既設LANケーブルのままで2.5GbE通信に対応。パフォーマンスと信頼性を追求した法人向けNAS「TeraStation」の小規模オフィス・SOHO向け新ラインナップ「TS3030シリーズ」を10月下旬より発売

メルコホールディングス（東・名 6676）グループの株式会社バッファロー（本社：名古屋市、代表取締役社長：牧 寛之、以下バッファロー）は、法人向けNAS「TeraStation（テラステーション）シリーズ」の小規模オフィス・SOHO向け新ラインナップとして、2.5Gbpsの高速通信が可能なEthernet規格に対応した「TS3030シリーズ」3シリーズを2024年10月下旬より順次出荷、販売を開始いたします。

本商品は、64bit CPUを採用し、2.5GbEポートと2GBのメモリーを標準搭載した小規模オフィス・SOHO向けNASです。IEEE802.3bz規格に対応しており、多くのビルで既に敷設されているカテゴリー6やカテゴリー5eケーブルの環境においても、同規格に対応したスイッチに変更するだけで、2.5GbEのスピードにてご利用いただけます。通信速度の向上により、スムーズなファイル操作や仕事のスピードアップに貢献します。また、多台数のパソコンからの高負荷な同時アクセスでも安定動作が可能です。24時間連続での同時フルアクセス時の安定稼働台数検証^※1では、同時に45台のパソコンが安定稼働できることが実証されました。これは従来商品「TS3020シリーズ」の40台に比べ約1.1倍で、多台数のサーバーやパソコンが同時稼働する環境にも安心してお使いいただけます。

リモート管理サービス「キキNavi」を利用することでNASの設定変更をリモートで行うことが可能です。設定変更のための現地訪問や訪問調整が不要となるため機器管理者の管理工数、訪問回数、残業時間の削減が見込めます。

セキュリティー面では、NASのウイルスを自動で検知、隔離または駆除する「ウイルスチェック機能」を別売りのウイルスチェック機能拡張/延長ライセンスパックにより拡張できます。最長7年までの延長が可能で、安心してNASをご利用いただけます。
また、近日公開の「異常ファイル操作検知機能」にも対応予定です。本機能は、ランサムウェアに感染した場合など、NASに異常なファイル操作を検知した際に管理者へ通知する機能です。感染にいち早く気付き、被害拡大を防ぐことにご活用いただけます。

※1　測定方法：45台のクライアントPCをTS3030シリーズに接続し、書き込み/比較/削除を一斉に繰り返し、24時間エラーなく終了することを確認。2024年8月バッファロー調べ。

インターネットを経由して遠隔のNAS・法人ルーター・アクセスポイント・スマートスイッチとその管理者をつなぐリモート管理サービスです。HTTPS通信ができる環境であれば、特別なネットワーク設定は不要で利用できます。対応機器の状態を常に監視し、障害発生の際には直ちに管理者へ通知します。管理者は、遠隔で対応機器の状態を監視できることに加えて、対応機器の再起動やシャットダウン^※2、デバッグログの取得、ファームウェアのアップデートの実行などが可能です。メンテナンスにかかる簡易的な操作を現場へ出向くことなく遠隔で行えることにより、機器管理者の負荷を大きく軽減します。
有料オプションの「キキNavi クラウドバックアップ」は、大容量・大量のファイルを保存することが可能なTeraStationに最適なクラウドバックアップサービスで、BCP対策におすすめです。データはもちろん、ユーザー・グループ・アクセス権限などの設定情報も合わせてバックアップ・復元できるため、TeraStationを再設定する手間を削減します。

※2　シャットダウンはNASのみ