#176 動物墨絵師 佐藤 周作

動物を細かく観察するには動画が最適。スムーズに再生できるこのルーターのおかげで作品作りがはかどります

第176回目の@Professional Usersは動物墨絵師の佐藤 周作(さとう しゅうさく)さん。大学生の時にたまたま上野動物園で見た象から強い生命力を得て以来、数々の動物たちを日本人が昔から扱う墨を使って描き続けています。佐藤さんはプロデューサーとしての活動もしていて、“ODEN”というアーティスト集団としても多くの作品を作り、個展に携わっています。そんな佐藤さんがクリエイティブでバッファローのWi-Fiルーター、WTR-M2133HPを使用とのこと。早速LAVAが佐藤さんの作品が常設してある東京、東中野のCafe iwabutiを訪れお話を伺いました。

プロクリエイターが選んだ商品

Creator's Profile

佐藤 周作

1985年生まれ東京都出身
2008年日本大学藝術学部美術学科絵画コース卒
2008年の春より「動物」「墨」を用いて作品を描き始める。
大学卒業後はギャラリーカフェで8年間マネージャーとしてカフェとギャラリーを運営。
2015年から蔵前にてシェアアトリエをスタート。
地域を巻き込んだイベントの参加や企画立案、動物園でのライブペイント、鞄ショップとのコラボレーション企画など活動の幅を広げ、2017年よりフリーランスのアーティストとして活動を始める。
同年にArt team ODENも結成、プロデューサー、企画などを担当。

<solo exhibition>

2014

『めぐるmeguru-circle of life-』/ Blooklyn,NY Ouchi Gallery

2017

『一木一草』/京橋 Galerie Floraison

2018

『SEEDS』/江古田 Hea:t
『竹に虎』/京橋 Galerie Floraison
『close-up』/上野松坂屋 上野が、すき。ギャラリー
『ワンピースと墨』/銀座 BasementGINZA
『高野縫製×佐藤周作 パーソナルオーダー オリジナル鞄ペイントオーダー会』/西武池袋本店

2019

『北から南へ』/ 国立 Craft Kunita-Chika
『ふたば』/ 江古田 Hea:t

<group exhibition/art events>

2011

『Azabujuban Gallery 公募展』/麻布十番 Azabujuban Gallery
『ARTLABO X』/新宿 The Artcomplex Center of Tokyo

2012

『100Artist Exhibition』/ Blooklyn,NY Ouchi Gallery
『ACT ART COM-Art&Design Fair2012-』/新宿 The Artcomplex Center of Tokyo

2015

『象の糞がアートに生まれ変わる!? 象×UNKO=Artあ~と展』/栃木 宇都宮動物園特設会場
『ひかり祭り野外動物園』/藤野 牧郷小学校跡地

2016

『校舎思い出プロジェクト』/蔵前小学校 壁画
『森羅万象墨に夢 SUMIDA ART ZOO』/墨田区役所 リバーサイドホールギャラリー

2017

『ART FAIR SAPPORO』/クロスホテル札幌

2018

『ART ZOO~作家がつくる動物園~』/コート・ギャラリー国立
『UNKNOWN ASIA2018』/大阪 ハービスホール

2019

『ART ZOO2019』/国立 アートスペース88
『ART WAVE by Azamara quest』/ 日本一周クルーズ船内展
『Tokyo city i museum -超絶技巧アーティストが魅せる美の世界-』/ 東京 KITTE地下1階 東京シティアイ

<live paint/artist in residence>

2016

『金沢動物園オカピ20歳記念』/金沢動物園 ライブペイント
『すみゆめ踊行列』/墨田区役所 リバーサイドホールギャラリー ライブペイント

2017

『長浜市×台東区文化交流 アートインナガハマ滞在制作・アートパフォーマンス』/滋賀県長浜市 滞在制作・発表(10日間)

