#192 シンガーソングライター Unico

SNS配信番組でも活躍するアーティスト。彼女を支えているのは最新のWi-Fi 6対応ルーター

第192回の@Professional UsersはシンガーソングライターのUnicoさん。ある人物との奇跡的な出会いからパリのルーブル美術館でのライブデビュー後、ニューヨークでの活動を経て日本でのメジャーデビューを果たすという奇想天外なキャリアの持ち主。独特な声とソングライティングが評判となり数々の有名アーティストとのコラボレーションも実現させ、2019年リリースされたLAVAの新作“Som do Verde”でも1曲歌っています。最近ではSNS配信番組“RiverTV Nakameguro”のパーソナリティを務め、その撮影現場のWi-Fiを強化させるためにバッファローのWi-Fiルーター WSR-3200AX4S-BKを導入したとのこと。早速LAVAが番組を配信している中目黒のMDPギャラリーを訪れお話を伺いました。

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Creator's Profile

Unico

アメリカニュージャージー州育ちバイリンガルシンガーソングライター。ニューヨークでラッパー・プロデューサーのPISMOのもと、作曲、アレンジ、レコーディングをしながらマンハッタン、ブルックリン中心にライブ活動をしていた。オリジナル曲WISHがオリンピック招致応援歌としてオフィシャルに決まり招致活動のため帰国。帰国後AVEXよりオリジナルミニアルバムPOWER OF LOVEをリリースし、m-floのアルバムNEVENに参加、ラッパーVERBALとのコラボレーション曲JOURNEY Xを全国リリース。
2013年に浜崎あゆみのシングル、メリーゴーランドを共作し作家デビューをはたす。洋楽ポップス、EDM、R&B、ネオソールのジャンルを歌う。オリジナル曲はすべて作詞作曲。LogicProを使用。
現在新曲~アナログの日々~をリリース、BIGO配信ライブをしている。
中目黒Space Mレギュラーシンガーソングライター・SNS配信番組 RiverTV Nakameguroのパーソナリティを務める。
UNICOの名前は架空動物UNICORNからの名前であり、ユニコーンは癒し、調和、夢を叶えるなどの力があると言われ、癒し、調和、夢を叶えられるような前向きな歌を届けたいとの想いから名付けられた。

Interview

デモテープを通じた奇跡の出会い、そしてグローバルな活動を経てメジャーデビュー

——Unicoさんがシンガーソングライターになっていった経緯を教えて下さい。

Unico(以下U):私は自分を表現することが苦手な子だったので日記を毎日書いていました。母がピアノを弾いていたのでピアノも練習してその書いた日記をピアノを弾きながら朗読していたんです。それが中学1年生ぐらい。そして母に伝えたい気持ちを曲として作ったら音楽業界にいた友人がある異業種交流会に来ていた斎藤吾朗さんという画家にその曲が入ったカセットテープを渡してくれたんです。斎藤先生はモナリザをルーブル美術館で直接模写することを許されている数少ないアーティストなんです。

——でもどうしてその友達は音楽関係者ではなく画家の先生にテープを渡したんでしょう?

U:母のことを歌った曲なので斎藤先生が模写するモナリザも母の像ですからその辺で友人は直感が働いたんだと思います。

——それもあってルーブル美術館で歌えたんですね。

U:はい、ちょうど20歳の時にルーブルに招待してくれてその中庭で母の曲を歌いました。

——いい話。それからNYに行っていますがNYで活動したきっかけはなんだったんですか?

