バックアップ設定画面
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バックアップ設定 |
バックアップ設定 |
バックアップタスクが8個用意されています。バックアップタイマー設定を最大8個設定することができます。タスク番号をクリックするとバックアップ設定画面が表示されます。
TeraStationに保存されているデータを、時間設定して自動的にUSB外付けディスク、又は別のTeraStationにバックアップします。
※バックアップ機能をUSBディスクに対し使用する場合、USBディスクのフォーマット形式はFAT32、XFS、EXT3である必要があります(USBハードディスクのフォーマット形式はTeraStation設定画面[ディスク管理]-[ディスク情報]に表示されています)。
※USBディスクのフォーマット形式がFAT32の場合、バックアップ可能な最大ファイルサイズは2GBとなります。バックアップ時以外は、書き込むことができません。
※バックアップ実行中はTeraStationに接続されているLANケーブルや、USBディスクの取り外しは絶対に行わないでください。
※バックアップ実行中にTeraStationの初期化、フォーマット、ディスクチェック、バックアップ設定、及び共有フォルダ・ユーザグループ・ユーザの追加・編集・削除を行わないでください。行った場合、エラー終了します。
※スケジュールバックアップ(毎日/毎週)でエラーが発生した場合、以降エラーの発生したバックアップタスクは実行されません。エラーの発生したバックアップタスクを再設定することで、バックアップを行うことができます。ただし、「エラー終了した場合も強制的に次回バックアップを実行する」のオプションが設定されている場合は、この限りではありません。 |
バックアップ先検索用パスワード |
検索用パスワード |
ネットワーク経由で他のTeraStationの共有フォルダをバックアップ先にしたい場合に入力します。他のTeraStationで共有フォルダに設定したバックアップ検索パスワードを入力します。入力しない場合、認証用パスワードを設定した共有フォルダへのバックアップはできません。
※バックアップ元TeraStationに入力できる「バックアップ先検索用パスワード」は一つのみです。
※「バックアップ公開用パスワード」が異なる共有フォルダを、同時にバックアップ先として設定することはできません。
※「バックアップ先検索用パスワード」を入力によるバックアップ先共有フォルダの検索は、バックアップ元以外の別のTeraStationにのみ有効です。
■設定手順
1.バックアップ先のTeraStationの設定画面にて共有フォルダのそれぞれに、「バックアップ公開用パスワード」を設定します。
2.バックアップ元TeraStationのバックアップ設定時、バックアップ先として表示させたい共有フォルダに設定した「バックアップ公開用パスワード」と同一のパスワードを「バックアップ先検索用パスワード」に設定します。
3.バックアップ元TeraStationにて、バックアップ設定を行います。
バックアップ先共有フォルダは以下より選択することができます。※
・バックアップ元TeraStation内の共有フォルダ
・バックアップ元TeraStationに接続されているUSBハードディスク
・バックアップ先TeraStation内の「バックアップ公開用パスワード」が設定されていない共有フォルダ
・バックアップ先TeraStation内の「バックアップ公開用パスワード」が「バックアップ先検索用パスワード」と一致している共有フォルダ
※共有フォルダ設定時に公開先として「バックアップ」が有効になっている必要があります。
■設定例
バックアップ先TeraStationの設定 |
共有フォルダ名 |
share1 |
share2 |
share_free |
バックアップ公 開用パスワード |
111 |
222 |
なし |
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バックアップ元TeraStationの設定 |
バックアップ元TeraStationの「バックアップ先検索用パスワード」に
「111」と設定した場合に表示されるバックアップ先共有フォルダ |
表示 |
非表示 |
表示 |
バックアップ元TeraStationの「バックアッ プ先検索用パスワード」に
「222」と設定した場合に表示されるバックアップ先共有フォルダ |
非表示 |
表示 |
表示 |
パスワードを入れない場合に表示されるバックアップ先共有フォルダ |
非表示 |
非表示 |
表示 |
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バックアップタスク編集
バックアップ設定画面でタスク番号をクリックすると表示されます。
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タスク番号 |
バックアッップ設定画面に表示されているタスク番号です。 |
バックアップ実行スケジュール |
確認のため再度入力します。 |
バックアップ実行日 |
バックアップを実行する曜日を選択します。 |
バックアップ実行時刻 |
バックアップを実行する時刻を選択します。 |
バックアップ動作モード |
バックアップ動作モードを下記から選択します。
・通常バックアップ
・上書きバックアップ(完全/増分バックアップ)
・上書きバックアップ(完全/差分バックアップ)
・上書きバックアップ(増分バックアップ)
・上書きバックアップ(差分バックアップ)
※「上書きバックアップ(差分)」を使用した場合、コピー元に存在しないコピー先のファイルは削除確認画面もなく削除されます。必要なデータを消失しないようご注意ください。
※通常バックアップ以外の動作モードはデータをバックアップ先に全て上書きします。必要なデータを消失しないようご注意ください。
※バックアップ実行中に、バックアップ元フォルダ内のファイルを操作(ファイル名の変更/削除など)しないでください。操作するとバックアップがエラー終了することがあります。
それぞれの動作モードでの動 作の内容は下記の表の通りです。
バックアップオプションで[バックアップ元が識別可能なフォルダを作成する]を
選択したかで動作は大きく異なります。
※バックアップ先フォルダを「/target」とした場合の例で説明しています。
・USBハードディスクにバックアップした場合、下記の「target」は
「usbdisk*」と表示されます。
*には1~2の数字が入ります。
・TeraStationにバックアップした場合、下記の「target」は
バックアップ先共有フォルダ名が表示されます。
・バックアップログはバックアップ元フォルダ内に以下の名前で
作成されます。
backuplog(バックアップタスク番号)_(バックアップ開始時刻).txt
例 2004年3月27日19時55分の場合、”
backuplog1_200403271955.txt”が作成されます。
※バックアップモードが、『上書き(差分)』、
『上書き(完全/差分)』設定時、バックアップの設定内容に
よってはバックアップ先のデータを削除する場合があります。
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バックアップ元が識別可能な
フォルダを作成する |
バックアップ元フォルダ |
バックアップ先フォルダ・結果 |
備考 |
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■通常
(毎回全てのファイルをバックアップを上書きしないでコピーする) |
