USBハードディスクへのバックアップができません(TS-2RZ、TS-X、TS-Vシリーズ)

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ID: 10096

Q

詳細

USBハードディスクへのバックアップができません

対象商品

TS-2RZ、TS-X、TS-Vシリーズ

A

USBハードディスクが正常に接続されていない可能性があります。
以下の手順にて症状が改善されるかご確認ください。

手順1. USBハードディスクを再認識

1.TeraStationの設定画面を表示します。

2.[システム]-[バックアップ]-[バックアップ設定]を選択します。
削除するタスクにチェックを入れ、[バックアップタスクの削除]をクリックします。

3.商品とUSBハードディスクの電源を切ります。

4.USBハードディスクを起動させ、USBケーブルで商品と接続します。

5.TeraStationを起動します。

6.バックアップの再度設定します。

手順2. USBディスクの割当てを解除

データは削除されません。TeraStationがもっているUSBハードディスクの接続情報のみ削除します。

1.設定画面を表示します。

2.[ディスク管理]-[USBディスク設定]-[割当てUSBディスク]-[USBディスク]-[USBディスクの割当て解除]を選択します。

3.割り当て解除後、再度、電源を切ります。

4.USBハードディスク、商品の順にて起動します。

手順3. USBハードディスクのフォーマット形式を変更

手順1、2を確認しても症状が改善されない場合、予防の為、ご利用のUSBハードディスクのフォーマット形式を確認してください。

「FAT32」形式でフォーマットしている場合、バックアップ後、TeraStationのフォルダー/ファイル名の大文字小文字を変更すると、以降のバックアップでrsyncエラーになる場合があります。

TeraStationで動作しているLinuxはOSレベルで大文字小文字の区別(case-sensitive)がありますが、FATはファイルシステムレベルでcase-sensitiveの取り扱いが一意では無いため、大文字小文字違いの同名フォルダー/ファイル名の取り扱いについては一意な挙動を示しません。

TeraStationでバックアップ機能を安定的に運用したい場合は、XFSまたはEXT3でのフォーマットを推奨します。

注意

フォーマットを行うと、フォーマットしたハードディスク内のデータは消去されます