NTTフレッツ・スクウェアに接続する(PPPoEマルチセッション)


BroadStationは、PPPoEマルチセッション機能に対応しています。PPPoEマルチセッション機能を使用することで、1つの回線契約でプロバイダとフレッツ・スクウェアに同時に接続できます。また、2つ以上のプロバイダに同時に接続することも可能です。
ここでは例として、PPPoEマルチセッション機能を使ってプロバイダとフレッツ・スクウェアに同時に接続する設定を説明します。

・PPPoEマルチセッション機能を使用するには、PPP接続セッション数が2つ以上ある回線が必要です。詳しくは、ご契約のNTTまたはプロバイダにお問い合わせください。

・NTTのフレッツサービスにおけるセッション数についての詳細は、以下のホームページを参照してください。(2004年3月現在)


NTT東日本:  http://www.ntt-east.co.jp/release/0209/020924a.html
NTT西日本:  http://www.ntt-west.co.jp/news/0209/020924.html


■ 
接続先の設定
フレッツ・スクウェアを利用するためには、インターネットの接続先とは別の接続先を設定する必要があります。以下の手順で設定してください。


1.
BroadStationの設定画面を表示します。

2.
アドバンスト画面を表示します。

[アドバンスト]をクリックします。


3.
WAN設定画面を表示します。

画面左の[WAN設定]をクリックします。


4.
「PPPoE接続先リスト」欄にある、[新規接続先を入力する]をクリックします。


5.
接続先を登録し、[設定]をクリックします。
設定はNTT東日本NTT西日本で異なります。



■ NTT東日本の場合

  接続先名称     :flets
  接続ユーザ名    :guest@flets
  接続パスワード   :guest
  設定項目の有効  :有効

■ NTT西日本の場合

  接続先名称     :flets
  接続ユーザ名    :flets@flets
  接続パスワード   :flets
  設定項目の有効  :有効
6.
登録した接続先が表示されていることを確認します。



以上で接続先の設定は完了です。





■ 
接続先経路の設定
接続先の設定が完了したら、接続先経路を設定します。(※)

フレッツ・スクウェアにアクセスする際は、「接続先の設定」で設定した「flets」を利用する
ように設定します。


1.
[接続先経路の追加]をクリックします。


2.
接続先経路を登録し、[設定]をクリックします。

以下のように設定します。

  接続先       :flets
  宛先アドレス    :*.flets
  送信元アドレス   :(空欄)


3.
再度、[接続先経路の追加]をクリックします。


4.
接続先経路を登録し、[設定]をクリックします。
これ以降の設定は、NTT東日本NTT西日本で異なります。
接続先経路は変更されることがあります。最新の内容は、フレッツ・スクウェアのホームページでご確認ください(以下の情報は、2004年3月現在のものです)。

■フレッツ・スクウェアのホームページ
  NTT東日本: http://flets.com/square/con_index.html
  NTT西日本: http://www.ntt-west.co.jp/flets/office-s/u_access.html

弊社ホームページでも設定情報を案内していますので、フレッツ・スクウェアのホームページとあわせてご参照ください。

 ■弊社ホームページ
   http://buffalo.jp/qa/wireless/make/wireless-14.html


■NTT東日本の場合

  接続先       :flets
  宛先アドレス    :(※ 下記参照)
  送信元アドレス   :(空欄)

  ※ 宛先アドレスには、下記の数値を順番に入力してください。

    172.25.0.0/16
    172.26.0.0/15
    220.210.194.0/25
    220.210.194.160/27
    220.210.194.224/27
    220.210.195.0/26
    220.210.196.0/24
    220.210.197.0/26
    220.210.197.64/27
    220.210.197.96/27
    220.210.198.0/26
    220.210.199.0/27


■NTT西日本の場合

  接続先       :flets
  宛先アドレス    :10.0.0.0/8
  送信元アドレス   :(空欄)


5.
登録した経路が表示されていることを確認します。



以上で接続先の設定は完了です。



■ 
フレッツ・スクウェアへの接続
接続先経路の設定が完了したら、フレッツ・スクウェアに接続します。


1.
WEBブラウザを起動します。
2.
「アドレス」欄に「www.flets」と入力し、<Enter>キーを押します。


3.
“フレッツ・スクウェア”が表示されます。



以上でフレッツ・スクウェアへの接続は完了です。