6GHz帯通信の測定検証の結果、Wi-Fi 6E対応「AirStation WNR-5400XE6シリーズ」とVAIO PC間で、平均スループット値約1.5Gbpsの高速通信を実現

お知らせ

メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)は、VAIO株式会社(本社:長野県安曇野市、代表取締役社長:山野 正樹、以下VAIO)との相互協力により、最新規格Wi-Fi 6E対応ルーター「AirStation WNR-5400XE6シリーズ」と、VAIOが製造・販売するノートPCのうち、最新規格Wi-Fi 6Eの6GHz帯での通信を可能にするアップデートプログラムの提供を開始した6機種※1との動作確認を行いました。6GHz帯での通信測定の結果、無線LANスループット測定値ではダウンロードで約1.5Gbpsの通信を確認いたしました。2022年9月2日(金)施行の電波法施行規則に準拠したWi-Fi 6Eを用いて、混雑や干渉の少ない新しい6GHz帯を利用し、これまで以上に快適なWi-Fi通信が可能となります。

1 個人向けにはVAIO® SX12・SX14・S15、法人向けにはVAIO® Pro PJ・PK・PHのうち、2022年4~6月に発表された型名のモデル

「WNR-5400XE6シリーズ」は、5GHz帯と6GHz帯の通信において、最大理論値がともに2,401MbpsとなるWi-Fiルーターです。本商品とWi-Fi 6E対応ドライバーを搭載したVAIO® PCを接続し、無線LANスループット測定を行いました。

無線LANスループット測定値

Wi-Fi 6E(6GHz帯):ダウンロード 1,559Mbps
Wi-Fi 6(5GHz帯):ダウンロード 1,490Mbps

測定の結果、6GHz帯は5GHz帯と比較すると、速度が低下せず安定した高速通信となりました。6GHz帯は、2022年9月2日(金)施行の電波法施行規則によって新たに開放された帯域のため、現時点において従来の2.4GHz帯や5GHz帯と異なり、一般環境における電波干渉が少なく、混雑の少ないクリーンな通信の実現が期待できます。

※測定環境

・WNR-5400XE6詳細
ファームウェア:Ver.1.00
6GHz:バンド幅160MHz(使用チャネル 191ch) 認証方式:WPA3
5GHz:バンド幅160MHz(使用チャネル 36ch) 認証方式:WPA2

・VAIO® PC詳細
製品名:VAIO® SX12
型名:VJS125シリーズ
プロセッサー:インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー
メインメモリー:16.0GB
OS:Windows 11 Pro64ビット
WLAN ドライバーバージョン:Ver.22.180.0.4

・測定環境イメージ
※測定方法:Chariot

「WNR-5400XE6シリーズ」について

本商品は、累計出荷台数6,000万台を突破した無線LAN機器AirStationシリーズにおいて、最新規格「Wi-Fi 6E」にて追加された周波数6GHz帯が利用可能なトライバンドWi-Fiルーターです。3つの帯域を各2ストリームずつ、計6ストリーム(2+2+2)に対応しており、6GHz最大2,401Mbps(理論値)、5GHz最大2,401Mbps(理論値)、2.4GHz最大573Mbps(理論値)の高速通信が可能です。有線INTERNETポートは最大2.5Gbpsに対応し、LANポートは最大1Gbps対応で3ポート搭載しています。動画ストリーミングやオンラインゲームなど、大容量通信を有線無線併せて多台数でも快適にお楽しみいただけます。

また、Wi-Fi Alliance®の「Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh®」を取得しており、同じく「Wi-Fi EasyMesh™」に対応したWi-Fiルーター・Wi-Fi中継機と本商品とを自由に組み合わせてメッシュネットワークを簡単に構築することができます※2。つなぐだけでWi-FiルーターやWi-Fi中継機が通信しあい、ネットワークを自動で最適化するため、家じゅうすみずみまで快適なWi-Fi環境を構築することが可能となります※3

2 「Wi-Fi EasyMesh™」では、Wi-Fiルーター(コントローラー)・Wi-Fi中継機(エージェント)間の通信では6GHz帯を利用できません(2022年11月29日(火)現在)。

3 接続するWi-Fiルーター・Wi-Fi中継機も「Wi-Fi EasyMesh™」に対応している必要があります。ご利用中のWi-Fiルーター(無線LAN親機・中継機)の仕様は、各メーカーにお問い合わせください。

新規格「Wi-Fi 6E」とは

2022年9月2日(金)施行の電波法施行規則にて認証された新しいWi-Fi規格です。Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)の周波数帯域を増やし、従来の2.4GHz帯と5GHz帯に加え、6GHz帯の利用が可能となりました。従来の2.4GHz帯や5GHz帯では、Wi-Fi利用機器の増加による混雑や電子レンジ、近隣住宅のWi-Fiによる電波干渉、気象・航空レーダーを検知した場合にそれを回避するための通信断が発生しています。これまでのWi-Fiルーターでは利用されていない、混雑や干渉の少ない新しい6GHz帯を利用することで、これまで以上に快適なWi-Fi通信環境を構築できるようになることが期待されています。また160MHz幅のチャネルを最大3チャネル形成することが可能で、柔軟なチャネル設計や大容量通信をスムーズにします。
※6GHz帯を利用する場合は、端末側もその帯域に対応している必要があります。

VAIO® PCについて

VAIO株式会社の製造・販売するノートPCは、多様化するライフスタイルに対応し、個々の利用目的に応じて豊富なラインナップやカスタマイズの選択肢を提供しています。今回は6機種(個人向けにはVAIO® SX12・SX14・S15、法人向けにはVAIO® Pro PJ・PK・PHのうち、2022年4~6月発表された型名のモデル)にWi-Fi 6Eの6GHz帯での通信を可能にするアップデートプログラムの提供が公開されました。

12.5型ワイドモバイル

14.0型ワイド モバイル

15.6 型ワイド オールインワン

アップデートプログラムの適用方法並びに対応機種詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://solutions.vaio.com/4700

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