U:ルーブルで歌うことが毎年できるようになっていったんですが3回目のルーブル行きはNY経由で行ったんです。せっかくなので少しNYに滞在したんですがその滞在期間中にNYで出会った人たちに自分のデモテープを渡しまくったんです。

——その作戦は有効だからね(笑)。

U:得意です(笑)。そうしたら帰国後にテープを渡したギタリストから連絡があって彼がライブハウスに営業してくれて私の出演を決めてきてくれたんです。なのですぐにNYに戻ってきてと。

——夢のような話です。

U:私はそのライブハウスでピアノの弾き語りをしたんですがそこに有名な音楽業界の方が見に来ていて、彼がNYで活動した方がいいと勧めてくれてNYの音楽事務所を紹介してもらいそこと契約をしました。それからアメリカを中心に活動をしていましたが日本でのオリンピックの招致運動を応援するアーティストのオーディションに受かり、その公式ソングを歌うことになったんです。その招致運動を日本でも行うので帰国して欲しいというリクエストもあり24歳の時に日本に戻りました。

ライブ中のUnicoさん

Unicoさんのライブでの1枚。妖艶でかっこいいですね。海外での活動が多かったので外国人との共演も多いそうです。

——そしてそのグローバルな旅を経てエイベックスからデビューですね。

U:はい。エイベックスのオーディションで合格してエイベックスアカデミー(育成学校)に入り、その1年後にミニアルバムをリリースして日本でのメジャーデビューを果たしました。それからは多くのアーティストとの共作やコラボレーションの活動も増え、LAVAさんのアルバムでも1曲一緒にやらせていただきました。

——Tears For Fearsの80年台ニューウェーブ時代の大好きな曲”Pale Shelter”をまったくその時代を知らない女性に歌って欲しかったのでUnicoさんを起用しました。今でもダウンロード数の多い曲になりましたね。今後の活動は?

U:2021年公開の映画「ぬくもりの内側」で挿入歌を歌っています。みなさん是非観てください。

Unicoさんの作品

Unicoさんのリリースした作品をご自身に説明していただきます。
(1)「Power of Loveというアルバムで、全曲作詞作曲しています。元気いっぱいになる前向きなハッピーソングが詰まったアルバム♡アルバムの中の一曲Only OneはFUNKY MONKEY BABYES、ケツメイシ、加藤ミリヤなどのプロデューサーでもある日本のヒットメーカーYANAGIMANがプロデュース!」
(2) 「アナログの日々という1曲。作詞作曲もわたしです。夏が終わりかけていく頃、学校の帰り道家までの坂道を歩いていた17歳の頃を思い出しながらこの曲を書きました。風が穏やかで、優しい、でもどこか寂しくて、思い出すと輝いて見えたあの頃へ、思い出の中へ一緒にあの坂を歩いた彼を探しに行ったよ。そんなお話の曲です。」
(3) 「2018年の冬にかいた曲になり2年越しの配信リリースとなりました。初のWinter Songであるこの一曲はF.KawashimaのアレンジとJiNによるProduction Directionにより仕上げられています。心地よいR&Bグルーブのトラックに語り口調の歌声と切ない歌詞の世界が恋をしている二人を思い浮べさせるクリスマス時期に聴きたい曲。作詞作曲も手掛けています。」

——今はライブや音楽活動以外に配信番組のパーソナリティーもやっていますね。

はい、BIGOという配信会社と契約をして公式ライバーとして活動しています。ユーチューバーみたいなもので配信で活動するアーティストですね。今は2本やっていてまず”EX TV”という番組で英会話を歌うようなスタイルで教えています。歌う英語の先生です。

——それ観たいです。もうひとつは?

U:“RiverTV Nakameguro”という番組です。運営しているのが中目黒のギャラリーなので、アーティストを中心にゲストをお呼びして進行していく番組です。わたしはそこでパーソナリティーをやりながら中目黒のレストランを紹介するコーナーやライブのコーナーの担当です。毎週1本配信しています。

Unicoさんがネット番組を配信する拠点

今回お邪魔しました東京、中目黒にあるMDPギャラリーです。以下、ギャラリーについてです。
「中目黒の川近くに新たなアートの拠点」
“企業力とアート力”を結ぶことによって生み出されるあらゆる可能性を表現する空間。業界の常識や既存概念にとらわれることなく、アートの持つ無限な可能性をたくさんの人々に観ていただくことで、鑑賞から体感へそして感動へと伝えて行けたらと考えています。すべての業界のプロフェッショナルな方々とその価値を共有し発信していく新しいかたちのギャラリーを展開しています。

〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目14番18号1階

最新のWi-Fi 6対応ルーターで番組配信が安定。ゲストのリモート出演にも対応できる環境に

——その“RiverTV Nakameguro”の撮影場所でもある中目黒のMDPギャラリー内に新たにバッファローのWi-Fiルーター WSR-3200AX4S-BKを導入しましたね。ここからはその撮影スタッフでもあり“RiverTV Nakameguro”の運営スタッフの三浦陽さんに話を伺います。三浦さん、まずはどうしてバッファローの最新ルーターの導入を決めたんですか?

