法人向けスイッチ商品をお使いのお客様へ ファームウェア改版による仕様変更のお知らせ
重要なお知らせ
平素は弊社商品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
法人向けスイッチ商品について、セキュリティー強化のため2025年10月21日リリース予定のファームウェア Ver.1.7.1およびWLS-ADT Ver.4.5.9で、重要な仕様変更を実施する予定のため、変更内容をお知らせいたします。
また、ファームウェアをVer.1.7.1以降のバージョンへ更新すると管理パスワードの変更を行うまで各種設定変更が行えなくなるなどの影響を受ける場合がございますので、該当するお客様は事前に設定変更などのご対応をいただきますようお願いいたします。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。
対象商品名
BS-GS2108
BS-GS2116
BS-GS2124
BS-GS2148
BS-GS2108P
BS-GS2116P
BS-GS2124P
BS-GS2124P/HP
WLS-ADT
WLS-ADT/LW
変更に伴う対応のご案内(サマリー)
対象となるお客様 | 対応内容 | 詳細 |
---|---|---|
対象商品の管理パスワードが”password”という文字列である、または8文字未満のパスワードを設定されているお客様 | 管理パスワードを "password" 以外の8文字以上の文字列に変更してください。 | 変更内容① |
WLS-ADTをお使いのお客様 | WLS-ADTを最新版へ更新してください。 | 変更内容② |
ファームウェア自動更新機能を利用したくないお客様、 朝4時台に通信が切れると困るお客様 |
ファームウェア更新後、ファームウェア自動更新機能を無効に設定するか、時間帯を変更してください。 | 変更内容③ |
SNMP機能をお使いのお客様 | ファームウェア更新後に商品を初期化される場合は、SNMP管理インターフェース設定を有効に変更してください。 | 変更内容④ |
変更内容詳細
①パスワードポリシーの変更
Ver.1.71 未満 (従来ポリシー) |
Ver.1.71 以降 (新ポリシー) |
|
---|---|---|
管理パスワード設定範囲 | 1~32文字 | “password” (すべて小文字)以外の8~32文字 |
本仕様変更により、ファームウェア更新後に発生するお客様への影響は以下の通りです。
管理パスワードが新ポリシーを満たさない場合、本商品の設定画面でパスワード変更以外の操作ができなくなります。パスワード変更以外の操作ができなくなった場合でも、スイッチの動作が停止することはありませんので、運用は継続いただけます。
②WLS-ADTのバージョンアップ確認機能に関する変更
③ファームウェア自動更新機能追加
今後ファームウェアがリリースされた際に、自動的に最新ファームウェアに更新されるようになります。ファームウェアVer.1.7.1に更新後は自動更新が有効となっており、毎朝4時から5時の間に最新ファームウェアへの更新確認をいたします。ファームウェア更新後は、対象商品が再起動するため、通信が一時停止いたします。朝4時台の自動更新に支障があるお客様はファームウェア更新後に設定の変更をお願いいたします。
④SNMP管理インターフェース設定の初期値の変更
ファームウェアVer.1.7.1未満ではSNMP管理インターフェース設定の初期値は有効でしたが、Ver.1.7.1以降から無効に変更いたします。
Ver.1.7.1未満 | Ver.1.7.1以降 | |
---|---|---|
SNMP管理インターフェース (初期値) |
有効 | 無効 |
本仕様変更により、ファームウェア更新後に発生するお客様への影響は以下のとおりです。
ファームウェアVer.1.7.1に更新してもSNMP管理インターフェース設定が自動的に無効化されることはありません。ただし、商品の初期化を行った場合、SNMP管理インターフェース設定が無効となり、SNMPをご使用いただけなくなります。なお、WLS-ADTをご利用の場合、SNMPが無効だと、WLS-ADTでSNMPを使用する一部の機能が制限されます。
SNMPをご使用いただくお客様は初期化後に設定を有効に変更してください。
なお、セキュリティー強化の観点からSNMPをご使用いただく場合、SNMPのコミュニティ名は初期値から複雑な値に変更してご使用いただくことをおすすめします。
⑤ファームウェアのバージョンダウン禁止
ファームウェアVer.1.7.1へ更新後はVer.1.7.1未満のファームウェアに戻せなくなります。
本件に関するお問合せは こちらまでお願いいたします。