ISP・CATV事業者様のサポート業務を支援する専用Wi-Fiルーターのご紹介

テレワーク、オンライン授業の広がりなどで自宅のWi-Fi環境の重要性が高まっています。加入者様に快適なWi-Fi環境を提供したいとお考えになるISP・CATV事業者様に、Wi-Fi 6&メッシュWi-Fi対応の加入者様へのサポートがしやすい専用ルーターをご紹介します。


Wi-Fiの提供方法にお困りではありませんか?

接続台数の増加と高負荷通信の広がり

インターネット利用において、送受信するデータ量は年々増加しています。ブロードバンドサービス1契約者当たりのダウンロードトラフィック(推定値)は、2019年11月時点は309.2kbpsであったものが2020年11月時点では469.4kbpsとなり、前年同月比で51.8%増加しました。

出典:総務省「令和3年情報通信白書」

宅内Wi-Fi利用エリアの拡大

平日1日における全世代でのネット平均利用時間は、2016年では99.8分であったがものが、2020年には168.4分と、68.7%も増加しています。また、2020年における個人のインターネット利用端末の種類は、スマートフォンが最も多く68.3%となっています。モバイル端末でどの部屋からもインターネットアクセスできるWi-Fi環境が重要になってきました。

出典:総務省「令和3年 情報通信白書」

Wi-Fi 6 & メッシュWi-Fi 対応ルーターで解決しよう

ISP・CATV事業者様向けWi-Fiルーター

「Wi-Fi EasyMesh™」対応、認定取得済み。簡単にWi-Fi環境を構築可能

メッシュネットワークは同一筐体で構築可能、在庫運用が簡単

ルーター本体へのログ保存機能搭載、クラウドからも取得可能

WSR-1800AX4-KH と WSR-1500AX2L-KH の比較

WSR-1800AX4-KH WSR-1500AX2L-KH
クラウド管理 キキNavi (for Support) 対応
Wi-Fi 6 対応
Wi-Fi速度(理論値) 1201+573Mbps 1201+300Mbps
Wi-Fi規格 2.4GHz 11ax,n,g,b 11n,g,b(11ax非対応)
5GHz 11ax,11ac,11n,a 11ax,11ac,11n,a
Wi-Fiストリーム数 2.4GHz 2x2 2x2
5GHz 2x2 2x2
LANポート数 4 3
推奨接続台数 14 12

スピードが速く・多台数通信に強い Wi-Fi 6 に対応

Wi-Fi 6とは、Wi-Fi規格において6番目の世代にあたる通信規格です。具体的には、米国電気電子学会(IEEE)が定める「IEEE802.11ax」という無線LAN規格のことで、「11ax」と省略されることもあります。

高速通信を実現

Wi-Fi 5(11ac)ルーターを、Wi-Fi 6(11ax)ルーターに置き換えることで、無線スループットの向上が見込めます。ストリーム数が2ストリームで同等の場合、従来機種(11ac世代)を、本商品に置き換えると、5GHz帯で、理論値比較で最大転送速度が866Mbpsから1201Mbpsになり、約1.4倍の速度となります。

表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。

よりたくさん同時につながる

従来規格では各端末に対して順に通信するため待機時間がありました。
Wi-Fi 6からの新機能OFDMAでは、たくさんの台数の端末と同時に通信ができるようになり、みんなが待つことなくネットにアクセスできるようになりました。

端末側も対応している必要があります。

スマホ省電力

TWT(Target Wake Time)対応で、スマホなど端末の待ち受け時間を制御してバッテリーを節約します。

端末側も対応している必要があります。

急速に普及が進むWi-Fi 6

Wi-Fiルーターの規格別の販売台数推移について、Wi-Fi 6の構成比が2021年9月で半数を超えました。Wi-Fiルーターは、Wi-Fi 5からWi-Fi 6への切り替えが進んでいます。

全国有力家電量販店の販売実績を元にバッファローで作成(GfK Japan 調べ)

家じゅうをカバーするメッシュWi-Fi に対応

メッシュWi-Fiとは、広いエリアを手軽に安定したWi-Fiでカバーする仕組みです。Wi-Fiの電波が届かない場所に、電波中継用の機器を設置し、自動で網目のようにつながり合う信頼性の高い通信形態です。

「Wi-Fi EasyMesh™」方式を採用

メッシュWi-Fiには、メーカーによる独自規格と、業界団体 Wi-Fi Alliance® による標準規格「Wi-Fi EasyMesh(イージーメッシュ) 」の2種類が存在します。バッファローは、規格に準拠していればどのメーカーでも相互接続できる標準規格「Wi-Fi EasyMesh(イージーメッシュ) 」による方式を採用しました。

