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RAIDデータ復旧ならバッファローにご相談を

2020.06.15

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NASやサーバーなどのデータを冗長化し、ハードディスクが故障した時に速やかに復旧できるRAID 1/5/6/10などのRAID機能。しかしRAIDを設定しているからバックアップをとらなくても大丈夫だと思っている方は要注意!トラブルの内容によっては、RAID機能によるデータ復旧ができなくなることもあります。

バッファローのデータ復旧サービスでは、バッファロー製の法人向けNAS(TeraStation、LinkStation)だけでなく、他メーカー製のRAID機能搭載NAS、サーバー等についても、データ復旧のご相談を承っています。これまで寄せられた数多くのご相談から、よくある症状の事例とともに、データを守り、復旧するための手順をご紹介します。

目次

↓よくご相談いただく症状
↓リビルドを実行する際の注意点
↓復旧サービス内容

よくご相談いただく症状

↓1:ネットワーク経由でNASやサーバーにアクセスできない
↓2:NASやサーバーのランプが点灯・点滅している
↓3:複数のハードディスクで同時に障害が発生した
↓4:リビルドに失敗して、別のハードディスクにも障害が起きた
↓5:停電が起きた後、データにアクセスできなくなった

1:ネットワーク経由でNASやサーバーにアクセスできない

ネットワーク上のNASやサーバーにアクセスできなくなった時は、ネットワークを構成している各機器の状態を把握することが必要です。まずはNASやサーバーの状態を確認し、正常な場合はネットワーク上の他の機器(LANケーブル、アクセスポイント、スイッチングハブ、パソコン等)を一つずつ順にチェックしましょう。NASやサーバーに障害が見つかった時は、製品の取扱説明書を参照して、適宜対処してください。

≫TeraStationにアクセスできない!ネットワークトラブル時にデータを守りつつ対処する方法とは?

NASやサーバーの障害の中でも特にハードディスクの故障が疑われる場合は、すぐに電源をオフにして使用を停止してください。電源のオンオフを繰り返すと、ハードディスクの状態が悪化し、データ復旧の可能性を低下させる可能性がありますのでご注意ください。

RAID 1/5/6/10等で使用しているNASやサーバーのハードディスクが故障した場合は、ハードディスクの交換〜リビルド(データ再構築)によって元の状態に戻すことが可能ですが、リビルドを実行する際には注意が必要です。詳しくは、「リビルドを実施する際の注意点」をご参照ください。

↓リビルドを実行する際の注意点

2:NASやサーバーのランプが点灯・点滅している

NAS/サーバー製品の多くは、エラーが発生した時に、ランプの点灯・点滅によって状況を伝える機能を搭載しています。ランプの点灯・点滅が正常時と異なる場合は、製品の取扱説明書やメーカーサイトのサポートページを参照して状態を把握し、適宜対処してください。

お使いのNASがバッファロー製TeraStation(テラステーション)/LinkStation(リンクステーション)の場合は、ランプや液晶ディスプレイによってエラーコードを確認することができます。例えばE14は「RAIDアレイがマウントできない状態」、E30は「ドライブがRAIDアレイから外された状態」で、いずれもハードディスクが故障している可能性があります。

≫TeraStationが起動できない!電源トラブル時にデータを守りつつ対処する方法とは?

RAID 1/5/6/10等で使用しているNASやサーバーのハードディスクが故障した場合は、ハードディスクの交換〜リビルド(データ再構築)によって元の状態に戻すことが可能ですが、リビルドを実行する際には注意が必要です。詳しくは「リビルドを実施する際の注意点」をご参照ください。

↓リビルドを実行する際の注意点

3:複数のハードディスクで同時に障害が発生した

RAID 1/5/6/10等を搭載したNAS・サーバー製品は、複数のハードディスクにデータを二重化して保存することにより、1台のハードディスクが故障しても、容易に元の状態に戻すことができます。しかし、RAIDを構成するハードディスクは、同じメーカーの同じ型番、同時期に生産されたロットであることがほとんどであるため、経年劣化によって故障する時期も誤差範囲であることが多く、複数のハードディスクが同時に故障してしまうケースも少なくありません。