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作成する(強制) |
/share |
/target/(日時)*1/share |
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/share/folder |
/target/(日時)*1/share/folder |
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■上書き(完全/増分)
(バックアップ実行時に毎回全てのファイルを上書きコピーする) |
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作成する |
/share |
/target/_backups/share |
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/share/folder |
/target/_backups/share/folder |
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作成しない |
/share |
/target |
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/share/folder |
/target/folder |
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■上書き(完全/差分)
(バックアップ実行時に毎回全てのファイルを上書きコピーする)
※バックアップ先にのみ存在するファイル/フォルダは
削除されます。 |
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作成する |
/share |
/target/_backups/share |
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/share/folder |
/target/_backups/share/folder |
*3 |
作成しない |
/share |
/target |
|
/share/folder |
/target/folder |
*3 |
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■上書き(増分)
(ファイルサイズ/タイムスタンプ*2に変化のあるファイルのみ
上書きコピーする) |
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作成する |
/share |
/target/_backups/share |
|
/share/folder |
/target/_backups/share/folder |
|
作成しない |
/share |
/target |
|
/share/folder |
/target/folder |
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■上書き(差分)
(ファイルサイズ/タイムスタンプ*2に変化のあるファイルのみ
上書きコピーする)
※バックアップ先にのみ存在するファイル/フォルダは
削除されます。 |
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作成する |
/share |
/target/_backups/share |
|
/share/folder |
/target/_backups/share/folder |
*3 |
作成しない |
/share |
/target |
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/share/folder |
/target/folder |
*3 |
*1 日時には、バックアップ開始時刻を、yyyymmddhhmm形式で作成
されます。
例 2004年3月27日19時55分の場合、フォルダ名は"0403271955"
と表示されます。
*2 ここでの「タイムスタンプ」とはWindows、Macintoshから確認が
できる時刻情報ではなく、
TeraStationが管理している時刻情報です。
*3 バックアップフォルダより上の共有フォルダ内でのファイルの
差異が合った場合は、ファイル削除されることはありません。 |
バックアップオプション |
[バックアップ元が識別可能なフォルダを作成する]
バックアップ動作モードで選択した項目によって動作が大きく異なります。動作モードに記載の表をご参照ください。
[暗号化転送を使用する]
バックアップする際データを暗号化して転送するかしないか選択します。
※暗号化を有効にするとスループットが低下します。
※バックアップ先がUSBハードディスクの場合、選択しないでください。
[圧縮転送を使用する]
バックアップする際データを圧縮してから転送するかしないか選択します。
※ネットワーク経由でバックアップをするときに、ネットワーク帯域がせまい場合
に、圧縮転送すると転送速度が向上することがあります(データを1つのアーカイブにしてバックアップするわけではありません)。
※バックアップ先がUSBハードディスクの場合、選択しないでください。
[バックアップログファイルを作成する]
バックアップのログファイルを作成します。
[エラー終了した場合も強制的に次回バックアップを実行する]
エラー終了していても、次回のバックアップを実行します。 |
バックアップタスク対象フォルダ
バックアップ設定画面で
タスク番号をクリックすると
表示されます。
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バックアップ対象フォルダ |
バックアップ元とバックアップ先の共有フォルダを選択し[バックアップ対象の追加]をクリックします。
バックアップ先共有フォルダは、 以下のフォルダを選択することができます。
・[TeraStation一覧]で表示されるTeraStationの共有フォルダ
・バックアップ元TeraStationに接続されているusbdisk1、usbdisk2
※フォルダ名に半角カタカナを含むフォルダをバックアップ元フォルダとして指定しないでください。含まれる場合、バックアップはエラー終了します。 |
TeraStation 一覧 |
Tera/
LinkStation一覧 |
ネットワーク上にある TeraStation/LinkStation(※)の一覧を表示します。
[更新]をクリックすると一覧を最新の情報に更新します。
各TeraStation/LinkStationのIPアドレスをクリックすると、WEB設定画面を表示させることができます。
※注意:ネットワーク経由のバックアップに対応したTeraStationのみ表示されます。 |
検索対象
アドレス |
Tera/
LinkStation 手動検索対象 |
一覧に表示されない TeraStation/LinkStation(※)があった場合、または異なるネットワークにある
TeraStation/LinkStation(※)を追加する場合は、TeraStation/LinkStation(※)のIPアドレスを入力し、[検索対象の追加]をクリックします。追加した
TeraStation/LinkStation(※)を選択し[検索対象IPアドレスの削除]をクリックすると、登録を削除できます。
※注意:ネットワーク経由のバックアップに対応したTeraStationのみ登録することが可能です。 |