無線の信号を暗号化する(TKIP)


次世代セキュリティ「TKIP」によって無線パケットを暗号化することで、WEPよりも強固な無線LAN環境を構築します。

暗号化の強度 汎用性
WEP
TKIP

TKIPを使用する場合、無線アダプタがTKIPに対応している必要があります。TKIPの対応については、弊社ホームページの製品情報(http://buffalo.jp/products/catalog/network/wireless_client.html)でご確認ください。
TKIPを使用する場合、AirStationに接続できる無線パソコンは12台以下です。13台以上同時に接続した場合、通信が不安定になります。
無線パソコンから設定した場合は、すべての無線パソコンが、いったんAirStationに接続できなくなります。その場合は、各パソコンをAirStationに接続し直してください。接続方法は、「AirStationに再接続する」を参照してください。



1.
AirStationの設定画面を表示します。
2.
無線設定画面を表示します。
画面左の[LAN設定]をクリックします。


3.
無線セキュリティ設定画面を表示します。

画面左の[無線セキュリティ]をクリックします。


4.
暗号化方式を選択します。
[TKIP]を選択します。
(選択すると、手順5の画面が表示されます)

5.
事前共有キーを設定します。
事前共有キーとキー更新間隔を設定します。

  事前共有キーとキー更新間隔の入力制限について
事前共有キー 8~63文字の半角英数字記号で入力します。

(大文字と小文字は別の文字として扱われます)
キー更新間隔 1~3600秒まで設定できます

(入力された時間ごとに、暗号化キーが動的に変更されます。
指定時間を短くすると、負荷が高くなり、通信が不安定になる
ことがあります。)

TKIPは手軽で高いセキュリティ効果がありますが、「事前共有キー」を辞書に載っているような単語のみとすると、「辞書攻撃」と呼ばれる方法でキーを特定されてしまう可能性があります。セキュリティ効果を保つため、「事前共有キー」は以下の点に考慮して設定することをおすすめします。
なるべく辞書に載っている単語を使わない
数字と記号を適宜組み合わせる
文字数を少なくとも13文字(小文字だけなら17文字)以上とする

6.
暗号化の設定を登録します。
手順5の画面で[設定]をクリックします。
7.
無線パソコンからAirStationに再接続します。
暗号設定した場合は、必ず無線接続するパソコン側へも上記で設定した事前共有キーを設定してください。事前共有キーを入力しないと、AirStationと通信できません。
AirStationへの接続方法については、「AirStationに再接続する」を参照してください。