【機能説明(LinkStation、TeraStation)】RAIDメンテナンス機能

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Q

RAIDメンテナンス機能はどのような機能ですか。
メンテナンスをした場合どのようなエラーを修復できますか。

A

RAID1、RAID5、RAID10を構築しているハードディスクのデータ領域に対して、全データ読込チェックを行う機能です。

Web設定画面でONにすることをお勧めします。

RAIDメンテナンス機能を初めて実行する場合は、予めTeraStation/LinkStation内のデータのバックアップを強くお勧めします。

仕様

RAIDメンテナンス実行中に発見したエラー(※1) を自動修復します。

RAIDを構築するハードディスクの一つにエラー(※1) が多く検出された場合、該当ディスクを除いた状態で縮退(デグレード)モードに自動的に移行します。

毎週指定曜日の基準時刻のRAIDメンテナンスが可能です。

毎月1日の基準時刻のRAIDメンテナンスが可能です。

基準時刻の設定は一時間間隔で設定可能です。

RAIDメンテナンスを行う場合、5~6時間かかります。

本機能動作中はアクセスすることは可能ですが、システム全体のスループットの低下などが発生します。

RAIDメンテナンス機能実行中に中止する場合は、Web設定画面から可能です。

通常のファイル操作で発見されたエラー(※2)については、RAIDメンテナンス機能を使用する、しないにかかわらず自動的に修復します。

※1. 縮退(デグレード)モードでは、データの保護状態ではないため、早急なエラーハードディスクの交換を強くお勧めします。
※2. 本機能で修復できるエラーは下記の通りです。

修復できるエラー

・RAID1,RAID5,RAID10で構成されているデータ領域中のリードエラー(システム領域RAID1を含む)
・不良クラスタ

修復できないエラー

・書き込みエラー
・RAID管理領域のエラー
・ドライブパーティション情報領域のエラー
・ドライブ識別不良 など

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