デリバリー保守パック 保守契約条項

この保守サービス契約条項(以下、本契約といいます)記載のサービスは、株式会社バッファロー(以下、当社といいます)が本契約に基づいて提供する、保守サービスの登録者である当社製品使用者または登録者の顧客である当社製品使用者(以下併せて、お客様といいます)に対して、当社が行うものです。本契約の当事者は当社とお客様となり、お客様は保守サービス提供に関する以下の条件を理解しこれに同意するものとします。

第1条(保守サービスの種類)

当社が本契約に基づいて提供するデリバリー保守(以下、「本サービス」といいます)は、ご契約いただいた、本契約第2条に定める当社製品(以下、「対象製品」といいます)が、万一故障発生した場合に、ご契約期間内は部品代や技術料等をお支払い頂くことなく本サービスを受けることができます。

第2条(保守サービスの対象)

本サービスの対象製品は、当社ホームページ(86886.jp/care1/)にて、ご案内する対象製品に限られます。

製品の保証書による無償保証の適用を受けられない場合には、本サービスの対象外とします。

本サービスは対象製品の交換または修理までとし、基幹業務、専用端末など対応製品以外の設定を必要とする設置は本サービスの対象外とします。

お客様のネットワーク環境での異常または不具合における切り分け作業については、お客様が行うこととします。

本サービスでは訪問による交換、修理、設置は行いません。

第3条(登録方法)

本サービスへの登録は当社所定のインターネット上の登録サイト(86886.jp/ptl/)にてお客様が必要事項を入力することによって行います。ただし、当社指定の「デリバリー保守パック登録シート」に必要な事項をお客様が記載した上で、当社に直接送付もしくはFAX送信いただいた場合には、当社がお客様に代わり、登録を行う場合があります。

当社はお客様が登録申請した対象製品に対して、当社が登録承認、登録完了のご案内を行い、本サービスを開始するものとします。なお、登録が完了しなければ本サービスの提供は開始されません。

以下のひとつに該当する製品に対しては、本サービスへの登録ができません。
(1)申込み時点で、製品保証書に記載されている保証期間が終了している製品、および、第14条の本サービスの提供期間の上限を超過している製品の延長契約。
(2)申込み時点で、製造中止となっている製品
(3)第2条(保守サービスの対象)で定める対象製品に該当しない製品
(4)対象製品購入より、60日を経過した場合
(5)すでに保守契約が締結済みの期間を同一または異種のサービスに変更する場合

日本国外、および当社が別途定める保守サービス地域外のデリバリー保守を申込むことはできません。

本サービスはデリバリー保守パック1パッケージにつきサービスを受けられる対象製品は1台です。

第4条(修理内容および旧部品等の取り扱い)

本サービスにおける修理内容および交換した旧部品等の取り扱いは製品保証書の保証契約約款によります。

第5条(故障情報の提供)

お客様は、保守依頼の際に保守依頼製品の使用環境・現象等の故障情報を提供しなければなりません。

第6条(デリバリー保守における設置場所の移転)

お客様は対象製品の設置場所を変更する場合、変更後の設置場所と変更日を7日以上前に、下記窓口にご連絡ください。
株式会社バッファロー 保守コールセンター TEL:050-3000-1496

第7条(保守料金)

デリバリー保守の保守料金および輸送に係る危険負担は以下の通りです。
(1)保守依頼製品の当社への送付は、お客様の責任と負担において行うものとし、当社からお客様への返送は、当社の責任と負担において行います。
(2)お客様は、消耗品ならびに別途当社が定める有償交換部品および本契約対象除外部分の修理または交換を行うことを当社に依頼することができます。
ただし、この場合、修理または交換のための部品代・技術料等の料金は、別途お客様の負担となります。
(3)保守の際、貸出中の機器(部品)の貸出期間を大幅に遅延した場合や、紛失又はお客様都合等で返却が困難な場合、貸出中の機器(部品)料金をご請求させて頂く場合があります。

第8条(デリバリー保守の範囲)

当社は、以下に定める内容と条件で、本サービスを実施するものとします。
(1)障害受付
お客様から障害連絡を頂きデリバリー保守が必要と判断できた場合、当社より代替機をお送り致します。
(2)障害原因の切り分けと特定
障害箇所および原因の切り分けはお客様にてお願い致します。また、ソフトウェア(ファームウェアを含む)障害については、本サービスの範囲外とします。
(3)障害ハードウェア部位の交換、および修理
対象製品の障害原因と特定されたハードウェア部位の交換または修理を行います。なお、障害内容により製品を引き取り、修理を実施する場合もあります。

