができるのはわかるのですが、1つの機能を利用するのに別途オプションライセンスが必要で、導入の敷居が高いんです」(八田氏)とのこと。この意見には多くの中堅中小企業の管理者も納得するはずだ。

チャネルと電波調整を自動化する

これを解消するためにバッファローが開発したのが、「BUFFALO Network Admin Tools(以下、BN-ADT)」である。  BN-ADTは、バッファローのネットワーク機器向けの設定管理ツールで、LAN 内のPCにインストールするソフトウェアとして提供される。最大の特徴は、対応のAP 間が自動的に情報を交換し、チャネルや電波強度を自動調整してくれるという点だ。導入後も、一定間隔でチャネルや電波強度を調整してくれるので、つながらない、遅いといった事態を極力減らすことができる。

チャネルと電波の調整は、エリアを最大限に拡げる、端末台数を適切に振り分ける、ローミングをやりやすくする、といった3つの目的に従ったポリシーが用意されており、GUI環境から簡単に選べる。商品化の途中で、実際に使ってみた八田氏は「1つのAPに障害が起こったら、ほかのAPが自動的に出力を上げて、不感エリアをカバーしてくれるので、とても便利です。遠隔の機器の管理が名古屋にいながらにしてできるので、出張が減りました」とメリットを実感しているようだ。

また、「ネットワークマップ」により、ネットワークを視覚的に把握することが可能だ。ネットワーク機器の一覧や物理的な接続状態はもとより、トラフィック状態、ログ、機器ごとの詳細な情報なども見やすく表示。トラブル発生時もいち早く原因を特定することができる。

さらに対応のネットワーク機器をまとめて設定するのもお手のもの。インストール終了後、BN-ADTで対応する機器を検出したら、IPアドレスを設定し、管理対象機器を「グループモード」に変更。あとはESS-IDやチャネル、電波強度、RADIUS 設定などをグループポリシーとして設定し、まとめて割り付けてしまえば一括設定が完了してしまう。

今後は無線LANだけではなく、有線ネットワーク機器やTeraStationのNASといったトータルな運用管理もBN-ADTで実現する予定である。また、負荷分散や不正AP抑制機能を追加する構想もあるとのことだ。

プラス5万円で運用管理が実現!

気になるコストはなんと4万9800円(税別)。法人向けの無線LANスイッチから比べれば、まさに破格の値段といえる。「もともと低廉なバッファローのAP の価格に、プラス5万円で運用・管理機能がつくのはお得だと思います。スモールスタートからはじめられるのがよいですね」(八田氏)とのこと。また、バッファローの法人向け商品としてははじめて保守サポートパックという制度を導入し、1年ごとに保守サポートを契約・更新するという仕組みになる。これにより、メールおよび電話での技術サポートを受けることができ、契約期間中のソフトウェアバージョンアップにも対応するという。

無線LAN商品で圧倒的なシェアを誇るだけに、バッファローの無線LAN管理ツールは多くのユーザーが待ち望んだものだ。安価で実績の高いバッファローの無線LAN商品とBN-ADTの組み合わせは、コスト、機能面でもまさに「鬼に金棒」。11nへの乗り換えなどを検討しているユーザーは設置箇所をそのままにして、BN-ADTで便利な管理機能を追加するというシナリオも描けるだろう。気になるユーザーはさっそく試用版をダウンロードしてみよう。

BUFFALO Network Admin Tools

BN-ADT

※試用版ダウンロードはこちらから

BN-ADT-SP1Y/10

管理対象機器台数0 ~ 10 台まで

BN-ADT-SP1Y/100

管理対象機器台数11 ~ 100 台まで

BN-ADT-SP1Y/300

管理対象機器台数101 ~ 300 台まで

※商品の利用方法に関してはサポートセンターにお問合せください。

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