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ハードディスクの使用モードを変更したいとき

出荷時設定では、使用モードはRAID5モードとなっています。RAID10、1、0モード、通常モードで使用したいときは次の手順でモードを変更してください。
ハードディスクの使用モードを変更すると、ハードディスク内のデータは全て消去されます。変更するまえに大切なデータを失うことがないよう必ずバックアップをとってください。

RAID5モード
4台のハードディスクを1つのアレイとして使用します。パリティ(誤り訂正符号)を生成しながら書き込むのでアクセス速度は少し遅くなります。使用できる容量は3台分のハードディスクの容量となります。ハードディスク1台が破損してもハードディスクを交換すればデータを復旧できます(2台以上故障したときは復旧できません)。またRAID構築中は前面の液晶ディスプレイに「RAID ARRAYx Resyncing」と表示され、ファイル転送速度が数時間低下します。あらかじめご了承ください。
※本書に記載の「復旧」とは、TeraStation内の状態(データを含む)を故障が発生する前に戻すことを表しています。故障したハードディスクからデータを読み出すことではありません。

設定方法はこちら


RAID10モード
4台のハードディスクを1つのアレイとして使用します。使用できる容量は、2台分のハードディスクの容量となります。分散して書き込みを行うのでアクセス速度が少し速くなります。
同じデータを2個のハードディスクに同時に書き込んでいるので、ペア(1-2または3-4)を構成する一方のハードディスクが破損してもハードディスクを交換すればデータを復旧できます(1-2、または3-4両方破損した場合はデータを復旧することはできません)。またRAID構築中は前面の液晶ディスプレイに「RAID ARRAY x Resyncing」と表示され、ファイル転送速度が数時間低下します。あらかじめご了承ください。


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RAID1モード
アレイを2つ作成します。各アレイで2台のハードディスクを使用します。使用できる容量は、各アレイにハードディスク1台分の容量となります。同じデータを2台のハードディスクに同時に書き込んでいるのでペア(1-2または3-4)を構成する一方のハードディスクが破損してもハードディスクを交換すればデータを復旧できます(1-2、または3-4両方破損した場合はデータを復旧することはできません)。またRAID構築中は前面の液晶ディスプレイに「RAID ARRAY x Resyncing」と表示され、ファイル転送速度が数時間低下します。あらかじめご了承ください。


設定方法はこちら


RAID0モード
4台のハードディスクを1つのアレイとして使用します。使用できる容量は、ハードディスク4台分の容量となります。分散して書き込みを行うのでアクセス速度が少し速くなります。ハードディスクが破損した場合、データを復旧することはできません。


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通常モード
4台のハードディスクを個々に4つのドライブとして使用します。使用できる容量は、ハードディスク4台分の容量となります。ハードディスクが破損した場合、破損したドライブのデータは復旧することはできません。


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