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壊れたパソコンのデータ復旧

2018.06.29

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壊れたパソコンのデータ復旧

パソコンが壊れたことで困ることは、パソコンが使えなくなることより、データが破損して大切な思い出や、仕事のデータが失われることです。ここでは、パソコンが壊れた時にまず確認すべきこと、一体どういう理由で壊れたのかを調べ、データの復旧や作業環境の復元をするために必要なことをご紹介します。

パソコンが壊れたと思ったときに確認するポイント

故障を解消するために確認すること

故障したかも?と思ったら、まず、その原因を知る必要があります。

①異音が聞こえるか

異常な音が聞こえる場合について、大きく分けて2つのケースがあります。

・ファンに何かが触れて音を立てている

内部にある様々なファンのどれかが、なにかと干渉していることが、音の原因になっています。まれにビデオカードのシールが剥がれて巻き込まれるなどのケースもあるので、デスクトップ型パソコンなど、ケースを開くことができるものであれば、一度中の状態を確認してみてください。

・ハードディスクになんらかの不具合が生じている

カリカリ、カカカなどの引っかかるような音がする場合、HDDが障害を起こしている可能性があるので、直ちにパソコンの電源を切ってください。古くなったHDDはヘッドやモーターが経年劣化で傷み、異音を立てることがあります。また、HDD内でデータ障害が発生し始めている場合は、何度も読み取りを行うため、リード音が頻繁に鳴って異音に聞こえることがあります。

②電源ランプは正常に点滅しているか(放電してみる)

電源ランプの点滅に異常がある、または点滅しないという場合、帯電による不具合の可能性があります。電源を入れたまま長時間使用していると、内部の回路や部品に電気が溜まってしまいます。このような帯電状態になっていると、動作が不安定になったり、電源が入らなくなったりすることもあります。

まず電源スイッチをオフにし、電源ケーブルや周辺機器などすべてを取り外してください。ノートパソコンの場合は、ACアダプターだけでなくバッテリーも外してください。その状態で90秒から180秒ほど放置し、電源ケーブル(ノートパソコンの場合はバッテリーも)、マウス、キーボードだけを接続し、電源を入れてみてください。

③ケーブルやコンセントは正しく接続されているか

意外とよく見落とされるのが、電源ケーブル類です。なんらかの原因で本体やコンセントから抜けていたり、電源のスイッチが切れてしまっていたりするケースが多々あります。

特に電源タップにスイッチがあることを知らず、電源ケーブルを動かした時などに無意識に触れてしまい、切れたことに気づかないことがあります。デスクトップパソコンには、パソコン本体のオンオフスイッチのほか、必ず電源本体のスイッチがあります。大抵は背面にスイッチがあるので、オフになっていないか確認してみてください。

④外付けHDDなど接続機器を一度すべて外して正常に動くか

周辺機器との相性が悪く、動作不安定や起動不能に陥ることがあります。このトラブルの多くは、OSのアップデートを適用したり、ドライバやソフトの更新をした直後に発生します。その場合は、マウスとキーボード以外のすべての周辺機器を取り外し、再起動します。

正常に起動するようであれば、一台ずつ周辺機器を接続し、不具合の原因になっている機器を特定することができます。

修理に先立って確認しておくこと

修理が必要な故障が見つかった場合、修理と復旧にはそれなりに費用がかかります。受けられる保証の内容と、保証期間を含めて確認しましょう。

①故障はどうして起きた?