2018

『シャンシャン1歳おめでとう、ハッピーパンダフルデイズ』/上野 松坂屋 ライブペイント

<works>

2015

『日本盲導犬協会 白黒反転カレンダー2016』作品提供

2017

『東山動植物園80周年記念twitterキャンペーン』作品制作
『六本木 CUBE』店内壁画制作
『CRAB RED』店内作品制作

<media>

2016

TVドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?第8話 蔵前』

Interview

上野動物園で見た象にパワーをもらって自分の描きたいものにたどり着きました

——このインタビューでは初登場となるクリエイティブ、動物墨絵師の佐藤 周作さんです。かなり僕としては興味深い動物墨絵師に佐藤さんがなっていった経緯を教えてください。

ものを作るのは好きな子でした。小学校の時に図工の先生と仲良しで、その先生は絵を描いていてそれを展示に出す際の額をつける作業を僕は手伝っていました。その先生の描く絵が幻想的で、幼心に「素敵だな」って思っていました。絵を自分で書き始めたのもその頃で、近所の児童館にあったドラゴンボールやポケモンのマンガを見てその線画を描いて、それに友達が色をつけていました。なので絵は真似から入りました。

——なるほど。図工の先生と漫画がまずはきっかけだったんですね。それ以来ずっと絵の世界を目指していったんですか?

いえ、絵は描かず剣道をしていました。でも高校2年生の時に剣道部での活動もしつつ美術部に入りました。そこで初めて油絵に触れました。グループ展に参加したりと徐々に絵も楽しくなっていきました。

——剣道と美術っていうのがなかなかいいですね。大学は?

進学を決める時にやはり絵をちゃんとやろうと思い、日大の芸術学部に進みました。日大の芸術学部は絵だけでなく音楽や演劇もあり多ジャンルなところが面白く、いろいろなタイプの学生たちとも知り合えて楽しかったです。大学ではミュージカル研究会にも入ったんです。僕は美術学科だったので舞台美術も勉強しました。最終的にはミュージカル研究会の部長にもなりました。

——美術学科はどんな授業スタイルでした?

油絵が中心の授業でした。モデルさんを描くことが多かったですね。3年生の時にクラス分けがあり全部で3クラスに分かれました。クラスAが人物画、Bが人物プラス風景、Cがなんでもあり。僕はクラスCに行って墨絵を扱い始めました。

——なぜ墨を?

もともと油絵では印象派が好きで色を混ぜ合わせて描いていました。でも徐々にその絵の描き方が自分の中にある表現の仕方と違うんじゃないかと思えてきたんです。そこで使う色の数を減らして単色にしていきました。青なら青だけ。でもそんな風に単色で描くのであれば油じゃなくてもいいと思ったんです。そこで日本人が昔から扱うもので墨があることに気づいたんです。そして墨を使って何かを描いてみてはと思い始めました。

——なるほど。そこから動物へモチーフが変わっていったきっかけは?

僕はそれまでずっと人物を描いていましたが、その理由も人物の顔だけでなくその人の背中や皮膚やシワに興味があったからです。たまたま上野動物園に行った時に象を見たんですが今まで自分がイメージしていた象よりもかなり大きく見えて、とてつもない生命力を感じました。象からパワーをもらったんです。

——いいですね。

子供の頃から動物は好きだったので自然な流れかなとも思います。それと動物は墨とも相性がいいですしね。そして卒業制作で象とサイとチンパンジーを墨で一気に描き上げました。今まで油絵では表現できなかった自分らしさを取り戻した気がしました。先生からも評判が良く、学内展では優秀賞をとりました。

——遂にはじけた感じですね。

はい。初めて自分の描きたいものと周りの評価が一致したと思えました。とても嬉しかったです。

30歳を機に自分のアトリエを持ちアーティストとして生きていく決心をしました

——卒業後は?

