
- 本記事は2025年10月23日に「GIZMODO」で掲載されたものを転載したものです。
スマートフォンは写真も動画も音声も保存できるし、大量の音楽を入れておけばいつでも聞ける、魔法のデバイス。楽しくてついついいろんなデータを保存してしまいます。
でも、そんな楽しい気持ちが一気に冷める瞬間があります。
“ストレージの空き容量がありません”
そう、調子に乗って大量のムービーを撮りまくったりしていたら現れる、あの警告。「やっぱり、もっと大容量のスマホを買っとけば」と後悔しても後の祭りです。そもそも、大容量ストレージのスマホはお高いので買えないという懐事情もあり、さらにブルーな気持ちに。
ああ、もっとストレージがあればなぁ。いや、お金があれば解決できるか…。そんなことで悩んでいる貴方。いい解決方法、教えます。
それは、バッファローの「SSD-SDHU3シリーズ」を使うこと。
高いスマホを買う必要もありませんし、毎月毎月クラウドサービスにお金を払う必要もありません。そんな夢のハッピーライフを実現するバッファローのSSDのレビューをお届けします。
このSSD、コイン2枚分の重さです

SSD-SDHU3シリーズの最大の特長は、なんといってもその小型軽量ボディ。大きさは指先でひょいとつまめるほどのコンパクトさ。ほんとにSSDなのか疑わしいレベルです(ほんとにSSDです)。

そして、重さは約13g。500円玉2枚分です。これだけ小さければ、持ち運びのストレスはほとんどゼロ。
本体にはストラップホールがついているので、キーホルダー感覚でスマホに結びつけておいても良いかも。常に持ち歩くポーチに入れておいても、いざという時に役立つはず(軽すぎて、持ち運んでいることを忘れてしまいそうですが)。
しかも、マット塗装で手触りがいい上に、耐衝撃性能も備えているという隙のないボディとなっています。

もうひとつの特長。それはUSB Type-CとType-Aの二刀流仕様になっていること。
最近はType-Cが主流になっていますが、ちょっと前のPCではまだまだType-Aも現役。そんな混在環境でも、SSD-SDHU3シリーズなら問題なし。両方の端子がありますから。どちらでもいけます。

それだけじゃないんです。実はType-C端子のほうをよーく見てみると、端子の付け根がちょっと長くなっています。実はここがポイント。スマホケースを着けたままでも抜き差しができるようになっているんです。つまり、挿すたびにスマホケースを取り外す必要がないということ。
実際に試してみましょうか。


ほら、結構分厚いケースでも大丈夫。ちょっとしたことですけど、気が利いてますね。
スマホ・PCどっちでも使える USB Type-C/Type-A両対応 高速外付けSSD
- 各リンク先は250GBモデルです。最大2TB。
- 50音順で掲載。
専用アプリを使えば、写真・ビデオのバックアップが超簡単
SSD-SDHU3シリーズが一番実力を発揮するのが、スマホの写真とビデオのバックアップです。
スマホに直接挿せるので、PC不要。しかもUSB3.2(Gen2)対応で「読み込み:約1,050MB/s 以上」「書き込み:約950MB/s以上(2TB/1TB/500GBモデル)、約900MB/s以上(250GBモデル)」と高速読み書きができます。大量の写真や動画のバックアップもあっという間に終わります。USBメモリとの大きな違いですね。
しかも、iOS版・Android版のアプリとしてリリースされているバッファローの「写真バックアップ」アプリを使用すると、バックアップ作業がより簡単になります。SSD-SDHU3シリーズをスマホに挿すだけで、自動的に写真とビデオの差分バックアップや復元が可能。わざわざ手作業でコピーする手間が省けます。実際に試してみたところ、1.85GB分の写真とビデオのバックアップが2分40秒ほどで完了しました。



また、iPhoneの「Live Photos」の再生機能を保持したままバックアップができるのも特長。Live Photosはシャッターを切った瞬間の前後1.5秒ずつ(合計約3秒間)の動画と音声を記録する「動く写真」のこと。普通にバックアップすると、動画ファイルに変換されてしまいますが、「写真バックアップ」アプリを通すと、Live Photosのままバックアップが取れます。大切な思い出をそのままの形で保存できるって、ありがたい機能ですよね。
SSD-SDHU3シリーズが1個あれば、iPhoneで撮った写真をその場で友達のAndroidスマートフォンにコピーするなんてことも手軽にできますし、各OSの標準のファイルアプリを活用すればPC内の書類をスマートフォンにコピーするなんてこともできます。つまり、OSの壁を越えた「物理的AirDrop」なんです。
- ただし、「写真バックアップ」アプリを利用する場合は以下にご注意ください。
・iPhoneでバックアップしたものをAndroidに復元できません。
・AndroidでバックアップしたものをiPhoneに復元できません。
さらにWindows用アプリ「写真バックアップビューアー」を使えば、Windows PCに「写真バックアップ」を通して外部ストレージに保存したデータの閲覧・取り出しが可能。このSSD-SDHU3シリーズであればexFATでフォーマット済みなので、ケーブル不要で使えて、ストレスがありません。

スマホ・PCどっちでも使える USB Type-C/Type-A両対応 高速外付けSSD
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大容量スマホやクラウドサービスよりもコスパよし
SSD-SDHU3シリーズの市場想定価格は、2TBが3万980円、1TBが1万8480円、500GBモデルが1万2480円、250GBモデルが8,480円となっています。これって、かなりコスパがいいと思うんですよね。
たとえば、iPhone 17の256GBモデルが12万9800円、512GBが16万4800円。ストレージを256GB増やそうとすると3万5000円も必要になります。3万5000円あれば、SSD-SDHU3シリーズなら余裕で2TB追加が可能ですし、スマホを機種変してもストレージを引き継げます。
また、クラウドサービスと比較してもコスパのよさがわかります。
主要クラウドサービスの200GBあたりの平均月額は、およそ400円、1年で4,800円ほど。SSD-SDHU3シリーズは250GBが8,480円なので、1年10カ月使うと元が取れる計算に。
クラウドサービスは使い続ける限りずっと料金を払い続ける必要がありますし、解約した場合はクラウド上のデータはアクセスできなくなります。その点、SSD-SDHU3シリーズならば買い切りですし、データは手元にずっと残ります。クラウドも便利なサービスですが、長い目で見たとき、どちらがコスパがいいか一目瞭然です。
また、最近の物価上昇の波がクラウドサービスに来ないとは限らず…。ずっとそのお値段という保証はありません(実際、しれっと値上げしているクラウドサービスもありますね)。
スマホの容量不足でお悩みの方、大容量のスマホに買い換えたり、クラウドサービスに加入したりする前に、SSD-SDHU3シリーズと無料アプリ「写真バックアップ」を思い出してみて。きっとすべての容量不足が解決するから。
スマホ・PCどっちでも使える USB Type-C/Type-A両対応 高速外付けSSD
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