無線の信号を暗号化する(TKIP/AES)

次世代セキュリティー「TKIP」、「AES」によって無線パケットを暗号化することで、WEPよりも強固な無線LAN環境を構築します。

暗号化の強度 汎用性
WEP
TKIP
AES

  1. 無線親機のAOSS機能を無効にします。

  2. 無線親機の設定画面を表示します。

  3. 「無線の信号を暗号化する」画面を表示します。

    [無線の信号を暗号化する(WEP/TKIP/AES)]をクリックします。
  4. 暗号化の種類を選択します。

    [AES]を選択して[進む]をクリックします。
    ご使用になる無線子機が[AES]に対応していない場合は、[TKIP]を選択してください。

  5. 事前共有キーを設定します。

    事前共有キーを文字入力または16進数で入力します。
        入力できる文字数・桁数
    事前共有キー 文字入力 8~63文字の半角英数字記号
    (大文字と小文字は別の文字として扱われます)
    16進数 64桁
    (0~9の数字およびa~fのアルファベット)
      TKIPやAESは手軽で高いセキュリティー効果がありますが、「事前共有キー」を辞書に載っているような単語のみとすると、「辞書攻撃」と呼ばれる方法でキーを特定されてしまう可能性があります。セキュリティー効果を保つため、「事前共有キー」は以下の点に考慮して設定することをおすすめします。
    • なるべく辞書に載っている単語を使わない
    • 数字と記号を適宜組み合わせる
    • 文字数を少なくとも13文字(小文字だけなら17文字)以上とする
  6. 暗号化の設定を登録します。

    手順5の画面で[進む]をクリックします。
    「暗号化の設定は完了しました」と表示されたら、暗号化の設定は終了です。
  7. 無線パソコンから無線親機に再接続します。

    暗号設定した場合は、必ず無線接続するパソコン側へも手順5で設定した事前共有キーを設定してください。事前共有キーを入力しないと、無線親機と通信できません。
    無線親機への接続方法については、他社製無線子機のマニュアルまたは、パソコン本体のマニュアルを参照してください。