クラウド+外付けHDDで安心・快適に共同作業

例えば、何十年ぶりの同窓会で幹事を任されたら。
名簿の整理や案内状の作成など、ほかの幹事たちと協力して進めないといけない仕事は山盛りです。
ほかにも、地域や学校の役員など、会社以外でもパソコン相手に仕事をするシーンは何かと多いのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが、クラウドサービスです。
資料を上手に共有して、効率的に作業ができるメリットがある一方で、使い慣れていないと
「インターネット上にファイルを置いて、本当に大丈夫なのかな?」と漠然とした不安を抱える人も。
クラウドサービスをしっかり理解して、賢く利用していきましょう。

離れた場所でも、クラウド化で効率UP!

仕事の効率化やワークスタイルの多様化に伴い、急速に拡大しているクラウドサービス。
各社からさまざまなサービスが提供されています。
作ったファイルをどこからでも簡単に仲間と共有できて、同時に編集もできるメリットはとても大きく、現代のビジネスには欠かせないツールとなっています。
プライベートでも、例えば冒頭のように同窓会幹事を任されたとしたら、扱う資料や写真は膨大。
しかし、以前なら特別にNASなどのサーバーを準備しなければ共有できなかったデータも、クラウドサービスを使えば、幹事全員がいつでも最新のデータを閲覧、編集、共有することができます。

絶対になくせないデータ、クラウドで大丈夫?

クラウドサービスを利用する人にとって心配なのが、データの安全性です。
その点、常に脆弱性に対するアップデートやメンテナンスが行われているクラウドサービスは、セキュリティー面でしっかりしているので漏洩などのリスクは少ないでしょう。
もちろん、端末のパスコードロックや、アカウントへの自動ログイン設定など、自身で行う一般的なセキュリティー対策は怠らないようにしましょう。
さらに、手元のハードディスクに保存している場合は、盗難や紛失、破損などのリスクがありますが、クラウドは物理的な“モノ”が存在しないため、そういったリスクがないのもメリットです。
また、預けているデータは各地の拠点ごとに分散して管理しているため、自然災害などで消失してしまうこともありません。
操作ミスでデータを消してしまったときも、一定期間内であれば復元が可能。
これもクラウドサービスならではのメリットです。

「どうしても心配!」そんな時は外付けHDDをおともに

さまざまな対策が取られていて安全性の高いクラウドサービスですが、何事にも100%の保証はありません。
「自分だけのものではない大切なデータだから、絶対になくせない」というときには外付けHDDを用意して、さらにバックアップを強固なものにするのもひとつの手です。
また、クラウドサービスはしっかり活用すればオフラインで作業できるものもありますが、外付けHDDならインターネット環境に依存しないのでレスポンスの遅れなどの心配もなく、シンプルに使えます。

便利なサービスはしっかり活用しながら、安心のバックアップ体制を整えて、快適な作業環境を整えましょう。