やはりアートや絵に関する職に就きたいと思ったのでCMの美術スタッフのインターン、ジブリの背景画の会社、いろいろと行ってみたんですが僕はその中に人とのコミュニケーションも欲しかったんです。卒業展示をしている時にそこに来てくれた人たちと絵を通して会話をしたんですが、それがとても楽しかったんです。なので欲張りですがコミュニケーションもとれて絵にも携われる仕事はないかなと探していたら、麻布十番にギャラリーカフェバー縁縁(エンエン)というお店があることを知ったんです。まさにこれだなと思い募集もしてなかったんですが(笑)とりあえず行ってみました。そうしたら社員の人が一人やめるので次の人を探しているタイミングだったと言われたんです。

——おー、来たね。

はい。でもそのやめる社員の方のレベルが相当高かったみたいで面接はかなり慎重に行われました。そこは個人店ですからスタッフの人となりもオーナーは大事にしていたんです。結果採用になりましたが決め手になったのは大学のミュージカル研究会で部長をやっていたことだそうです。部員100人をまとめていましたからね。

——なにが役立つか分からないね。

好きなことに情熱を持ってやっていたのが買われたんですね。そしてめでたく入社して3年目でマネージャーになり、6年目で取締役となって運営にも携わりました。会社の母体はウェブ制作会社で、お店はそこの飲食事業部が運営していました。縁縁では飲食業務もやりながらギャラリーの運営とアーティストのサポートも手がけました。

——その間自分で絵は描いていなかったのですか?

入社して1年半ぐらい経ってからようやく書道家の友人とふたりで展示をしました。そこから絵を描くことが再開できました。でも縁縁での日々の営業が忙しくかなり追われる日々でしたが、そんな中ニューヨークで個展をする機会に恵まれました。きっかけは”ブラック&ホワイト”というテーマでNYのブルックリンにあるギャラリーが作品を募集していたんです。僕もそこに一点送ったら「ぜひ個展をして欲しい」と連絡がきたんです。

——おー、すごいね。

そして2014年にブルックリンの"Ouchi Gallery"で人生初の個展ができるようになりました。日本からも友達がわざわざ来てくれたのも嬉しかったですね。自分のために描いた絵が海を越えて他の人にも大切なものとして存在していることに気づかせてくれた重要な個展になりました。自分の中でこれからアーティストとして生きていくことへのはずみをつけてくれる経験となりました。

——海外での初めての活動は本当に心に残っていくエピソードが多いよね。それが一生大切なものになるしね。そしてその後は?

縁縁での仕事は8年間続けていました。今まではお店のスタッフという立場もあるので人のため、アーティストのために時間を作ってきましたが、30歳になる時だったので30代は自分のための時間をもっと作ろうと決め、お店を辞めて台東区の蔵前にアトリエを作りました。それが今から2年前です。

——そのアトリエではどんな活動をしていましたか?

様々なアーティストたちと一緒に、個人ではできないようなグループ展をしたり、墨田区の北斎美術館のオープニングイベントの企画を考えて墨田区役所で展示もしました。

——"ODEN(オデン)"というアーティスト集団でも活動していますね?

はい。キメコミアートを制作していたイワミズアサコさんと知り合うことでスタートするきっかけになったプロジェクトです。江戸時代、木の人形の切れ込みの隙間に着物の生地を埋めこむ技法を木目込みと呼んでいたんです。その技法を使って現代アートを作っているのがイワズミ アサコさん。そこに当時アトリエメンバーでもあった造形作家の奥山由布子さんとイベントなどでもご一緒していた染色家のPOPOさんでスタートしました。造形作家の作ったものに染色家が染めた布をキメコミした作品シリーズからスタートしたのがアートチームODENです。その後、蔵前小学校のプロジェクトで知り合った吉田結美さんを加えた5人で活動しています。

——発想がユニークですね。ぜひ作品を見てみたいです。最近の活動は他にありますか?

