2017年入社
経営学部 卒
コンシューマ第二営業部(※当時)
中学生の頃から家電好きで、カタログを見ては製品分析に熱中した。就職活動で考えたのは、自分の“好き”を仕事にすること。中でもモノづくりの上流から関わることができ、一人の社員の裁量が大きいバッファローを選んだ。
コンシューマ営業部では、家電量販店に対して一般消費者向け製品の提案を行なっている。家電量販店の本部バイヤー様との商談をメイン業務に、各店舗を回る店舗営業から売場動向などの情報を集め、店舗の販促キャンペーンを企画するなど、販売活動の上流から現場まで一気通貫で担う。
入社3年目、家電量販店への営業担当になった。年間取引額は十億円を超える。毎日、数時間に一度はバイヤー様と電話で相談を重ねる。バイヤー様とバッファローの営業担当の関係性は、小売業者とメーカーの枠を超えた深い協力関係がある。
例えば新製品の納品数に関しても、こちらから販売計画を提案し、バイヤー様と意見交換しながら検討する。販売計画には旧モデルの売上傾向から導き出した予想販売数や、日頃から各店舗の売り場を回っているバッファローの店舗営業からの情報を基に作成した、店舗ごとの動向データを盛り込む。家電量販店の在庫負担を減らしつつ、最終的に多くのエンドユーザーに手に取ってもらうため、欠品を出さない納品数を共に考える。
特に力を入れているのは販促キャンペーンの考案だ。担当の家電量販店の立地、客層、店舗スタッフの特性を考慮し、独自の販促キャンペーンを提案する。バイヤー様の話、店舗営業の情報、何気ない世間のニュース、全方向からヒント探す。
以前、他の家電量販店と比べ大幅に売上を伸ばした販促キャンペーンがある。新作ゲームソフトと外付けSSD※のセット販売だ。ゲーム好きの人が家庭用ゲーム機に外付けSSDを接続して読み込み速度を高速化し、快適なゲーム環境を作っているという情報がヒントだった。バイヤー様と相談し、店舗スタッフが接客力に優れていることも分かっていた。店頭でお客様へ、家庭用ゲーム機と外付けSSDを併用するメリットについてアピールできる。こうした予測のもとに実施したキャンペーンが的中したのだ。
※SSD|半導体を使用した記憶装置。HDDと比べて書き込み速度が速い。
家電量販店における販売戦略は、競合メーカーのシェアを奪うことではない。他社製品も含めた市場全体のニーズ拡大だと思っている。
そのために実施した販促キャンペーンに、バッファロー主催の店舗対抗売り場コンテストがある。各店舗で独自に売り場をつくってもらい、販売好調な店舗を表彰した上で全店舗に展開する。狙いは二つ。魅力的な売り場でお客様の興味喚起を行うこと。店舗スタッフの方々に売り場づくりの楽しさを知ってもらい、販売力を向上させること。実行には多くの人の協力が必要だったが、全員の力を集めてやり遂げることができた。
おかげさまで、担当の家電量販店も、バッファローの販売台数も昨年を上回る数字が出せている。これからも共に成長を目指す仲間として、関係を深めていきたい。
8:30
出社業務の準備、TODO管理をしつつ上司や同僚と他愛のない会話をして過ごします。
9:00
朝礼部全体→課内→係内の順に朝礼を行います。
営業部全体でのミッションから担当個々がやるべきことをおさらいします。
10:00
受注・売上チェック日次や週次で更新される売上データをチェックします。
異常や気になったことがあれば、上司に相談したり、先方バイヤーさんに電話で確認を取ったりします。
10:30
出荷調整バッファローの人気商品は品薄になることもあるため、出荷担当者や他販売店担当者と相談しながら在庫をどう配分するか調整を行います。
11:00
店舗訪問担当している店舗を1~2店舗訪問し、売場の提案やメンテナンスを行います。
店員さんとのコミュニケーションの中で、現場でしか分からない微妙な変化をキャッチすることを心掛けています。
12:00
昼休憩・昼食店舗訪問の間を縫って休憩は取ります。
主に訪問先近隣の飲食店で食事を取ります。
13:00
訪問再開・帰社し営業日報入力営業日報に訪問状況記入し、上司・同僚に結果や店舗状況を共有します。
17:00
本部商談資料作成店舗訪問で得た情報も踏まえて販売店本部商談用の資料を作成します。
19:00
退社1時間程度残業して退社します。