本サービスの適用範囲は以下の通りとします。
(1)本サービスの適用範囲は、第2条(保守サービスの対象)で定める対象製品のハードウェアに関するサービスのみです。
(2)対象製品に記録されたデータの復旧、および接続されているホストコンピューター、OS、ソフトウェア(ファームウェアを含む)に関連する障害は本サービスの対象外です。
(3)登録頂いたお客様と本サービス対象となる製品所有者が異なる場合は、お客様ご自身の責任において、対象製品所有者の承認を得て頂き、かつ当社が本サービスを実施するために必要となる情報を取得することを条件として、当社は本サービスを実施するものとします。

第9条(保守サービス提供時間)

本サービスの提供期間は、当社が登録完了通知でご案内する契約開始日から契約年数欄に記載した年数の終了する日までを本サービスの保証期間とします。

本サービスの受付時間は、休祭日および当社の定める休業日を除き、月曜日から金曜日までの9時~12時と13時~17時となります。

本サービスの対応は、16時までにご連絡を頂いた場合、当日に代替機の発送を致します。ただし、保守対応をご依頼頂いた時間、対象製品在庫状況や送付先等の諸条件により、翌営業日以降の対応になる場合もあります。

第10条(除外作業)

次の各号に定める作業については、本サービスに含まれないものとします。ただし当社はその必要が認められる場合には、お客様と別途協議の上実施時期、対価金額およびその他必要事項を決定し、当該作業を行います。
(1)当社製品以外に起因して生じた障害の修理作業および立会い
(2)当社が定める製品設置環境条件に反したことにより生じた故障の修理
(3)直接的または間接的に火災、水害等の天災地変、その他当社の責に帰すことのできない事由により対象製品に生じた故障の修理
(4)対象製品の移設、撤去に関する作業および立会い
(5)お客様の要求による対象製品の改造、対象機器の清掃、点検
(6)お客様または第三者の不適切な使用、取り扱いによる製品に生じた故障の修理
(7)当社の指定品以外の保守部材の使用、または保守部材等の保管不備のために生じた故障の修理
(8)フレーム、カバー、消耗品等の部品交換、および消耗品の供給等
(9)ソフトウェア(ファームウェアを含む)に起因する事故の調査および製品故障の修理
(10)当社が修理のために引き取った対象製品内のデータ保護
(11)内蔵ドライブ交換時のリビルド完了までの立会い、RAID構成の設定作業、再構築作業
(12)お客様データのバックアップ、リストアに関わる作業
(13)対象製品が接続されるネットワークの復旧作業

第11条(第三者委託)

当社は本保守サービスの実施を、当社の必要に応じて、当社が指定する第三者(以下、「再委託先」といいます)に再委託することができるものとします。

第12条(お客様が負担する費用)

代替機の設置と設定、および故障品の返送にかかる費用はお客様の負担とします。

第13条(契約不適合)

当社または再委託先が実施した本サービスに、お客様が保守サービス実施後の対象製品を受領した日から1か月以内に本サービス内容に本契約との不適合が発見された場合、それが当社の責めに帰すべき事由と認められた場合については、当社は当社の費用負担において履行の追完を行います。

対象製品に記録されているデータの管理保全については、お客様の責任によって行うものとします。当社の故意または重大な過失によるものを除き、当社は障害の程度にかかわらず、本サービスの実施に伴い発生した記録されたデータの消失に対しては、一切の責任を負いません。

第14条(有効期間)

本サービスによる対象製品の保守対応期間は、標準保証期間を含め、対象製品購入日から最長5年までのものと最長7年までのものがあります。
対象製品により異なりますので、期間は当社ホームページ(86886.jp/care1/)に記載します。

対象製品が老朽化し正常な稼動維持が本サービスの実施によっても不可であると当社が判断した場合には、お客様と当社の間で別途協議の上、当該対象製品の以後の取り扱いを決定するものとします。

第15条(交換部品の所有権)

本サービスの履行に伴って交換された故障部品(老朽部品を含みます)の所有権は、すべて当社に帰属するものとし、交換終了後当社へ送付頂きます。

第16条(設置場所の整備)

