メッセージ

About BUFFALO - Message

For The Team Buffalo
“一致団結”して
一人では出せない力を発揮する、
これがバッファローの企業文化。
株式会社メルコホールディングス 
代表取締役社長 牧 寛之

4つの理念”メルコバリュー”
バッファローをはじめとしたメルコグループ傘下企業が成長を遂げていく、
その基となる4つの理念をメルコバリューと言います。
この理念は、私をはじめすべての社員における行動指針であり、
創業者である牧誠の「心」が込められているものです。

まず「千年企業」。文字通り、千年続いていく会社に我々がしよう、事業を次世代につなぎ続けて永続的な成長を実現しよう、という意味です。目先の利益ももちろん疎かにはできませんが、オーナー系企業だからこそできる長期的な視点に立ったビジネス展開を常に心がけています。たとえ明日は利益が出なくとも、10年後には成果が上がる…そうした長いレンジで取り組み、行動できる体制を築くために、何よりも人材教育をはじめとした将来への「投資」を実践しています。

「顧客志向」を貫きお客様のより良い社会生活の実現に貢献。仮にメーカーがどんなに機能的に優れた商品を出しても、ユーザーが真に必要としているものでなければ何の意味もありません。バッファローでは本当にお客様の視点に立って「より良い社会生活に資する」商品・サービスを作ることに心血を注いでいます。たとえばポータブルハードディスクという商品。ハードディスクドライブはもともと重たい3.5インチサイズをAC電源で使う、据置き使用前提の商品でした。バッファローがPCのバスパワーを使ってAC電源レス化し、さらにポータブル化したのが現在世界中に普及しているポータブルハードディスクの発端です。「ノートPCはAC電源レスでどこでも使えるのに、ハードディスクにはAC電源が必要。ハードディスクもAC電源レスになれば気軽に持ち運んで好きな場所で使えるのに。」という顧客ニーズを掴み、「もっと便利に、もっと快適に」の視点を持って開発しなければこうした商品は生まれてこなかったでしょう。また、ごく一般的な商品としてここまで世の中に普及することも無かったと思います。こうした「顧客志向の喜び」を共有できる人たちと一緒に働いていきたいと考えています。

その一方、考え抜いてチャレンジした商品にも、「売れる、売れない」が必ずついてまわります。なぜなら、市場は常に変化していくからです。そこで「変化即動」、つまり市場の需要や顧客ニーズの変化に合わせてすばやく動くということ。ビジネスの「速度感」を重視しています。市場競合先で打ち勝つためには他社に先んじてスピーディーに動き、市場の機微を見てすぐさま見直そうとする姿勢を徹底しています。

そして仕事を進める上で大切にしているのが「一致団結」、チームワークでビジネスするだけでなく、志と情熱を共有して事業にあたるということです。仕事では一人ひとりの活躍ももちろん重要ですが、個人の力にはおのずと限界があります。同じ志をもった仲間と協力・団結し、1+1=3の相乗効果を発揮していく、そうした心を何より大切にしています。成功したらその喜びを仲間と分かち合い、失敗したらその痛みや反省をみんなで共有していこうとする意志、それがバッファローの企業文化ともなっています。

言いたい事が言え、
リスクを恐れず前へ進める体制

社長を拝命した際、あらためて決意したのが「集団の力で打ち勝って行こう。全員でリスクを背負う覚悟で挑もう。そして全体の長期的発展のために一番よい案を選択して実行していこう」という考え方でした。たとえば同じ会議を行うにしても、常に「ホンネを言える会議」にしたい、話し合ったその結果をカタチにして市場に提供していく、失敗のリスクは担当だけに背負わせず、私をはじめとした組織全体で背追う体制を築きたい、こうした新しい体質のもとでみなさんと新しいチャレンジを展開したいと思っています。

同時に私自身が社内では若手だったということもあり、世代間のバリューチェーンを構築しました。要職にある社員に後継者の選出を依頼し、候補者を早期に指名して覚悟を決めてもらう、そして若いうちから経営全体に関われる体制を作っています。若いうちに色々な苦労と経験を重ねて、早く事業全体が見渡せるポストに就いてほしい…そうした社員のステップアップの糧ともなるのが、年齢性別関係なくお互いがお互いをカバーし、高め合うチームプレイだと思うのです。だからたとえITの知識に詳しくなくても、こうしたチームワークの中でエンジニアと役割分担しながら自分の得意分野を発揮できる。こうした環境で「自分を活かしたい」「自分の活躍する場面がほしい」という方にはぜひ入社してほしい。チームの中で自分を育てられる職場だと思います。

一致団結の上に実力主義が待っている
こうした一致団結の原則の上に「実力主義」を徹底しています。たとえば最近では社長賞を20代前半の若手社員がとった例もあり、男女、年齢、経験は関係なく、実力を発揮した人とそれを陰で支えた人たちを含めたチームを評価するという考え方です。個人の実力に限らず、チームや組織のパフォーマンスを最大化してくれた社員、あるいは献身的に組織に貢献してくれた社員を最も大切にしています。こうして社員みんなのモチベーションを高めた上で、「高付加価値=1人当たり利益の高い会社」を作ること、そしてそれを適切に配分することで、社員とその達成感を共有していきたいですね。

実力主義の一環として、バッファローでは性別やキャリアに関係なく、仲間と一緒になって実力を発揮できる環境を用意します。

また、海外では法人向けの高付加価値商品・サービスにマトをしぼって展開しています。新しい領域が拡大しているため、海外販売会社の幹部はすべて30代後半から40代前半です。若手スタッフやこれから入社されるみなさんと共に世の中でいまだ試されてない、新しいビジネスモデルにチャレンジしていきたいと考えています。

※株式会社メルコホールディングスは、株式会社バッファローの純粋持株会社です。