#216 映像クリエイター/XRアーティスト JOE ASANO
ポータブルSSDに保存した4K映像を直接編集しても快適に動く。圧倒的に転送速度の速いこのSSDだから可能
プロクリエイターが選んだ商品
(バッファロー提供)
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Creator's Profile
1973年 岐阜県生まれ
桑沢デザイン専門学校 プロダクトデザイン科を卒業後
グラフィックデザインの雑誌のDTP仕事を開始
イラストレーター フォトショップなどの2D技術を習得
テレビの小道具制作会社 伊佐梅に入りTBSドラマの小道具を制作
その傍らデジタルハリウッド専門学校でCG技術を習得しVJ活動を始める
2000年~テレビ朝日クリエイトに転職
報道のニュース再現CGを担当し8年ほど様々な番組CG制作を経験する
ハートランドという六本木ヒルズにあるバーでVJを毎週行いながら
DJ、アーティストなど業種を超えた仲間と出会う
全国マルチメディア祭 in 岡山 オープニングCG大賞受賞
Heartlandビエンナーレ入選
2008年~フリーランス開始
CM制作現場や大手CG制作会社などで働きながら
仲間の紹介でよしもとブロードエンタテイメントの方々と出会い
バラエティー番組制作のオープニングや沖縄国際映画祭などのCG制作を担当
2021年 NEWVIEW AWARDファイナリスト
MISSJAPANTOKYO 仲間から映像デザインの依頼を受け制作
2022年ワールドカップ試合直前のCG映像 テレビ朝日
3150Fighatの試合会場で流れるアタック映像制作 AbemaTV
バチェラー・ジャパンのスタジオでのマルチ映像CG制作 Amazon Prime Video
メタバースでJACK&HOLYDAYというワールドを作りモーションキャプチャーやVRやAR、AI技術を研究しながら日々進化している
クライアントの喜ぶ顔を想像しながら普通じゃ乗り越えられない壁をのりこえたとき自分も幸せを感じる。
人とのご縁を大切にして自分が役に立てれば光栄です。
Interview
2Dのグラフィックから3Dの世界へ。同時にやっていたVJでさまざまな人や企業とつながり、そして今はメタバースへと世界が広がっています
——映像クリエイター、XRアーティストのJOE ASANOさんです。まずはJOEさんが映像の世界に入っていった経緯を教えてください
小学校1年生の時に自分は絵が上手いと気づきました。平面的ではなくスーパーカーを立体的に描いたら先生が驚いたり。当時描いた絵は新聞にも載りました。
——クラスに必ず宇宙戦艦ヤマトやあしたのジョーを斜め前から描ける人がいましたよね。
まさにそれですね。親の転勤で国内を転々としましたがプラモデルを誰よりも上手く作れましたし、野球盤も手作りで作ったりして常に人気者でしたよ。
——手作りの野球盤て(笑)。そのまま美術系の学校に進んだんですか?。
本当はそうしたかったんですが学費が高く親に面倒はかけられないと思い進学校に進みました。その後上京して青山学院大学の夜間に行き、美術ではなく経営の勉強をしたんです。それは親のためでもありました。
——親思いのJOEさんです。そして?
一緒に上京した友人がアート好きで、僕が絵を上手かったのも知っていたので美術の学校に行くことを薦めてくれたんです。背中を押してくれたんですね。それで結果芸大は落ちましたが桑沢デザイン専門学校に行きます。通いながらNHKの番組の小道具係のアルバイトをしました。どうせ働くならエンターテイメントに近い仕事がしたかったんですよね。そして小さなグラフィックデザイン事務所に就職します。自信満々で入ったんですがちょうどDTPの時代に突入したタイミングで、イラストレーターやフォトショップをいじれない僕はこてんぱんにやられました。センスと技術の両方が問われ出した時代ですね。その頃フジテレビで朝の情報番組内で秋元きつねさんが"Light Wave”という3Dソフトを使って作っていたのが「ウゴウゴルーガ」で、一気にそのクリエイティブに僕は興味を持ったんです。基本DTPは2Dの世界ですが3Dでも動画の仕事をしたいと思ったんです。そこでまずはクラブでVJの仕事をスタートさせます。
飲食店のロゴデザイン、ミュージシャンのジャケットデザイン
——グラフィックの会社は辞めちゃったんですか?
——路頭に迷うと小道具に行くという、イケてます(笑)。テレビ朝日での仕事はそのあたりからですか?
——メタバースもその延長上にあったものですか?