アトリエの近くに蔵前小学校があるんですが、近年蔵前は人口が増えていて特に家族、子供が増えています。蔵前小学校もクラスが足りなくなり建て替えをしなくてはならなくなりました。校舎が古かったので校舎をすべて壊し、鉄骨で新しく校舎を作ることになったんです。それを取り壊す前に思い出の詰まった校舎に図工の先生が生地たちに絵を描かせたんです。その授業に特別講師として1ヶ月間絵を教えに行っていました。

——素晴らしい企画ですね。僕も習いたいです(笑)。

あと僕は東京出身なので日本各地に滞在してその場所場所で制作するという活動も行なっています。個人だと滋賀県と北海道。ODENでは高松で作品作りを行ってきました。現地の人と一緒にコミュニケーションをとりながらの制作です。これもずっと続けていきたい活動ですね。6月中は札幌市が運営している共同アトリエのさっぽろ天神山アートスタジオで制作して、7月から9月までの3ヶ月間、札幌駅直通のJRタワーホテル日航札幌のロビーで個展をします。テーマは「北海道の動物」です。

——楽しみですね。では佐藤さんの作品を一つピックアップして、それが完成するまでのプロセスを教えてください。

2017年に母が病気で亡くなったんですが、その時に家族をテーマに描こうと思い今まで支えてくれた母をイメージしてひとつの作品を描きました。それが「一木(いちぼく)」という作品です。自分の動物の原点でもある象をモチーフに、象の鼻だけを描くことでそれがひとつの木の幹のような温かさだったり力強さだったりを表現しています。そしてそれが自分の母へのイメージでもありました。これは円形の作品で直径のサイズが62センチ。母は62歳で亡くなったのでひとつの人生が完結したというイメージで62センチの円形にしました。あとは自分と父と兄と妹、それぞれをイメージした絵もあって、それは全部四角。それぞれ当時の家族の年齢のサイズで作りました。自身の作ったものの中では最も感情が前に出た作品と言えます。

絵は誰でも描けます。好きなものを描きたいという素直な気持ちに向かい合ってみてください

——年齢とサイズ、人生と形、佐藤さんらしいとても興味深い作品作りへのプロセスでした。お母さんもきっと喜んでいますね。ではパソコンの話をしましょう。メインで使用しているパソコンとソフトを教えてください。

メインで使用しているのがWindowsのノートパソコン lenovoです。ソフトはイラストレーターを主に使います。使用用途は主にホームページ、SNSの更新、チラシ作り、あとは自分の作品の画像のストックです。実はこう見えてもパソコンで作業していることが多いんです。今はあるギャラリーのお手伝いもしていて、展示ごとのチラシ制作やアーティストのプロフィール作りを代行してやっています。なのでパソコンで作業することは嫌いではありません。

——佐藤さんが現在お使いのバッファローのWi-Fiルーター、WTR-M2133HPについてお聞かせください。

フリーになって自宅のアトリエが活動の拠点となりました。なのでWi-Fiやネットの環境を以前よりも整え強化する必要があると思ったんです。仕事の入稿作業だったりメールのやりとりだったり、そういった作業は割とスピーディーにやる必要があります。それはいつどこでも対応していかなければいけないですよね。フリーですしひとりでやっていますが相手は常に待っています。そこでアトリエ内での作業効率を上げるためにバッファローのWi-Fiルーター、WTR-M2133HPを導入しました。使ってみてまず言えることは確実に以前よりも色々なことがスピードアップしました。つながる速度も速いしまったく途切れません。そしてネットはある意味入り口が自由なので、そこが快適になることで仕入れられる情報の量が圧倒的に多くなりました。今まで気が付かなかった展示の情報だったり公募展の情報だったり、必要な情報をスムーズに取り入れることができています。それもスピーディーに。まずはそこでのストレスが完全になくなりました。そして僕は日々動物の写真、動画をアイデアとして見ます。体つきや体の構造、筋肉、それをこと細かく観察するには動画が適しています。なのでネット環境が良くなることで動物への観察力も上がり、作品作りにはかなり役立っています。このバッファローのWi-Fiルーターを取り入れる以前の環境だと動画もすぐに止まってしまうし、パソコン自体が動かなくなることもありました。今ではスムーズに再生できています。動物の中では国内では見られないもの、北の方に行かないと見ることのできない動物もたくさんいます。でも現代ではそれはネットで簡単に見ることができますし、その動画をスムーズに何度も見ることで様々な気づきもあります。それが自身の作品にダイレクトに繋がっていきます。Wi-Fi環境は本当に大事なんだと改めてこのバッファローのルーターを取り入れてわかりました。あとは展示会だと当然会場に来てくれた人しか絵を見られませんが、展示風景や作品自体の画像をまめにアップロードしてより多くの方たちに届けられるようにしています。それもアトリエ内のWi-Fi環境が良くないとできないことですよね。そしてネットで僕の絵を見た人に実際に会場に足を運んでもらいたいので、このSNSでのプロモーション、アピール等は今後も力を入れていきたいと思っています。SNSでのこういった活動は決しておろそかにしてはいけない部分です。そして今この部分を完全に支えてくれているのがWTR-M2133HPです。