お客様は対象製品に添付されているマニュアル記載の適した設置場所に、対象製品を設置して常に環境を整備、維持するものとします。

第17条(秘密保持)

お客様および当社は本サービスの提供に関連して知り得た相手方の秘密情報を、本サービスの提供期間中のみならずその終了後も第三者(第11条に定めた当社の再委託先に当社が負うものと同等の義務を課して開示する場合を除く)に開示または漏洩してはならないものとします。ただし、次の各号に該当する情報につきましてはその限りではありません。
(1)開示の時に、既に開示を受ける当事者が保有しており、その旨開示を受ける当事者が証明できる情報。
(2)開示の時に、既に公知または公用となっている情報。
(3)開示の後に、開示を受けた当事者の責によらず公知または公用となった情報。
(4)開示を受けた当事者が、第三者から秘密保持義務を負うことなく合法的に入手した情報。
(5)秘密情報を使用することなく、開示を受けた当事者が独自に開発した情報。
(6)法令により、開示を受けた当事者が開示を要求された情報。

第18条(個人情報)

当社は、お客様が本契約の条項に同意され、お客様より取得した個人情報について、以下のとおりお取扱いいたします。
(1)事業者の氏名又は名称:株式会社バッファロー
(2)個人情報保護管理者:株式会社バッファロー 品質保証部長
(3)個人情報の利用目的
取得した個人情報は、当社で定める「プライバシーポリシー(https://www.buffalo.jp/support/other/privacy.html)」に基づき管理し、本サービスのご連絡のために利用させていただきます。
(4)個人情報の第三者提供
ご本人の同意がある場合または法令に基づく場合を除き、取得した個人情報を第三者に提供することはありません。
(5)個人情報の取扱いの委託
取得した個人情報の全部または一部を委託する場合があります。その場合には、個人情報の管理水準が、当事務局が設定する基準を満たす企業を選定し、適切な管理、監督を行います。
(6)開示対象個人情報の開示等およびお問合せ
本人からの求めにより、当事務局が本件により取得した開示対象個人情報の利用目的の通知・開示・内容の訂正・追加または削除・利用の停止・消去(「開示等」といいます)に応じます。本請求およびお問合せは、保守コールセンター(第6条に記載)にご連絡ください。

第19条(解除)

お客様または当社が、本契約に基づく自らの債務を履行せず、相手方からの相当の期間を定めて催告を受けたにもかかわらず、なお当該債務を履行しない場合には、相手方は本契約の全部または一部を解除することができます。

第20条(損害賠償)

当社およびお客様は、本契約に基づく自らの債務を履行しないことにより相手方に損害を与えた場合、本契約の解除の有無にかかわらず当該損害を賠償します。ただし、当社の損害賠償責任については、第2項および第3項に規定する範囲内に制限されるものとします。

法令により許可される範囲において、当社の責に帰すべき事由に基づいて救済を求めるすべての場合において、当社の損害賠償責任は、請求の原因を問わず、現実に発生した通常かつ直接の損害に対する、損害発生の直接の原因となった当該保守対象製品の保守料金の12か月分に相当する金額を限度とする金銭賠償に限られます。

当社は、いかなる場合にも、当社の責に帰すことのできない事由から生じた損害、予見の有無を問わず特別の事情から生じた損害、逸失利益、第三者からの賠償請求に基づく申込者の損害、および、データの消失等ならびにデータ類に係る損害(当社による本サービスの実施に伴い、当社の故意または重大な過失によるデータの消失、データ類に関る損害を除きます)については、その責に任じません。

第21条(合意管轄)

本契約に基づく訴訟については、当社の本店所在地を管轄する裁判所をもって管轄裁判所とします。

第22条(協議)

本契約の内容または、本契約に定めのない事項に関して疑義が生じた場合は、当事者双方で協議するものとします。

第23条(途中解約)

お客様が本サービスの途中解約を希望する場合、保守コールセンター(第6条に記載)にご連絡ください。ただし、この場合にお支払い頂いた料金は返金致しません。

第24条(本契約の変更)

当社は、本契約を変更する場合、変更の効力発生日までに本契約を変更する旨および変更後の内容と変更の効力発生日を当社所定の方法によりお客様に通知(当社ホームページ(https://www.buffalo.jp/)に掲載する方法を含みます。)することにより、本契約を変更できるものとします。お客様はその責任において随時本契約を確認し、最新のものをご承諾のうえご利用いただくものとします。

以上