microSDメモリーカードが認識されない……まずやるべきことは?
2018.03.20
近年、パソコンに並んでさまざまなシーンで活用されているのがスマートフォンです。iOS機器(iPhone、iPadなど)はデータのすべてを内蔵メモリに保存していますが、 Androidスマートフォンやタブレットの場合、内蔵メモリだけでなくmicroSDメモリーカードにデータを保存することができます。このことでより多くのデータを保存できるようになります。
しかし、大容量のmicroSDメモリーカードを利用できるということは、 同時にそのカードにトラブルが発生する可能性があるということです。内蔵メモリと比較すると、microSDメモリーカードは自分で取り外したり挿入したりできるため、どうしても、破損や認識不良などのトラブルが発生しやすくなるのです。
まずはmicroSDメモリーカードのトラブルを防ぐために、
・頻繁に取り外したり挿入したりしない
・できるだけ衝撃を与えない
・取り外し/挿入などで触るときには、静電気発生に気を付ける
・接触面に直接触れない
といったことに注意しておきましょう。
microSDメモリーカードを取り出し、パソコンと接続してみる
スマートフォン/タブレットでmicroSDメモリーカードが突然認識されない、というトラブルが発生した場合は、まずメモリカードアダプターやメモリカードリーダーなどを利用して、パソコンに接続してみましょう。パソコンで認識された場合は、保存しているデータをパソコン側にバックアップします。Androidスマートフォン/タブレットでのmicroSDメモリカードトラブルの多くはデータの一部破損なので、パソコンで救出できる可能性が高くあります。データをパソコンにバックアップできたら、microSDメモリーカードを一度フォーマットして、再びスマートフォンへ挿入し、正しく認識できるか確認してみましょう。もし認識されたら、microSDメモリーカードへバックアップデータを戻し、改めて問題なく動作できるか、確認しましょう。
パソコンでも認識できなければ、データ復旧サービスへ
パソコンに接続しても、microSDメモリーカードが認識されない場合は、メモリーカード自体にトラブルが発生している可能性が高くなります。この場合は、バッファローのデータ復旧サービスに申し込むのがおすすめです。思い出の写真や動画など、大切なデータを救出できる可能性があります。このとき、microSDメモリーカードがバッファロー製かつ保証期間内であれば、軽度の論理障害なら無料でデータ復旧できるのもうれしい点です。