入居者の面会や医師の診察のオンライン対応を目的に法人向け無線LANアクセスポイントで全居室に安定したWi-Fi環境を構築
社会福祉法人矢祭福祉会 軽費老人ホームケアハウスせせらぎ荘 様
福島県東白川郡の社会福祉法人矢祭福祉会 軽費老人ホームケアハウスせせらぎ荘(以下、せせらぎ荘)は、豊かな自然に囲まれた環境で介護サービスを提供しています。全居室は一人部屋または夫婦部屋の個室になっており、プライベートを尊重した生活空間を確保しています。その居室や集会室に安定したWi-Fi環境を構築し、オンラインでの面会や診療を可能にしました。株式会社共栄ブレーンが導入のサポートをし、株式会社バッファロー・IT・ソリューションズ(以下、BITS)が現地での電波調査、機器選定、設計、施工、キッティングまでを担当しました。
取材協力:
株式会社共栄ブレーン
導入先プロフィール(2022年11月現在)
施設名
所在地
お客様インタビュー
社会福祉法人矢祭福祉会
軽費老人ホームケアハウスせせらぎ荘
生活相談員兼事務員
寺島 久美氏
法人向け無線LANアクセスポイントで施設全域で使えるWi-Fi環境を構築。業務用タブレットを入居者サービス向上、職員のオンライン研修に活用
概要
施設内に快適なWi-Fi環境を整備
入居者サービスの基盤を強化
安定してつながるWi-Fi環境の整備を実現
ICT活用による良い連鎖が加速
目標・課題
コロナ禍で直接面会が制限
回診日以外でも医師へ相談したい
オンライン面会のためのWi-Fi整備をしたい
施設内に安定した通信環境の整備が必要
解決策
広範囲なWi-Fiを構築できる機器選定
工事リソースもメーカーが手配
施設全域でつながるWi-Fi整備
電源工事費の削減ができる機器選定
効果
入居者と家族の満足度が向上
介護現場でのWi-Fi活用に期待
入居者と家族の距離が縮まった
職員のスキルアップにも貢献
タブレットによるオンライン診察が可能になったほか、職員のオンライン研修会参加の機会が増えました。移動時間を含めると一日がかりになるため、今までは諦めていた研修会も参加可能に。年に1〜2回が、月に1〜2回の参加頻度になり、交通費の負担も軽くなりました。タブレットはケア記録用のデバイスとしても活用を予定。持ち歩いて日誌の即時入力や、必要な情報をその場で確認するなど、業務効率改善に期待されています。