DDR SDRAM-DIMM

DDR SDRAM-DIMM[PC3200 / PC2700 / PC2100]とは

読み方

ディーディーアール エスディーラム ディム

デスクトップパソコン用メモリーの規格です。
スロットと呼ばれる接続コネクターに固定して使用します。
空きスロットへの追加増設や小さな容量のメモリーを大きな容量に交換し、搭載量を増やせます。
容量が増えると処理能力が向上しパソコンの動作が軽快になります。
「DDR SDRAM」が使用しているメモリーチップの種類、「DIMM」が基板の形状、「PC3200」「PC2700」「PC2100」が速度をそれぞれ表しています。
数字の大きい方がより高い速度で作動します。

主な特長

互換性と動作速度

DDR SDRAM-DIMMは、速度が異なっても取り付けが可能です。
高速と低速のメモリーが混在した場合は低速なメモリーに合わせて動作します。
また、パソコン本体が対応している規格の範囲内で動作します。

2本/3本セットの取付けでデータ転送速度を高速化

メモリーとCPUとのデータ転送を行う “バス”と呼ばれる転送ルートの幅を、メモリーを2本セット(デュアルチャネル)で用いることで2倍に広げられます。
対応はパソコンによって異なります。
パソコンの安定動作には同容量/同スピード/同メーカーの組み合わせが良いとされています。
バッファローのセットメモリーをおすすめします。

接続例

パソコンに適合したメモリーの確認は、「対応検索」をご利用ください。

機能比較

DDR SDRAM-DIMM規格メモリーを比較しました。

タイプ(規格) データ転送速度 動作周波数※1
PC3200[DDR400] 最大3.2GB/s※2 400MHz
PC2700[DDR333] 最大2.7GB/s 333MHz
PC2100[DDR266] 最大2.1GB/s 266MHz

※1 動作周波数とは、各回路間で同期をとるために使われる数値でこの数値が高いほど性能(データ転送速度)も上がります。
※2 ギガバイトパーエスと読み、転送速度を表す単位です。1秒間に転送できるギガバイト数を表します。

スロット形状とモジュール形状

パソコンとの接続

(1)左右のツメを寝かせた状態で切り欠きが合う向きにして、
(2)ツメが立ち上がって固定されるまで押し込む。

取り付け時に指が黒いチップ部分に触れないようにご注意ください。

接続可能な周辺機器


メモリーの増設・交換用(デスクトップパソコン)のその他の接続規格