リモートアクセス用語集
リモートアクセスイメージ図

  VPN(Virtual Private Network)
 

公衆のインターネットにトンネル(秘密の通路)を作りデータを通すことで、自分専用の回線を作る技術です。
通信は暗号化されていますので、盗聴や改ざんのといった心配も不要です。
また、安価なブロードバンド回線で使えるで、値段の高い専用線を使うよりぐっと手軽にデータのやりとりができます。

  リモートアクセス
 

離れた場所からのデータのやりとりにEメールが多用されますが、添付できるデータのサイズに制限があるため、あまり大きな容量のデータは送れません。
「リモートアクセス」ならパソコンをVPNでつないでデータを送受信することになるので、容量は事実上無制限、しかも即時にデータをやりとりできます。たとえば外出先から留守宅のパソコンに接続してファイルを転送することもできます。
単純なファイルのやりとりだけでなく、接続先のLAN(ネットワーク)につながるので、ネットワークハードディスクを利用したりプリンタを使ったり、設定次第では会社のイントラネットなども外出先から利用することができるようになります。

  リモートデスクトップ
 

リモートアクセスでつないだ先のパソコンのデスクトップ画面を手元のパソコンに表示して、離れた場所から操作することができます。つまり自分がどこにいても、手元のパソコンがインターネットにつながってさえいれば、自宅のパソコンが自由に使えるのです。データの移動などはもちろん、様々なアプリケーションソフトも実行できます。
操作される側のパソコンとしてはWindowsXP Professional Edition/Windows Server 2003などのOSを搭載していることが必要ですが、他のOSの場合でも別途VNC※などのフリーソフトや市販のユーティリティなどで実現可能です。
また、 操作する側はほとんどどんなパソコンでもOK、(WindowsXPなら標準で、98/2000/Me/NT、さらにはMacintoshの場合でも追加機能として用意されています)追加費用なしで使用することができます。

VNC:AT&T ケンブリッジ研究所で開発されたソフトです(リンク先は英語ページ)。

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  ダイナミックDNS
 

リモートアクセスで接続する場合にはつなぐ先のネットワークの「グローバルIPアドレス」を指定する必要があります。
しかし一般のブロードバンド回線の場合はつなぐたびに違ったグローバルIPアドレスが割り振られるため、接続するためには別途固定IPサービスの契約をしなければならないことになる。
「ダイナミックDNS」は、この変化するグローバルIPアドレスを指定したアドレス(URL)に変換するサービスです。
常に同じアドレス(しかもわかりやすいURL)で接続できるので、簡単な操作で快適にリモートアクセスをすることが可能になります。
バッファロー ダイナミックDNSサービス」は安価で登録も簡単、リモートアクセスを手軽に実現できます。

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