九里学園高等学校が新設のアクティブラーニング教室に バッファローの法人向け無線LANアクセスポイントを採用

お知らせ

40台以上のタブレットPCを同時に使える快適な通信環境を構築

メルコホールディングス(東・名6676)グループの中核企業 株式会社バッファロー(本社:名古屋市、取締役社長:井上 武彦、以下バッファロー)は、株式会社データシステム米沢(本社:米沢市、代表取締役社長:髙橋 孝二)と共に、学校法人 九里学園高等学校(山形県米沢市、理事長・学校長:九里廣志 以下九里学園高校)が今年度から新設したアクティブラーニング教室の無線LAN設置に参画。無線LANアクセスポイントとして、バッファローが製造・販売する法人様向け無線LANアクセスポイント「WAPM-2133TR」が採用されました。これにより、九里学園高校のアクティブラーニング教室において、40台のタブレットPCを同時に使ったICT授業が可能になりました。

九里学園高校は1901年に「九里裁縫女学校」としてスタートした、山形県内でもっとも古い私立高等学校です。1999年からは男子生徒を受け入れ、「九里学園高等学校」と学校名を変えて共学校になりました。国際教育には三十数年前から力を入れており、文部科学省が平成26年度から開始した新事業「スーパーグローバルハイスクール(以下、SGH)※」のアソシエイト校として山形県内で初の指定を受けました。高等学校等においてグローバル・リーダーの育成を図ることを目的とした同事業では、生徒が自らリサーチして問題点を探り、解決法を考えて報告するアクティブラーニング手法が不可欠です。九里学園高校ではSGHアソシエイト校からのさらなるステップアップを目指して、今年度からアクティブラーニング教室を新設。電子黒板と1人1台のタブレットPCを使ったICT授業に力を入れることになりました。

今回の無線LANアクセスポイント設置の目的は、1人1台のタブレットPCが同時に接続しても安定したネットワーク利用ができ、通信速度に偏りが出ないようにすることでした。アクティブラーニング教室には40台のタブレットPCが導入されましたが、一般的なWi-Fiルーターでは、多台数で同時にインターネットを使うような環境では、通信が不安定になる、十分な通信速度が得られないといった問題が発生し、授業に支障が出ることがあります。今後、さらにタブレットPCを増やしていく予定もあり、より良い無線LAN環境が必要となりました。

こうした条件を満たせる機種として、「WAPM-2133TR」が採用されました。選定された理由は2点あります。1点目は、5Ghz帯で2系統、2.4GHz帯で1系統の合計3つの帯域で同時通信が可能な「トライバンド」をサポートして、接続された端末を適切な帯域に分散させることができる点。2点目は、多台数の端末が同時接続していても、一部の端末で遅延が生じにくくなる「公平通信制御機能」を持っている点です。「WAPM-2133TR」には他にも、レーダー波の干渉があった場合にチャンネルを自動で瞬時に切り替える「DFS障害回避機能」も備わっており、これによってアクティブラーニング教室での通信環境を十分に整えることができました。

「WAPM-2133TR」導入によって、40台のタブレットPCを活用したスムーズなICT授業が可能になりました。また、九里学園高校では、複数の拠点をネットワーク接続してテレビ会議を行う「ハイブリッド・ワールドカフェ」という試みにも挑戦。生徒がビデオカンファレンスシステム「Zoom」を利用して、仙台の大学、台湾の学校と接続し、さらに海外からの留学生も交えて多国間をネットワークでつないだ会議を実施。ネットワークに大きな負荷がかかるビデオ会議においても、「WAPM-2133TR」が遅延のない快適な通信を提供できることが示されました。

九里学園高校では今後、アクティブラーニング教室のタブレットPCを80台に増やす予定ですが、「WAPM-2133TR」の通信環境であれば、新たな機器を増設することなく、快適な通信環境が利用できると考えられます。当初は英語学習を想定したICT機器の導入でしたが、他の教科でも積極的に活用されるようになっており、今後は校内の他の教室でもアクティブラーニングが行えるよう、ネットワークの整備を検討しています。

スーパーグローバルハイスクール:「高等学校等におけるグローバル・リーダー育成に資する教育を通して、生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的素養を身に付け、もって、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図る」ことを目的とした文科省が進める事業

国の文化財に指定された美しい木造校舎を持つ

アクティブラーニング教室にWAPM-2133TRを設置

九里学園高等学校について

学校法人 九里学園高等学校

(山形県米沢市、理事長・学校長:九里 廣志)

1901年に、九里とみ氏によって九里裁縫女学校として設立された、山形県でもっとも古い私立高等学校。1948年には米沢女子高等学校となり、1999年に男女共学になると同時に現在の九里学園高等学校と改名。教育理念は「人と共に生き、人のために生きる。」伝統のある学校でありながら早くからグローバルな視点を持ち、国際交流に力を入れる。スポーツ強豪校としても有名。

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