——どうもありがとうございます。確かに佐藤さんの作品は絶対にダイレクトに見た方がいいです。その線の力強さにみなさん感動するはずです。どんどんバッファローのWi-Fiでアピールして、世界中にファンを増やしていってください。楽しみにしています。では最後に佐藤さんのような絵描きになりたい人たちにメッセージをお願いします。

僕は絵は高尚で、選ばれたものしかできないとは思っていません。特別なものではなく、誰にでもできて触れられるものです。好きだから始めるというのでいいと思います。そこには感動的なエピソードは必ずしもなくてもいいと思っています。単純に動物等の自分の好きなものを見て素直な感情で始めていいものだと思います。やらない理由も見つけられますが、やりたいと思う気持ちに素直に向かい合ってください。それと色んなアーティストとも交流を持つことも同時に大切です。やはり人生は人ありきですからね。

——今日はどうもありがとうございました。

Interview Photos

ここからは佐藤さんに作品の説明をしていただきます。
「『前向きな後ろ向き』というcafe iwabutiに飾られている作品。 動物を描くきっかけになった象のシワが魅力的で 描いた作品で、こちらから見たら後ろ姿だとしても 象自身は前を向いているという、発想の転換次第で 良くも悪くもなるという意味が込められている。 」

「『竹に虎』という作品。取り合わせの良いもののたとえの意。祖父と自分が絵描きだったという繋がりを知って描いた作品。」

「『infinity imagination』という海外船の中で描いた作品。アーティストの持つ想像力は無限大(インフィニティ)の意味を体現した龍の作品。」

「Art team ODEN (アートチーム おでん) 『ODEN(おでん)』はメンバー一人ひとりの個性を活かし、おでんの具の様に全員で練り上げた作品を制作・発表しているアートチームです。“廃材”と呼ばれる古着や工業廃棄物などを作品の材料にすることで、社会的な問題をPOPなアート作品に変えポジティブに表現していきます。 老若男女問わず沢山の方々に新感覚のアート体験を提案するため、各地で展示やイベントを行なっています。」
2018年リサイクルアート展グランプリ
2019年7月6日~15日にKITTE地下一階 東京シティ アイイベントスペースにて展示予定。

Art team ODENのみなさん

佐藤さんの象の印象深い後ろ姿が描かれている作品が展示してある東中野のCafe iwabutiで作業をする佐藤さん。作品作りだけでなく、自身のプロジェクト”ODEN"のプロデュースやギャラリーでのお手伝い、そして来月には札幌での個展があるというタイミングだったので大忙しのご様子でした。そんな時もバッファローのWi-Fiがアトリエ内では大活躍していると言っていました。

