使いやすさにこだわりぬいた、バッファロー初の「Wi-Fi EasyMesh™」対応Wi-Fi ルーター


使いやすさにこだわりぬいた、バッファロー初の「Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh™」対応Wi- Fi ルーター。

―バッファローにはこれまで「AirStation connect」という「メッシュネットワーク」に対応した商品がありました。今回Wi-Fi Allianceが策定した「Wi-Fi EasyMesh™」はこれまでの「メッシュネットワーク」とどのようにちがうのでしょうか?
柳橋:一言で「メッシュネットワーク」といっても、各メーカーが独自に開発した規格と、Wi-Fi A l l i a n c eという業界団体が策定した規格「Wi-Fi EasyMesh™」の大きく2種類が存在しています。簡単に違いを説明すると、「AirStation connect」に使われているようなメーカー独自規格は、設定の自由度が高く様々な専用チューニングがされており高性能ですが、比較的高価格です。一方で、「Wi-Fi EasyMesh™」は共通規格のため、認定プログラムを取得したモデル同士であれば、相互接続が可能。家の構造や電波を届けたい場所に合わせて、自由に商品を組み合わせることができます。しかも価格面ではリーズナブルな構成を組むことが可能です。
―今回バッファローでは、「WSR-1800AX4Sシリーズ」を皮切りに、順次「Wi-Fi EasyMesh™」の対応機種を拡大していくことになります。主なターゲットはどのように考えていますか?
日向:「WSR-1800AX4Sシリーズ」は、Wi-Fiルーターの中でも比較的お手頃な価格帯の商品です。「メッシュネットワーク」を手軽に、リーズナブルに使いたいお客様にぜひ導入してもらいたいですね。
柳橋:コアなPCユーザーというよりも、むしろスマホでのWi-Fi接続がほとんどというお客様のお役に立つと考えています。簡単手軽に家じゅうのどこでもWi-Fiに接続したい。そんなニーズをお持ちの方であれば、「Wi-Fi EasyMesh™」はきっと喜んでもらえるはずだと確信しています。
―「WSR-1800AX4Sシリーズ」を「Wi-FiEasyMesh™」に対応させるにあたり、こだわった点はどのようなところですか?
日向:共通規格とはいえ、細かなチューニングはメーカーの腕の見せ所です。対応している2.4GHzと5GHzの周波数帯についても、パラメーターの調整でどちらにつながりやすくするかはメーカーの味付け次第です。なるべく速度面で優位性のある5GHz帯につなげたいところですが、設定をいじりすぎると他の商品との連動に障害が出る可能性がある。バッファローにとっては初めての「Wi-Fi EasyMesh™」製品であり、試行錯誤の連続でしたが、非常にバランスのいいチューニングができたと思っています。
柳橋:これまでバッファロー製品を使ってくださっていたお客様がスムーズに「Wi-Fi EasyMesh™」を導入できるよう、これまで使っていたSSIDをそのまま「WSR-1800AX4Sシリーズ」でも使えるように配慮をしました。これまでのWi-Fiルーターの延長線上に「Wi-Fi EasyMesh™」がある。導入の障壁を可能な限りなくすことを心掛けました。開発期間は約6ヵ月。その大部分をこうした細かなチューニングや、使いやすさを高める設定に費やしました。
日向:「Wi-Fi EasyMesh™」はこれからのWi-Fiルーターのスタンダードになっていくものです。「WSR-1800AX4Sシリーズ」はバッファローにとって「Wi-Fi EasyMesh™」に初めて対応した機種。Wi-Fiのリーディングカンパニーとして、「バッファローらしさ」を存分に盛り込んでいち早くお届けいたします。コロナ禍の今だからこそ、多くのお客様に喜ばれる製品だと思っています。一日も早く、たくさんのご家庭に届けたいですね。
【商品紹介】「Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh™」対応Wi-Fiルーター「WSR-1800AX4Sシリーズ」※
親機と中継機が家じゅうに快適なWi-Fi環境を構築。どこにいてもストレスなくネットに接続が可能です。
すでに出荷済みのWSR-1800AX4Sシリーズにつきましては、ファームウェアのアップデートにて「Wi-Fi EasyMesh™」への対応が可能です。