自動で最適な経路を選択してつながりやすい

Wi-Fiエリアを広げる場合、中継機を用いる方法とメッシュWi-Fiを用いる方法の2通りがあります。
機種選択の観点では、メッシュWi-Fiは親機と中継用の機器がすべてメッシュWi-Fiに対応していなければなりませんが、中継機はどんな親機に対しても利用できるメリットがあります。一方、通信の観点では、中継機は、子機の接続先の切替が子機任せになるので、親機につながりっぱなしで速度が遅くなってしまう可能性があります。メッシュWi-Fiは、子機は「メッシュWi-Fi」からの接続先情報の提供により、最適なスループットが得られるよう高速ローミングで最適な接続先に自動で接続しなおすため、速度が遅くなるつながり方を回避しやすくなります。
メッシュWi-Fi対応機種を選択できる場合は、メッシュWi-Fiのご利用がおすすめです。



ISP・CATV事業者様のサポート業務を支援する専用機能

こんなことはありませんか?

加入者様の接続サポートにおいて、対応が難しいシーンはありませんか?

「Wi-Fiルーターにつながらない」という問合せをもらうが、電波状態やルーターへの接続状況など、現地訪問しないと情報収集できない。

過去のトラブルについて問合せが来るが、ログが消失しており判断材料が得られない。

Wi-Fiルーターの再起動やファームウェア更新をしたいが、加入者様に機器操作をしていただくやり取りの負担が大きい。

ISP・CATV事業者様向けルーターは、このようなシーンでも容易に対応できるよう、専用の機能を搭載しました。サポートの負担を減らし、加入者様の満足度向上を実現するお手伝いをいたします。

ルーター内へのログ保存機能を搭載

ログ保存機能により、定期的にメモリー内のログをルーターの内蔵ROMに書き込みます。再起動時や電源断時に、メモリー内のログはすべて消失しますが、内蔵ROMのログは消失せず、後から確認することができます。ログ保存機能がない場合は、再起動や電源断時にメモリー内のログがすべて消失し、後から確認することができません。

内蔵ROMにログを書き込むタイミングは、ルーター起動時と、起動から2時間ごとです。このタイミングでメモリーから内蔵ROMに書き込まれなかったログは、再起動時や電源断時に消失しますので、ご注意ください。

内蔵ROMに保存されるログは、約1か月分です。

専用にカスタマイズしたクラウド管理ツールを提供

ISP・CATV事業者様向けに、加入者様のWi-Fi環境のサポートがしやすくなるよう、専用のクラウド管理ツール「キキNavi (for Support)」を準備しました。遠隔から迅速に加入者様をサポートできるため、サポート業務の工数削減、加入者様の満足度向上を図ることが可能です。本ツールは専用Wi-Fiルーターをご購入いただいたISP・CATV事業者様であれば無償でご利用いただくことが可能です。

本サービスは、法人様向けネットワーク機器のクラウド管理ツール「キキNavi」とは対象が異なるサービスです。「キキNavi」について詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。

リモートから機器サポートを実現

「キキNavi (for Support)」は、インターネットを経由して、加入者宅に設置されたWi-FiルーターとISP・CATV事業者様をつなぐ、バッファローのリモート管理サービスです。

Wi-Fiルーターは、HTTPS通信により「キキNavi (for Support)」に接続するため、特殊なネットワーク設定は不要です。暗号化されているので盗聴の心配もありません。

「キキNavi (for Support)」は、Webベースの管理画面のため、インターネット接続環境があれば、どこからでもパソコン、タブレットから状態管理ができます。

設置されているWi-Fiルーターについて、ネットワーク設定やシステム情報、無線チャンネルの混雑状況や接続子機リストなどの情報を取得できます。

Wi-Fiルーターのログを「キキNavi (for Support)」に取得することも可能です。(取得から1か月「キキNavi (for Support)」に保存されます)

再起動やファームウェアアップデート、無線チャンネルの自動選択の再実行など、遠隔からの簡易操作も実施できます。

「キキNavi (for Support)」の動作環境は以下です。
 PC・タブレット画面解像度:1280 x 720 ピクセル以上
 対応ブラウザ:[Windows] Microsoft Edge、Google Chrome、[Mac] Google Chrome

サービス利用にはお申込みが必要

「キキNavi (for Support)」のご利用には、バッファローへの利用申請が必要です。下記のリンクボタンから、利用申請をお願いいたします。

導入事例

関連情報