会社のNASや外付けハードディスクがトラブルに……信頼できるデータ復旧サービスの選び方は?
2018.04.09
NAS(バッファローの商品名は「TeraStation」「LinkStation」)や外付けハードディスク(HDD)などのストレージに保存されているデータは重要な資産です。しかし、どんなに気をつけていても、ヒューマンエラーによる誤削除やシステム障害など、データ消失の危険は常に存在します。NASの場合、「ファイルにアクセスできなくなってしまった」ということもあるでしょう。万が一の事態が発生したときに頼りになるのがデータ復旧サービスですが、このサービスを提供する業者は数多く存在します。どのような基準でデータ復旧サービスを選べばよいのでしょうか。
信頼できるサービスを選ぶ
データ復旧サービスを選ぶ際にまず確認したいのが「信頼性」です。会社の資産である大切なデータを扱いますから、データ復旧には情報を適切に処理している業者を選ぶのが必須です。参考になるのは、一般社団法人日本データ復旧協会(DRAJ)に加入している業者かどうか。厳密な入会規則に則って信頼できる業者を選定していますので、参考の一つになります。BUFFALO(バッファロー)はDRAJ正会員であり、常任理事企業のアドバンスデザインとはグループ企業のため安心です。また、独自のプライバシー・セキュリティポリシーを採用しているところもありますので、文面を読み込んで、セキュリティ面でも問題なく運用されているかどうかを確認するのも良いでしょう。
柔軟に相談できるサービスを選ぶ
データ復旧サービスに依頼する前に、確認しておきたいポイントとして次のようなものがあります。
・診断・見積に料金がかかるか
・料金の支払い方法や追加料金が発生するか
・NASや外付けハードディスク(HDD)の受取方法
多くのデータ復旧サービスはWebサイトを用意していますが、これらの情報まで細かく記載していないケースも多くあります。まずは電話やメールなどで問い合わせてみるのも一つです。メールのほうが何を相談してどんな回答だったか、きちんと履歴が残るぶん、電話より確実かもしれません。
これらのポイントの中でも、特に料金に関しては要チェックです。業者によっては、データ復旧作業後に追加料金が発生するケースもありますので、金額見積が明瞭な業者のほうが安心して依頼できます。「データの診断や見積りは無料」というところなら、気軽に相談できますよね。また、ハードディスク(HDD)は衝撃に弱いもの。郵送よりもしっかりと梱包して自分で持ち込みたいという場合もあります。このようなときは、持込にも対応しているかどうか確認しておきましょう。
よく相談して慎重に選ぶ
大切なデータを取り戻すには、信頼できるサービスを選ぶことが大切です。今回紹介したポイントを参考に、気になることは窓口へすぐに相談して慎重に選ぶようにしましょう。