複数のハードディスクで同時に障害が発生すると、RAIDの構成によってはリビルドができなくなってしまいますが、そのような場合でも、症状の軽いハードディスクからデータを抽出し、データの一部を復旧できる可能性があります。市販の復旧ソフトウェアで復旧しようとすると、かえって症状を悪化させてしまうことがありますのでご注意ください。データ復旧はプロの目で症状を判断し、適切な処置を行うことが必要です。NAS製品のメーカーであり、多くのデータ復旧実績がある当社データ復旧サービスにご相談ください。

4:リビルドに失敗して、別のハードディスクにも障害が起きた

3と同じ理由により、リビルド中にもう1台のハードディスクが故障してしまうケースがあります。この場合も同様に、データの一部を復旧できる可能性があります。むやみに自己解決しようとせず、当社データ復旧サービスへご相談ください。診断・お見積りは無料で、お見積り後にデータ復旧を実施するかどうかを決めていただけます。

↓リビルドを実行する際の注意点

5:停電が起きた後、データにアクセスできなくなった

停電により、稼働中のNASやサーバーへの電力供給が急に止まると、本体やハードディスクに負荷がかかり、故障の原因になることがあります。ハードディスクに障害が発生し、データを読み出せなくなった時は、すぐに使用を中止してください。再起動すると、RAIDのコントローラーが自動でデータを復旧しようとして、さらに重症化する恐れがありますのでご注意ください。

バックアップ用のNASや外付けHDDを設置している場合は、バックアップデータの状態を確認し、問題がないことを確認してから、NAS・サーバーの復旧作業を行ってください。バックアップ用の機器にも障害が発生している場合は、むやみに復旧作業を行わず、当社データ復旧サービスにご相談されることをお勧めします。

停電によるNASやデータの故障を防ぎ、重要なデータを守るためには、UPS(無停電電源装置)が有効です。まだ導入されていない場合は、ぜひ導入をご検討ください。

↓リビルドを実行する際の注意点

◎上記以外の症状が発生した場合

バッファローの「データ復旧サービス」は、上記以外の症状にも対応しています。 気になることやご質問がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

リビルドを実行する際の注意点

リビルドとは、RAID(1/5/6/10等)で使用しているNASやサーバーなどで、故障したハードディスクを新品に入れ替えた後、データを再構築する作業のことです。これにより、ハードディスクが故障したNASやサーバーを短時間で容易に復旧することができます。

しかし、リビルドを実行する際には注意が必要です。一般的に、RAIDを構成するHDDは、同じメーカーの同じ型番、同時期に生産されたロットであることが多いため、RAIDを構成するハードディスクのうち1台が故障した場合、他のハードディスクも近々に故障する可能性が高いと考えられます。リビルドは、ハードディスクに高い負荷がかかるため、作業の途中で、それまで動作していたハードディスクにも障害が発生してしまうリスクがあるのです。

リビルドの失敗によって大切なデータを失うことのないよう、リビルドを実行する前に必ず他の記憶媒体にバックアップを取ってください。また、データを認識せず、バックアップができない状況では、安易にハードディスクの交換・リビルドは行わず、当社データ復旧サービスへご相談ください。

復旧サービス内容

バッファローでは、TeraStation/LinkStationの商品開発で培った技術とノウハウを活かし、ご安心・ご納得いただけるデータ復旧サービスを提供しています。

Web申し込みフォームからお申し込みいただいた後、トラブルが発生した機器を当社へお持ち込み、またはご送付いただきます。お預かり品の状態を診断し、お見積りをご提示した上で、復旧作業のご注文をいただきます。

復旧内容の詳細についてはこちらをご参照ください。

復旧料金

当社のデータ復旧サービスは、お客様に安心してご利用いただけるよう、3段階の障害レベルを設定し、一律固定料金制にてご注文を承っています。必ず事前にメディアの診断を行い、障害レベルとお見積もりをご提示し、ご納得いただいてから作業を行います。診断・お見積りは無料で、お見積り後に作業を行わない場合もキャンセル料はいただきません。復旧用のメディアの代金も固定料金に含まれており、作業後に追加料金が発生する心配がありません。

詳しい料金についてはこちらをご確認ください。

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