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LinkStationのフォルダーとパソコンのフォルダーを同期させたい


< フォルダー同期機能とは >

フォルダー同期機能では、LinkStationの共有フォルダーとパソコンのローカルフォルダーを同期させ、自動的にローカルフォルダーのファイルをLinkStationにアップロードします。

<フォルダー同期設定手順 >

1.

デスクトップ画面の[BUFFALO NAS Navigator2] アイコンをダブルクリックします。
NAS Navigator2が起動します。


2.



※アイコンはLS-XHLシリーズの例です。製品によってアイコンは異なります。

[フォルダー同期]をクリックします。


3.



(1)[フォルダ同期機能を使用する]をクリックし、チェックマークを表示させます。
(2)[追加]をクリックします。


4.



[同期元]の右端にあるボタンをクリックします。


5.



(1)同期元にするパソコンのローカルドライブ内のフォルダーを選択します。
(2)[OK]をクリックします。


6.



[同期先]の右端にあるボタンをクリックします。


7.



(1)同期先にするLinkStation内のフォルダーを選択します。
(2)[OK]をクリックします。


8.



[OK]をクリックします。


9.



[OK]をクリックします。


以上でフォルダー同期機能の設定は完了です。

・フォルダー連結と同じ設定をフォルダー同期に設定することはできません。

・フォルダー同期を設定できる数は最大10個です。

・1つの同期先フォルダーに複数同期元フォルダーを指定することはできません。

・1つの同期元フォルダーに複数同期先フォルダーを指定することはできません。

・フォルダー同期機能は、同期元フォルダーへのファイル・フォルダー作成、書き込みを監視し、同じ操作を同期先フォルダーに対して行います。同期先フォルダー内のファイルを別途更新しても、同期元フォルダー内の同名ファイルを更新した時点で、同期先フォルダー内のファイルは同期元フォルダー内のファイルと同じ内容となります。
同期元でのファイル操作が同期先に反映されます。

・同期先のフォルダー(LinkStation上の共有フォルダー)を複数のネットワークユーザーが読み書きする場合の排他処理はネットワーク上の共有フォルダーを読み書きする場合と同一となります。同期先のフォルダーは他ユーザーには共有フォルダーとして動作します。

・アクセス制限されたネットワークフォルダーの認証はユーザーの接続開始時またはシステム起動時にのみ行われます。認証に失敗した場合は、次回ユーザーの接続時またはシステム起動時でないともう一度ネットワーク接続認証は行われません。Explorerからのアクセスとは違いフォルダーにアクセスする時に認証が行われるわけではありません。

・複数のユーザーが同一のネットワークフォルダーを同期先として設定していた場合はファイル名の重複などが発生する可能性があるため、動作を保証できません。

・複数のネットワークユーザーが同一のネットワークフォルダーを同期先として設定していた場合、ファイル名の重複などが発生する可能性があるため、動作を保証できません。

・同期先フォルダーは個別のユーザーしか書き込みアクセスできないような設定を行っておくことをおすすめします。



同期機能の動作について


同期を開始した後に同期元に更新(ファイル/ディレクトリの削除・作成・変更)があった場合は、その動作を同期先に反映する動作をします。以下の動作はファイルですが、ディレクトリに対しても同じ動作となります。

  同期開始前の状態
 同期元  同期先
 A.txt  B.txt

  (1) 同期開始したらどのような状態になるか
    同期元に更新がない場合は何もされません。
 同期元  同期先
 A.txt   B.txt

  (2) A.txtを変更したら同期先はどうなるか
    同期元に存在するファイルが更新されると、
    同期先にそのままコピーされます。
 同期元  同期先
 A.txt(更新)  B.txt
 A.txt(更新)

  (3) 同期元のA.txtを削除したら同期先はどうなるか
    同期元に存在するファイルが削除されると、
    同期先のファイルも削除されます。
 同期元  同期先
   B.txt

  (3)' 同期先のA.txtを削除したらどうなるか
    同期先に存在するファイルが削除されても、
    A.txtに変化がない場合は何もしません。
 同期元  同期先
 A.txt  B.txt

その後、同期元A.txtに変化があった場合に同期先のファイルが更新されます。
 同期元  同期先
 A.txt(更新)  B.txt
 A.txt(更新)

 (4) 同期先にC.txtが追加されたらどうなるか
    同期先にファイルが追加されても、
    同期元は何もしません。
 同期元  同期先
 A.txt  B.txt
 A.txt
 C.txt

 (4)' その後、同期元にC.txtが追加されたらどうなるか
    その後、同期元C.txtが追加された場合に
    同期先のファイルが更新されます。
 同期元  同期先
 A.txt
 C.txt(更新)
 B.txt
 A.txt
 C.txt(更新)

  (5) 同期元にD.txtが追加されたらどうなるか
    同期元にD.txtが追加された場合、
    同期先にD.txtがコピーされます。
 同期元  同期先
 A.txt
 D.txt
 B.txt
 A.txt
 D.txt

 (6) 同期元のD.txtと同期先のD.txtが同時に
    違う変更した場合はどうなるか
    同時または同期元が少し遅く D.txtを
    更新した場合は、同期元の内容となります。
 同期元  同期先
 A.txt
 D.txt(更新1)
 B.txt
 A.txt
 D.txt(更新1)

同期先が少しでも遅く更新された場合は、同期先の更新内容となります。
 同期元  同期先
 A.txt
 D.txt(更新1)
 B.txt
 A.txt
 D.txt(更新2)

その後、同期元のD.txtが更新された時に、同期先にD.txtがコピーされます。
 同期元  同期先
 A.txt
 D.txt(更新3)
 B.txt
 A.txt
 D.txt(更新3)