故障したSSDのデータは復旧できる?SSDのメリット/デメリットとは


目次
1. SSDの構造

①メモリーコントローラー
キャッシュメモリーやフラッシュメモリーにデーターを保存する、保存したデーターを読み出すなど、SSDのデーターを制御します。
②キャッシュメモリー
フラッシュメモリーのデーター保存や読み出しがスムーズに行われるように、データーを一時的に保存します。フラッシュメモリーの管理情報を保管する役割もあります。
③NAND型フラッシュメモリーチップ
SSDには複数のフラッシュメモリーチップが搭載されています。ここがデータの保存場所です。フラッシュメモリーは小さな領域(セル)に区切られており、すべての領域を均等に使用するように、データを分散して保存します。
2. SSDのメリットとデメリット
SSDはすべての処理を電気的に行うため、HDDと比べて以下のようなメリットがあります。
◎SSDのメリット
システムの起動が速い
ソフトウェアの起動や処理が速い
データーの保存やコピーが速い
動作音がなく静か
消費電力が小さい
衝撃による故障リスクが低い
一方で、HDDと比較した場合に以下のようなデメリットがあります。
◎SSDのデメリット
容量あたりの価格が高い
熱や電気的なストレスによる故障リスクがある
1つのチップが故障するとデータが読み取れなくなる

3. SSDの故障・障害事例
3-1. ファイルシステム障害(論理障害)
当社にご相談いただくSSDのデータ復旧事例で最も多いのが、ファイルシステム障害です。パソコンを起動できなくなった、ファイルが開けなくなったなど、SSDのトラブルの多くはこの障害によって発生します。フラッシュメモリーチップに保存されているデータは正常なのに、それを読み取るための情報が破損するなどした状態で、物理的な故障ではありませんので、ファイルシステムを修復することによりデータを復活できる可能性があります。一度当社データ復旧サービスにご相談ください。
3-2. フラッシュメモリーチップの故障(物理障害)
関連情報
4. 故障したSSDのデータ復旧はバッファローへ
バッファローのデータ復旧サービスでは、メーカーならではの技術・ノウハウを活用し、HDD、NAS、SSD、USBメモリー、SDカードなど様々なメディアのデータ復旧に対応しています。料金は一律固定料金※で、必ず事前にメディアの診断を行い、障害レベルとお見積もりをご提示した上で、ご納得いただいてから作業を行います。診断・お見積りは無料で、お見積り後に作業を行わない場合もキャンセル料はいただきませんので、安心してご利用いただけます。復旧用のメディアの代金も固定料金に含まれており、作業後に追加料金が発生する心配はありません。
重度障害および中度の物理障害の場合は、別途お見積りとなります。
詳しくはこちらをご確認ください。