「『めぐる、わ』というニューヨークでの個展で発表した作品。月シリーズとして展開したもので喜怒哀楽を月の満ち欠けに見立てて描いたもの。こちらは”楽”。」

「インタビュ−でもお話しした『一木(いちぼく)』という母親をイメージして描いた作品。一本の木の幹の様に優しく見守る象が描かれている。」

「『気付くか傷付けるか』という家具材の端材をリサイクルした作品。木目を流氷の波に見立てて描いている。」

「インタビューでお話しした蔵前小学校 校舎思い出プロジェクトでの写真です。台東区蔵前はかつて過疎化の影響もあり、いくつかの小学校を統合してきました。近年、蔵前エリアには数多くの職人やモノづくりのお店が増え住人も増加の傾向にあります。その中で小学校の教室が足りないという状態になり、蔵前小学校は増築の為の建て替えを行うこととなりました。お世話になった校舎に感謝を表したい!という図工の先生の堀江先生のお声かけの元、藝大生のボランティアさんと共にプロジェクトに参加しました。期間中は学校に通い、図工の授業内で子供たちが描く壁画のサポートを行い、放課後には自分に割り当てていただいた下駄箱の上のスペースに子供たちと同じ画材と道具で壁画を制作しました。」

Art team ODENの作品

こちらが佐藤さんがご愛用のバッファローのWi-FiルーターWTR-M2133HPシリーズ、WTR-M2133HPです。佐藤さんは「使ってみてまず言えることは確実に以前よりも色々なことがスピードアップしました。つながる速度も速いしまったく途切れません。そしてネットはある意味入り口が自由なので、そこが快適になることで仕入れられる情報の量が圧倒的に多くなりました。今まで気が付かなかった展示の情報だったり公募展の情報だったり、必要な情報をスムーズに取り入れることができています。それもスピーディーに。まずはそこのストレスが完全になくなりました。」と大いにお気に入りの様子です。札幌での展示も近いのでなおさら自宅アトリエではこのWi-Fiルーターが活躍しているそうです。

佐藤さんには初めて会いましたが僕の第一印象は「若いのにかなりしっかりしているな」。話を聞くとギャラリーカフェで多くのアーティストのサポートをしていたという部分に納得がいきました。なるほどそりゃしっかりしていきます。個性をまとめ上げるほど大変なことはありません。僕も音楽界でプロデュースの仕事をしているのでよくわかります。でもそんな佐藤さんだからヘルプしてくれる友達やアーティストもたくさんいるんでしょうね。そしてSNSでのプロモーションの大切さの部分も含め、現代的かつ勢いも感じました。今後海外でも展示が増えれば間違いなく日本を代表する動物墨絵師になっていくでしょう。しかしこの後ろ姿の象、とっても欲しいです。

Creator's Favorite Foods

佐藤 周作の好きな料理“この一品!” 「Cafe iwabutiのチキンドリア」

佐藤さん曰く、「チキンドリアはこのお店の定番で、僕はここに来ると煮込みかドリアを必ず食べます。オーナーのiwabutiさんの作る料理は本当に美味しいんです。夜もワインや一品料理が素晴らしく、地元に愛されるカフェです。自分の絵も展示してあるので是非行ってみてください。」

今回登場した商品

WTR-M2133HPシリーズ

本商品は、高速Wi-Fi(無線LAN)規格「IEEE 802.11ac」に対応した2つの5GHz帯(W52・W53、W56)と、1つの2.4GHz帯の計3つの周波数帯域の同時通信に対応した「トライバンド」仕様のWi-Fiルーターです。3つの周波数帯域で混雑を解消し、快適な通信を実現。また、接続機器を判別する「機器判別機能」、他のWi-Fi機器や電子レンジなどのWi-Fi以外の機器から発生する干渉ノイズを自動で検知して回避する「干渉波自動回避機能」、つながっている端末を5GHz帯、2.4GHz帯のどちらか混雑していない方へ自動で接続を切り替え通信の混雑を解消する「バンドステアリング」(※)により帯域の混雑を解消し、安定した大容量通信で快適な4K動画再生を可能にします。また、次世代ネットワーク網「IPv6」にも対応しています。
※一部の端末はバンドの優先度が固定されているため、期待通り誘導されない場合があります。