コロナ禍を経て定着した、社内・社外とのオンラインでのコミュニケーションの強化をWi-Fi環境が後押し。連絡ミスを未然に防ぎ、現場での作業調整もスムーズに。

産和産業株式会社様

産和産業株式会社（以下、産和産業）は粗形材の製作から機械加工まで一貫した業務でIT、航空機、自動車、産業機械などの各産業をサポートする、創業70年の製造・加工会社です。コロナ禍でチームコミュニケーションアプリを導入し、それまで紙ベースで行われてきた業務のデジタルベースへの移行が加速。2022年に現在の社長へと代替わりし、施設内のネットワーク環境の整備やDXへの投資が以前にも増して積極的に行われるようになり、社員の意識も変化。現場でPCを使用しやすくなったことで、コミュニケーションが円滑になり、チームワークの強化につながりました。

目的・課題

業務効率向上

業種

製造

導入商品

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取材協力：

リコージャパン株式会社

導入先プロフィール（2024年3月現在）

施設名

産和産業株式会社
大和事業所

所在地

〒242-0008 神奈川県大和市中央林間西3丁目2番43号

URL

https://www.sanwasan.co.jp/

お客様インタビュー

産和産業株式会社
執行役員　事業部長
二階堂隆氏（左）

産和産業株式会社
代表取締役社長
鹿野郁氏（右）

施設全体をカバーするWi-Fiアクセスポイントの導入で、業務のDXに貢献
社内コミュニケーションの円滑化により、社員の意識変革や人材育成も後押し

概要

Wi-Fiでコミュニケーションを円滑に

環境づくりへの設備投資への決断

いつでもどこでも連絡が取れる環境づくり

産和産業では、数年前より作業指示書、設計図、隣で作業する人への連絡まで、すべて紙で行っていた業務をデジタルベースに変更すべく大きく舵を切りました。また、コロナ禍で社内・社外とのコミュニケーションもデジタル化。ネットワーク環境のなかった工場内にもWi-Fi環境を構築する事で、効率アップとチームワークの強化を実現しました。

現場の声を聞き、DXへの設備投資を実現

DXを望む現場からの声に、やりましょうと迅速な決断をしたのは産和産業株式会社代表取締役社長の鹿野郁氏（以下、鹿野氏）でした。「2022年に父から会社を継ぎましたが、私は現場のことは何もわかりません。ですが、この先の会社の将来を考えると、効率化しか生きていく道はないと思い即決しました」と鹿野氏は言います。

目標・課題

PC作業可能エリアを施設全体に拡大

過酷な環境の工場でネットワークを

業務を紙ベースからデジタルベースへ

産和産業株式会社執行役員事業部長二階堂隆氏（以下、二階堂氏）は、「以前は進行が変わったり申し送りが発生するたびに、書類を工場まで持って行くため、日に何往復もしていました」と言います。

工場でのネットワーク利用をリコージャパンに相談

それをデジタルベースに更新すべく、長く付き合いがあり信頼を寄せているリコージャパンに相談。『ITKeeper 無線LANパック』の導入、そして過酷な環境に耐える機器の選定が提案されました。

解決策

粉塵や水に強い機器を選定

Wi-Fi機器6台で全域をカバー

過酷な環境で安定接続可能なWi-Fi機器を選定

相談を受けたリコージャパンは、粉塵が舞い、日中と夜間の気温差による結露での腐食が懸念される工場のWi-Fiアクセスポイントにバッファローの耐環境性能モデル「WAPM-1266WDPR」4台を選定。「情報システムの専門部署を持たない会社に『ITKeeper 無線LANパック』のような商品は必要不可欠です」と二階堂氏は言います。

事務所にもWi-Fi環境を導入

二階堂氏は「事務所にもWi-Fi機器2台を導入し、仕事のやり方が大きく変わりました。今は現場でリーダーのPCを見れば一目瞭然で調整ができ、リーダーは事務所での会議、現場での調整、メール、社内コミュニケーション、サーバー内の図面や仕様書の参照などが可能です。製造業ではひとつのミスが数百万円の損失を生むこともあるので、コミュニケーション強化は重要です」と話します。