社内でPCトラブル発生!担当者が事前に決めておくべき初期対応とは?
2018.03.07
オフィスでのPCトラブルは多々ありますが、社員に支給したパソコンやハードディスク、SDカードのデータを紛失したというケースが一番起こり得るのではないでしょうか。そうした場合、紛失した社員が慌てて対応して、さらに事態が悪化してしまう……ということは防ぎたいところ。
このような場合、マネージャーや情報システム担当者、総務など会社内で対策を事前に決めておくことがよいでしょう。ここではそのポイントをご紹介します。
①紛失した時点での「報・連・相」を徹底させる
データ紛失=過失と捉えて、それを連絡しづらいという環境だと、事態の把握が遅くなり取り返しのつかないことになってしまう、ということも考えられます。まずは、素直にトラブルを報告しやすい風通しの良い環境を作るということはもちろんのこと、データが消えた際に連絡すべき相手、相談をする先を社員に徹底しておくことが肝要です。この場合、直属の上司と情報システム担当者にメールで連絡するように決めておくと良いでしょう。
②データ紛失したデバイスを社員に触らせない
データ復旧はさまざまな業者がサービスを展開していますが、PCに不慣れな社員が自分で探そうとすると、信頼の低いところに頼み、最終的に復旧できなかったというケースも起こり得ます。ここはデータ紛失したデバイスを事故が起きたタイミングのまま、情報システム担当者が受け取り対応するのがおすすめです。
③紛失した時の状況を把握する
データ紛失した社員には、次に挙げることを報告してもらいましょう。
・紛失の日時
・紛失したデータ(ファイル)の内容
・デバイスの状態
まず事故が起きた日時によって、論理障害の場合は復旧にあたっての可能性の有無が判断できます。さらに、失くしたデータの内容によっては、他の社員がバックアップを取っていて、事なきを得るということもあります。ポータブルHDDやSDカードの水没などの物理障害だった場合でも、データ復旧サービスによりデータをとりもどせる可能性があります。
④依頼するデータ復旧サービスをあらかじめ決めておく
社員がデータ紛失をした場合に、あらかじめ依頼をするデータ復旧サービスを決めておくということも重要でしょう。メーカーが提供しているデータ復旧サービスなら、信頼性も高く、自社商品の構造をよく理解しているからこそ、データ復旧の確実性も上がります。もしデータ紛失した商品のメーカーがわからなかったり、データ復旧サービスを提供しているメーカーなのかわからなかったりする場合は、BUFFALO(バッファロー)のデータ復旧サービスに問い合わせてみましょう。バッファロー以外の他社商品も扱っているので安心です。