社員の負担軽減・業務効率向上を目的に、リコージャパンの 「ITKeeper無線LANパック」を活用して無線LAN環境を構築

株式会社エコア様

福岡市に本社を置き、九州一円でLPガスの供給サービスを展開している株式会社エコア。同社は、顧客情報の管理や保安業務などを行う際のネットワークインフラとして有線LANを使用していました。一方で、会議室などの一部エリアでインターネットに接続するためには毎回LANケーブルを配線する手間と時間が発生。そうした無駄を省き、社員の負担を軽減するには有線LANから無線LANへの移行が必要だと認識していました。そこで同社は、リコージャパンの「ITKeeper無線LANパック」導入を決断。バッファロー製の無線LANアクセスポイントと集中管理ソフトウェアを用いて、本社をはじめ全35拠点で一斉に無線LAN環境を構築しました。

取材協力

リコージャパン株式会社

導入先プロフィール(2022年1月現在)

施設名

株式会社エコア

所在地

〒812-0039
福岡県福岡市博多区冷泉町4-20
島津博多ビル8F

事業内容

ガス事業/電気事業/通信事業/リフォーム事業

お客様インタビュー

株式会社エコア
財務経理部 システム課
課長 西元 貴久氏

会議前のLAN配線や紙資料の用意がなくなり、社内業務の省力化に成功。
今後はショールームにおけるBtoC向けサービスの拡充・企画も構想

概要

有線LANから無線LANへ移行

あらゆる業務の円滑化に成功

無線LANで利便性の高いネットワーク環境に

九州一円で総合エネルギー事業を展開している同社は、有線LANによるネットワークインフラを使用して基幹系システム業務を行っていました。しかし、会議室などでインターネットに接続するには毎回LAN配線を行う必要がある点を懸念。ネットワークの見直し・整備を行い、有線LANから無線LANへ移行しました。

業務負担軽減・ペーパーレス化・経費削減に成功

リコージャパンの「ITKeeper無線LANパック」を導入し、全拠点で無線LAN環境を一斉構築。それにより会議前のLAN配線が不要になったほか、紙資料はデータ化へ移行。仕事の生産性アップ・ペーパーレス化・経費削減などを実現しました。ショールームにおいても動画視聴をはじめ、来店客向けのサービス拡充に対する期待が高まっています。

目標・課題

無線LAN環境への需要が増加

主業務以外の労力や手間を減らしたい

会議の度に若手社員がLAN配線に奔走

パソコン環境周辺に限定して通線工事が行われていたため、会議室などでインターネットに接続する際には毎回LANケーブルの配線が必要でした。そのため、大人数で会議を行う時は1時間以上も前から配線作業に取り掛かることも。また、資料も紙で出力して持ち運んでいたので用紙代・コピー代等の経費もかさんでいました。

パソコン環境の刷新を機に無線LAN移行を決断

株式会社エコア 財務経理部 システム課 課長 西元 貴久氏(以下、西元氏)は「実務以外にも、例えば事務所のレイアウトを変更する度にLAN配線をやり直す必要がありました。何とか状況を改善したいと考えていた折、社内のパソコンがリプレース時期を間近に控えていたことから無線LAN移行を決断しました。」と話します。

解決策

「ITKeeper無線LANパック」導入

あらゆる状況を考慮した機器選定

導入・運用・保守まで担うワンストップサービス

無線LAN環境を構築するにあたってはリコージャパンに相談し、「ITKeeper無線LANパック」を導入。西元氏は、「万が一トラブルが起きた時の迅速な対応を重視していました。その点、全国にサービス拠点があり、導入・運用・保守までワンストップで対応してくれるのは非常に魅力的でした。」と話します。

DFS障害回避機能・完全屋外対応が選定ポイントに

リコージャパン株式会社 MA営業部 産業・流通担当室アシスタントマネージャー 藤田 雅嗣氏は、「福岡空港に近い拠点があることを考慮しDFS障害回避機能を備えた『WAPM-1266R』を、また台風などによる塩害が懸念される場所には耐腐食性能を備えた完全屋外対応の『WAPM-1266WDPRA』を選定。90台を超える無線LANアクセスポイントは、集中管理ソフトウェア『WLS-ADT/LW』を使ってエコア本社からリモートで管理できます。」と機器選定の理由を振り返ります。

WAPM-1266WDPRAは「ITKeeper 無線LANパック」の対象外商品です。

効果

主業務に集中できる環境を実現

無線LAN活用によるサービス多様化

あらゆる無駄を省き、社員の負担も軽減

会議前にLAN配線を行う必要がなくなり、紙資料もデータで共有できるようになりました。それにより、職員の業務負担軽減やペーパーレス化、それに伴う仕事の生産性アップも実現。本社の1年間の作業時間に換算した場合、約半月分にあたる時間を削減し、主業務に充てることができるようになりました。

BtoC向けサービスの拡充にも注力

本社など空港近くの拠点を考慮して、メイン機器には「WAPM-1266R」を選定。

ショールームでの無線LAN活用についても期待が寄せられています。「来店されたお客さまがその場でガス機器の情報を取得したり、各メーカーの配信動画を視聴したりできるよう、無線LAN環境をうまく活用しながらサービス拡充を図っていきたいと考えています。」と、西元氏は今後の展望について話してくれました。

本社を含む全35拠点で無線LAN環境を構築。一部、屋外設置が必要で台風による塩害が懸念される拠点には耐腐食性能を備えた「WAPM-1266WDPRA」を選定。計90台以上の無線LANアクセスポイントを集中管理ソフトウェア「WLS-ADT/LW」でエコア本社からリモートで管理。障害発生時は各地域のリコージャパンサービス拠点がオンサイトで保守対応する。


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