高速通信と大容量メモリによる安定動作を実現 10GbE標準搭載 Windows Storage Server 2016

メルコホールディングス（東・名 6676）グループの中核企業 株式会社バッファロー（本社：名古屋市、代表取締役社長：牧 寛之、以下バッファロー）は、最大10Gbps（規格値）の伝送速度を持つ10GbE（10ギガビットイーサネット）に対応したWindows Storage Server 2016搭載法人様向けNAS「テラステーションWSS」の新モデル「WS5020シリーズ」全23商品を発売します。2018年5月下旬より順次販売を開始します。

本商品は、10Gbps（規格値）の高速イーサネット「10GbE」に対応。ファイルの読み書きやバックアップ作業の高速化を実現します。ウイルスチェック中のNASから保存データを10台のパソコンで一斉ダウンロードする際にかかる時間は、従来商品（WS5400DN08S6）の1/3以下※と大幅な高速化を実現しました。またメインメモリーは、エラー訂正機能「ECC」（Error Checking and Correction）に対応したDDR4メモリーを8GB搭載し、複数のアプリケーションを追加して運用する場合のメモリー不足を軽減。バックアップやウイルススキャンソフトウェアを同時使用した場合にも安定した運用を可能にします。さらに、Denverton世代Intel® Atom™デュアルコアプロセッサーを搭載し、複数クライアントの同時接続を強化します。

筐体には、2017年発売のLinux搭載モデル「テラステーション TS5010シリーズ」で採用された高効率エアフロー筐体を採用。また搭載ハードディスクには長時間稼働に適したNAS専用商品を採用することで安定した長期間稼働を実現します。本体、ハードディスクともに購入から3年以内に故障した場合に無償で修理対応を行う3年保証付きです。

その他、管理者が設定したスケジュールに基づいて共有フォルダーのスナップショットを作成し、ユーザーが誤って共有フォルダーのファイルを変更してしまった場合などに履歴をさかのぼって変更したファイルを以前の状態に復元することが可能な「シャドウコピー」、メイン機のデータをサブ機に自動バックアップする「Windows Server バックアップ」、Active Directoryサーバーに登録されているアカウント情報を利用したファイル・フォルダーのアクセス制限に対応し、大規模なユーザー・グループのアクセス管理を容易にするActive Directoryの完全連携、マイクロソフトが提供するクラウドストレージサービス「Microsoft Azure」への対応など、Windows Storage Server 2016の標準機能をフル活用できます。