Unicoさんと運営スタッフの三浦さん

写真右が運営スタッフの三浦陽さんです。MDPギャラリーのWi-Fi環境についてお話をお伺いしました。

番組配信中のUnicoさん

そしてUnicoさんがパーソナリティーを務める“RiverTV Nakameguro”はこんな感じで和気あいあいと撮影が進められています。

三浦(以下三):実は以前使用していたルーターもバッファローのものでした。でもいざ配信をスタートさせるとここには専用回線もないので配信中にチェックをするために携帯でチェックをしたり複数の機器をつなぐとダウンしてしまうことが多く配信が止まってしまいました。使用していたルーターが普通のご家庭用のものなんで当たり前ですし、これを買った当時は番組を作って配信をやるとは思っていませんでしたからね。今から2年前に番組はスタートしたのですが正直トラブルは絶えなかったです。やはり配信をスムーズに行うには安定したルーターが必要ですし、配信はライブ配信でYoutubeとFacebook Liveから同時配信しているのでそれに耐えられるものが欲しかったのです。そこで今回バッファローのWi-Fiルーター WSR-3200AX4S-BKを導入しました。

配信番組の根底を支えるバッファローのWi-Fiルーター

(1)こちらが今やMDPギャラリーからの配信番組の根底を支えるバッファローのWi-Fiルーター WSR-3200AX4S-BKです。バッファローのGigaスイッチもありますね。
(2)ここがMDPギャラリーの地下にある配信番組の撮影現場。多くの機材が並んでいます。

——使ってみてどうでしたか?

三:まずはバッファローからバッファローへのルーターの変更なので最初の設定がとても簡単で即効で繋ぎかえられました。「無線引越し機能」というのがありこれを使えばすぐに使用可能です。他のブランドからの再設定も簡単みたいですね。私は機械には強い方ですがこれには驚きました。

スマホなど端末の無線再設定が不要

三:そして現在コロナの影響でゲストが呼べずにリモートでゲストとの対話をすることが多いのですが、その際に番組をチェックするパソコン以外にゲストと話す用のパソコンがもう一台必要になりました。その時点でふたつのパソコンが起動されることになりますが、このルーターに変更後は一度も止まっていません。理想的な状態で番組がスムーズに行えています。

番組ゲストはリモートで出演

インタビューにもあったようにリモートでのゲスト出演もこんな感じで盛り上がっているようです。

配信中の様子

新しいルーターにしたことで配信もサクサク行えてスタッフのみなさんも大満足のご様子でした。

三:このルーターはWi-Fi 6という規格でたくさんの機器が立ち上がっている状態にとても強いのです。番組中にパソコンが同時に立ち上がり、他のスタッフや関係者が携帯を見ていても全く大丈夫。まさに探していたものが見つかりました。

Wi-Fiの新スタンダードとなるWi-Fi 6について詳しくわかる特集ページです。

MDPギャラリー様でお使いいただいているWi-Fi 6対応ルーターの詳細はこちら。

三:そして自分たちだけならトラブルになってもまだなんとかなるんですが、この場所は外部の配信番組を手がける会社にもお貸ししているんです。その中にはチケット配信といってチケットを買った人しか見られない番組の制作と配信もここからしています。有料番組ですから止まってしまったら大変ですしその番組は私たちよりも桁違いの視聴数なんです。なのでこのルーターにしてからは安心してこの場を提供できています。

——そうなるとより多くの配信番組を作る人たちにもこの場所を貸せますね。

三:そうなんです。今はうちで放送しているのが3チャンネルなんですが、強力なルーターも手に入れたことだし今後はもっと増やしていこうと思っています。この配信番組の制作は会社としても力を入れていきたい分野でもあるので。

——今は配信番組制作のレベルアップが必要な要素になっていますね。ネットでの番組は人気もありますし。他に気に入っている部分はありますか?

