2015年入社
教育学部 卒
コーポレート営業部
幼い頃からPCやカメラが好きで、やがてPCを自作するようになる。大学は文系に進んだが、モノづくりに関わる仕事がしたいという想いがあった。中でも、PC周辺機器のトップシェアメーカーであるバッファローを第一志望にした。
コーポレート営業部では、主に法人向け社内ネットワークシステムの構築事業を行う販売店へ営業をしている。中でも所属する係では、全国展開している販売店の統括本部に対する窓口を担う。
年の瀬を迎えた12月。私が担当する販売店から一本の電話が入った。
「B社に納品したNAS※が動かない!」
B社とは販売店が取引を開始した大口ユーザーで、全国250以上ある事業所にNASを納品したばかりだった。ところが納品したうちの30台が完全に停止してしまい、内部のデータが取り出せず業務がストップしているという。トラブルの緊急度は高い。
私はすぐNASの回収に動き、社内の複数の部門に協力を仰いで検証を始めた。幸いにして要因はすぐに判明した。後は的確な対処が重要だ。NASの改修と復旧を早急に実施し、トラブルが起きなかったNASに関しても全て改修を施した。
※NAS|ネットワークに接続して使用するストレージ。社内ネットワークなどに接続し、社員共用のファイルサーバやバックアップストレージといった用途に使用される。ネットワークアタッチトストレージの略。
迅速に解決できたことが評価され、バッファローが新たにリリースしたNASのクラウド管理システム『キキNavi』※の導入まで検討してくれるという。
発生した際には先が見えなかったが、関係者が一丸となって対応したことで解決できた。考えてみると、私の仕事は常に先が見えない状況から、一つひとつの取り組みを継続して結果に辿り着く仕事だ。販売店と協力しながら、製品の導入まで一年かけることもザラにある。ユーザーと契約できるか分からない中、手探りで進む仕事には苦労も感じる。だからこそ、結果を出せた時の喜びが大きい。
※キキNavi|インターネットを経由して遠隔地から複数のNASを一括して監視できるリモート管理システム。管理者側からメンテナンス用の簡易操作も可能。
今やバッファローのネットワーク製品は、オフィス、飲食店、公共施設など至る場所に導入されている。それは、広く普及しているために新市場の開拓が難しいということでもある。現在の私の最重要任務は、システム開発企業やソフトウェアメーカーなどの異業種とパートナーシップを結び、新市場を拓く協業プロジェクトを推進することだ。
新たなパートナーを見つけようと、ソフトウェア・教育・医療介護など多ジャンルの展示会を見学し、専門誌をチェックし情報収集のアンテナを張り巡らせている。すでにいくつかのプロジェクトも進行中だ。
バッファローの製品とまだ見ぬパートナーの技術が融合し、多様なモノやサービスが生み出される未来を夢見て、一歩ずつ進み続けている。
8:30
出社業務の準備、今日の予定確認、TODO整理をします。
9:00
朝礼社内コミュニケーションツールを使ってテレワークの同僚も交えて朝礼をします。
10:00
問い合わせ対応担当するお客様からの製品に関する問い合わせに対応するほか、個別に案件に関する相談をいただくので対応します。
12:00
昼休憩・昼食東京支社近くの店でランチをとります。
同期と一緒に行くことが多いです。
13:00
ミーティング課内ミーティング、案件進捗報告やTODOを共有します。
14:00
資料作成商談や挨拶回りで用いる資料を作成します。
15:00
案件後追い連絡バッファローの代わりにエンドユーザー様に販売していただくIT流通様に、エンドユーザー様とのやり取りの状況をヒアリングします。
16:00
取引先往訪orWeb打ち合わせ挨拶や新商品紹介、名刺交換等で繋がりを拡げます。
商談形式はお客様のご要望によって対面とWEBを使い分けていきます。
19:00
退社1時間ほど残業し、退社します。