まずは、誰が、どうして、どういう理由で故障したのかを明確にしましょう。
故障の原因によって、全額が実費負担になることもあります。自分で落としたり水没させたりした場合は、特別な保証や保険をかけていなければ、修理にかかる費用は基本的に自己負担となります。

逆に自然故障の場合、初期不良は無償交換。また輸送中の故障の場合、輸送を担当した会社の保険で修理費用が支払われることがあります。

②保証期間内かどうか

メーカー品の場合、1年ないしオプションで2・・3年程度の保証期間内の故障であれば、無償かある程度までの費用負担で修理を受けることができます。保証期間と範囲は保証書に記載されているので確認してみましょう。また、保証期間を過ぎていてもリコール対象になっていれば無償で修理を受けられることがあります。

③故障サービスやサポート窓口の有無

海外メーカーの場合、サポート窓口がウェブのメールフォームのみの場合もあります。故障サービスにかかる送料などもメーカーによって異なり、場合によっては高額になることがあります。
メーカーによってパソコンも個性があり、同じ症状でも対処法が違う場合があります。カスタマーサポートの窓口がある場合は積極的に利用し、症状を相談しましょう。

あなたの故障はどれにあたる?

①起動しない、電源がつかない

電源ケーブルが抜けていたり、スイッチが切れていたりしないか確認してください。ケーブルを外した状態で放電し、再度電源を入れてみてください。もしこれで解決しなければ、内部部品の故障の可能性が高いです。

BIOSまたはUEFIが起動に失敗しているか、ハードディスクが物理的な障害を起こし、読み込みエラーを起こしています。何度も電源を入れ直したり再起動したりは禁物で、特にカリカリやカラカラという音がする場合、ハードディスクに障害が発生しているので、すぐにデータ復旧会社に相談してください。

②ブルースクリーン画面が出る

ブルースクリーンの原因は、ソフトとハードの両面で大きく分けて3つあります。

・メモリの故障

比較的初期不良で発覚しやすいのが、このメモリの故障です。
メモリを1枚だけ残して起動してみることで、故障したのがどのメモリなのか、またはメモリスロットなのかを切り分けることができます。接触不良であれば挿し直せば解決しますが、メモリやスロットの故障の場合、買い替えまたは修理対応が必要です。
代表的なコード:0x0000001E、0x0000002E、0x000000F2

・ハードディスクの故障

HDDはパソコンのパーツの中では壊れやすいパーツの一つです。何らかの原因で故障し、読み込みにエラーが発生すると、アプリケーションが正常に動作せず、ブルースクリーンが表示されます。HDDの故障は、内部のデータが消えてしまう危険がありますので、HDDから異音が聞こえる場合は、それ以上パソコンを使用するのは中止し、電源を切ってください。
代表的なコード:0x000000ED、0x000000F4、0x0000007B、0x0000007A

・WindowsやmacOSの故障

OSそのものに問題が発生していることもありますが、多くの場合、あとからインストールしたアプリケーションやドライバが問題を引き起こしていることもあります。
直前にインストールしたアプリケーションやドライバを削除し、再起動してみてください。それでもブルースクリーンになる場合、セーフモードで起動して、システムの復元を試みます。
Windows 10の場合、「Shift+再起動」>「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ設定」>再起動>「セーフモードを有効にする」
代表的なコード:0x00000024、0x000000CE

③エラーメッセージが表示される

エラーメッセージは故障原因を判別する上で重要な手がかりになります。
エラーコードやメッセージの内容に、最終的にどこでエラーが起きてパソコンの動作に支障が出たのか表示されます。
メモリ不足やDLLの故障、プログラムの異常動作など、場合によって異なりますので、必ずスクリーンショットを撮っておいてください。これは故障修理サービスに出す場合にも、大切な情報です。

壊れたパソコンのデータを取り戻すには

症状を把握し、データ復旧会社に相談するのがおすすめ

パソコンの故障は複合的な原因が大半です。一つ一つを自分で対処してある程度復旧することができても、エラーが頻発し続ける状態では一つの復旧作業が新たなエラーの原因になりかねません。最終的にデータもパソコン本体も完全な復旧が不能になり、データ復旧会社に依頼しても完全な修復が難しい状況に陥ることがあります。ある程度の症状を把握したら、自分で復旧を試みず、データ復旧会社に症状を説明して状態を確認してもらいましょう。

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