そうですね。メタバースはインターネット上に存在する仮想空間でリアルのデジタル版。それがメタバースです。そこでは思い思いの空間演出がネット上でできるんです。例えばディズニーランドの新しいアトラクションが自分で作れます。コロナになったタイミングでZoomなどでパソコンで会議をしていたことがプラスに働き、ネット上でリッチコンテンツとして登場したものです。もともとSF作家の人が作った言葉で、メタが「超」、バースがユニバースの「バース」。超宇宙ですね。その影響からさらにFacebook社がメタ社になったことで拡張現実の世界が脚光を浴び出しました。これが今や国際交流にもつながっていますからね。そしてさらに言えばネットの通信速度がアップしたことでより発展したのがメタバースでもあります。コロナと技術発展のタイミングが合わさって一気にこのムーブメントが加速したと言えます。企業のウェブ会議は最初はよくパソコンが止まっていましたが、技術の発展があったことで今ではみんながウェブ会議をできるようになりました。
——メタバースについてもう少し聞かせてください。
今まではプログラムも難しく3Dはかなりの技術が必要なものでした。でも今ではソフトも無料になり、一般の人も参入しやすくなりオリジナル空間も簡単に作れるようになりました。例えばLAVAさんが手掛けているお店を宣伝しようとします。そのお店は東京にあるのでニューヨークの人は行けません。でもそのニューヨークの人がバーチャルの世界では LAVAさんのお店に行くことができます。まったく新しいホームページの形とも言えますね。そしてその人が実際に東京に来ればLAVAさんのイベントにも行けるんです。そしてバーチャルの中で買い物もできるので経済効果にもつながります。TikTokの延長線上でよりリアルな没入感で表現する世界、それがメタバースです。今ではその制作も多く、現在はBS吉本の番組中のCGキャラクターを作っています。それもメタバースです。
アバターデザイン・アニメーション
メタバースイベント
「仕事仲間Holy氏と立ち上げたメタバースイベントJACK&HOLYDAYを毎週メタバースプラットフォーム、「Cluster」にて開催。3467人の方に来場していただきました。実写ライブ配信ををDJブースの後ろにおいて現実のイベントに近い雰囲気を再現しました。」
このSSDだとPCの中のHDDと同じようにデータサイズを気にせずアクセスできます。大きなデータを扱う映像クリエイターには必須な機器ですね。
——僕もよく知らない世界でしたがメタバース、面白いです。色んなミュージシャン同士も繋がれそうだし、それがワールドワイドで行えますもんね。そしてそれがまた各々のブランドを高めることにもなりますし、経済効果にもつながっていく。今日はとても勉強になりました。ではパソコンの話をしましょう。使用しているパソコンとソフトを教えてください。
メインはDELLのWindowsパソコンです。パソコンで高度な3Dを扱うのにメモリーの拡張だけではなく高性能なグラフィックカードを拡張する必要があります。ただし、そういったグラフィックカードはMacには対応していないので、その分野ではWindowsが強いんです。ソフトは3D制作にはBlender、ゲームを総合的にプログラムも含め制作するソフトがUnity。Unreal Engineが高度なリアルタイム表現ができるゲーム制作ソフトです。この3つが僕のクリエイティブではメインです。あとは映像制作でAfter Effectsやフォトショップを使用します。
——JOEさんのクリエイティブでハードディスクやSSDが必要な理由を教えてください。
以前、僕は10年ぐらい前のバッファローの外付けSSDを使っていたんです。その頃では高速転送のできるもので、周辺機器では自分の主流でした。でもACアダプターが外付けで2回もなくしたんです。しかし当時のSSDでも容量が1TBありデュアルなのでバックアップもとれましたし素晴らしかったですね。
10年前の愛用SSD
最新のポータブルSSDを提供いただきました
お使いのDELLコンピューターの上に置かれたJOEさんご使用のバッファローのポータブルSSD「SSD-PHP4.0U3-BA」です。
JOEさん愛用のSSDの詳細はこちら。
——使ってみてどうでしたか?
ファイルコピーを高速化
異常を検知したら即お知らせ
屋外への持ち運びに安心。
作業中のJOEさん
メタバースとのコラボを楽しみにしています
Creator's Favorite Foods
JOE ASANOの好きな料理“この一品!” 「チキンプレイスロティサリーズ 東日本橋の特製チキンカレー」
Interviewer Profile
LAVA
作曲家、DJ、サウンドプロデューサー
90年後半からロンドンでDJのキャリアをスタート。その後3枚のオリジナルアルバムを世界中でリリースさせる。1枚目の”Aile Alegria”はドイツのフロアチャートで4位を記録。2019年6月には待望の新作”Som do Verde”を自身のレーベル”Mundo Novo“よりリリースさせる。
音楽をまるでインテリアのように展開するそのサウンドスタイルで、選曲家としても不動の地位を築き上げ、各方面からのオファーは絶えない。今後も音楽を通して世界中へのコミュニケーション、リレーションを積極的に行っていく。
今回登場した商品
SSD-PHPU3Aシリーズ
本商品はUSB 3.2(Gen.2)に対応し、約1,050MB/sのリード速度と約1,000MB/sのライト速度を実現。(※1)またアクセス方法の改善により大容量データの連続書き込み時でも高速転送が可能なポータブルSSDです。Windows用高速アプリ「CopyBooster(コピーブースター)」を利用することでデータ転送の効率化を図り、書き込み時間をさらに短縮することが可能。プロユースなど動画編集時の大容量データの移動や、スムーズなバックアップに効果的です。また端子部分にはキャップも付属し、外出時の持ち運びや屋外での利用の際にも大切なデータを守ります。「IP55」の防塵・防滴性能を持つほか、米軍納入品の選定に用いられる米国MIL規格「MIL-STD-810H 516.8 procedure IV」に準拠し、当社が独自に行った2.1mからの落下試験(※2)にも合格しており、高い耐衝撃性も実現しています。
※1.2022年10月、バッファロー調べ。あくまで特定のテスト環境で得られた結果であり、必ずしも全ての動作環境で同様の結果が得られることを保証するものではありません。詳細は商品ページをご確認ください。
※2.詳細は商品ページをご確認ください。