三:安定した番組作りができるようになったことがやはり最も嬉しいことですが、パソコンの動作自体がかなり速くなりました。音楽のダウンロードや映像のアップロード等もめちゃくちゃ速くなりましたね。通信方式の「IPv6」でネットを繋げている人が多くても通信をスムーズに利用することができるんです。今はネットの時代ですから世の中でネットを利用している人が増えてもこの新しい通信方式でストレスなく使えるようになっているんです。あとは重複しますが以前のOFDMだとひとつのデバイスにしか電波が届かなかったので以前使用していたルーターが止まってしまうのはしょうがないことだったんですが、今回のWi-Fi 6規格の「OFDMA」という新しい機能で多くの機器に同時に繋げられるようになっています。

アクセス集中の影響が少ない高速インターネット

多くの機器をつないでも高速なWi-Fi環境

三:ここはギャラリーでもあるので撮影中にも一般の方が作品を見に来ますし、多くの人が訪れ携帯やタブレット等を利用します。今はそこの安定性がないと店舗としても人気が出なくなってしまいますし、やはりWi-Fiの強化は改めて大事だなと新しいルーターに変えて実感しました。このブラックで細身なルックスもかっこいいので気に入っています。ちょっとUnicoちゃんっぽいですよね(笑)。

——確かに!さらに楽しい番組がMDPギャラリーから配信されていくことを楽しみにしています。Unicoさん、三浦さん、今日はどうもありがとうございました。

番組開始前のUnicoさん

番組撮影開始前に作業をするUnicoさん。彼女自身も週に一度は通うMDPギャラリー内のWi-Fi環境が良くなってとても嬉しいと言ってくれました。

Creator's Favorite Foods

Unicoの好きな料理“この一品!” STREAMER COFFEE COMPANYのハム&チーズのホットサンドとストリーマーラテ

Unicoさん曰く、「ここはコーヒー好きな私のお気に入りのカフェ。このサンドも2種類のチーズが入っていてとっても美味しいです。そこにこのシンプルなラテが絶妙に合います。店内もお洒落だし撮影しているMDPギャラリーの近くなのでよく来ます。」

Interviewer Profile

LAVA

作曲家、DJ、サウンドプロデューサー

90年後半からロンドンでDJのキャリアをスタート。その後3枚のオリジナルアルバムを世界中でリリースさせる。1枚目の”Aile Alegria”はドイツのフロアチャートで4位を記録。2019年6月には待望の新作”Som do Verde”を自身のレーベル”Mundo Novo“よりリリースさせる。
音楽をまるでインテリアのように展開するそのサウンドスタイルで、選曲家としても不動の地位を築き上げ、各方面からのオファーは絶えない。今後も音楽を通して世界中へのコミュニケーション、リレーションを積極的に行っていく。

今回登場した商品

WSR-3200AX4Sシリーズ

本商品は、通信速度の向上に加えて、帯域を分割し複数端末同時通信により高速化・低遅延を実現する「OFDMA」や、空間を多重化し複数端末と同時通信することで高速化する「MU-MIMO」など、複数台の機器を同時に安定的に利用できる技術が採用された最新規格「Wi-Fi 6(11ax)」に対応。Wi-Fi仕様は、5GHz帯では4ストリームで最大2401Mbps(理論値)、2.4GHz帯では4ストリームで最大800Mbps(理論値)。インテリアになじむスリムコンパクト筐体で狭い隙間にでも置くことができ、縦置きはもちろん、スタンドを利用して壁に取り付けることもできます。(※)ブラックとホワイトの2色をラインナップ。

壁掛け用ネジ(2本)は別途ご用意ください。

横置きにはできません。