ご存知ですか?ハードディスクは壊れます
2018.06.21
ハードディスクは精密機器。不慮の事故や長期使用による劣化で、データを失う危険があります。データ消失のトラブルを避けるために、まずは故障の原因や危険な使い方を知っておくと役立ちます。
こんな時にハードディスクは故障します
ひとくちにハードディスクは故障するといっても、取り扱い方など、外部からの影響の結果で生じたさまざまな内部の不具合によって故障は発生します。

長期間の使用によりハードディスクの記録面や可動部分が劣化し、ハードディスクが認識されなくなったり一部が読み込めなくなることがあります。

動作中の転倒や落下などの衝撃により、記録面に傷がつきデータの破損や読み込み不良が起こることがあります。

動作中にケーブルを抜くなど、急な電源の喪失が起きると読み書き中のデータが破損したり、ハードディスクが認識しなくなることがあります。

濡れた手で触れたり飲み物等をこぼすと、ショートやサビを引き起こして電源が入らなくなったり、パソコンに悪影響をおよぼす恐れがあります。
過酷な環境での使用 」

動作保証温度を超える環境での使用や強い磁場での使用は異常な動作を引き起こし、読み込み不良等を起こすことがあります。

機器の分解・改造は故障の原因となるほか、火災・感電等の重大な事故を引き起こす可能性があるので厳禁です。
ハードディスクはデリケートな精密機器
ハードディスクは非常に複雑でデリケートな構造になっています。そのため、衝撃や振動は故障の原因になりやすく、機器の寿命を縮める可能性があります。また、データの記録は磁気を利用しているため、熱や磁気の影響でデータが消えることもあります。ハードディスクもデータと同じように大切に扱いましょう。
USBメモリーやSDカードもデータが消える?
USBメモリーやSDカードといったフラッシュメモリーは、衝撃に強くデータが消えにくいと言われますが、取扱方法によって、ハードディスクのようにデータが消える危険があります。例えば、フラッシュメモリーは書き込み回数に制限があり、激しい読み書きを伴う操作は劣化を引き起こします。
また、長期間放置した場合、データが揮発し消えてしまうことがあるのも注意すべき点です。
故障につながる危険な使い方を避ける
パソコンやハードディスクは、使い方によっては劣化を早めたり事故の可能性を高め、データの消失や早期の故障を引き起こす原因となります。

転倒や落下しやすい不安定な場所での使用。携帯時、揺れのある乗り物内での使用など。

濡れた手のままでの使用。水や液体が飛び散りやすい場所での使用。飲み物をそばに置いた使用。

保証範囲を超える温度環境での使用。磁石などの近くの放置。高温な駐車中の車内などへの放置。

筐体を開封・部品の取り変えなどの分解・改造行為。標準でない電源やケーブルの使用など。 ※機器によっては、分解を行ったものの使用は違法行為となります。
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※動作中のHDDの破損を防ぐものではありません。
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