2014年入社
文化創造学部 卒
法人マーケティング部
三年間のアメリカ留学でマーケティングを学ぶ。留学時代に異国の地に立つ日本企業の看板に誇らしさを感じ、友人の間で日本の電化製品が話題にあがると嬉しくなった。「モノづくりに関わる仕事をして日本の技術力を世界に広めたい」とバッファローを志望した。
法人マーケティング部は、主に学校や企業などの法人のお客様向けの製品企画を担当する部署だ。その中でもWi-Fiルーター、ハブ※、アクセスポイント※などのネットワーク製品の企画を担当する部署に所属している。文系出身のため技術的な知識での苦労も多いという。
五年間の法人営業経験を経て、念願のマーケティングに異動したばかりの頃だった。法人向けアクセスポイントの管理システムの新プロジェクト担当に任命されたのだ。
プロジェクト始動時は、アクセスポイントの管理者が現状どのように管理をしているかさえ分からず、どのような機能を付加すればいいかは分からなかった。そこでまずは、現状把握のための調査を始めようと心を決めた。調査対象は、バッファローの法人向けアクセスポイントを学校や施設などのユーザーに販売している全国の販売代理店だ。およそ40社をピックアップし、販売店がどのような課題を感じているのか、全国各地にヒアリング行脚を行うことになった。
各々の販売店にどんなユーザーがいて、日々どんな問い合わせが来て、どんな対応をしているのか…毎日の仕事を細かく聞きながら、ヒントを探した。全国を回って何度も同じ質問を繰り返す日々はハードだったが、ヒアリング行脚が終盤に差し掛かったころには光が見え始めた。
各々の販売店が共通で感じている課題の存在が、ぼんやりと形になり始めたのだ。当然だが、いくら高性能のアクセスポイントでも何かのきっかけで不具合が生じてしまうのは避けられない。その結果起こるのは「なぜか繋がらない」という、ユーザーから販売店への漠然とした問い合わせだ。では「なぜか」とは、いったい何なのか。それを突き止めるために、ユーザーも販売店もストレスを感じていたのだ。
バッファローのアクセスポイントがユーザーにもたらすネットワーク環境は、日々の仕事や生活を便利に、快適にする。しかし不具合が起きた際に評価が180度変わる。急にWi-Fi接続が途絶えた瞬間に『生活を豊かにする高性能装置』は『得体のしれない厄介者』にすり替えられてしまう。メーカーとして、正常に作動している時だけ快適であれば良いという考え方は、きっと違うのだ。もし、不具合の原因をユーザーに伝えられる新機能を付加できれば、新たな価値を創出できることは間違いない。
数カ月後、出来上がった完成品を持って販売店に案内して回った。そこで聞いたのは「こういうのが欲しかった!」という言葉だ。これだけ、マーケティング冥利に尽きる瞬間はない。
8:30
出社机の片づけ、社内掲示板の確認をします。
9:00
朝礼当日の予定、タスクの確認をします。
9:10
メールチェックお客様、営業部門の問い合わせや案件への対応、開発部門に新製品について連絡をします。
10:00
営業部門との価格調整営業部門と製品の卸し価格について調整します。
11:00
新商品立案資料作成市場調査、販売データ等から新規製品のマーケティング資料を作成します。
12:00
昼休憩・昼食
13:00
販促ツール内容確認カタログ、マニュアル、チラシなどの内容確認をします。
16:30
営業部門との価格調整営業部門と製品の卸し価格について調整します。
17:00
メールチェックお客様、営業部門、開発部門などに案件、起案の連絡をします。
17:45
退社