本体のデータを他のNASにバックアップするには?(WS-VLシリーズ)

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Q

本体のデータを他のNASにバックアップするには?(WS-VLシリーズ)

A

TeraStationのデータを他のNASにバックアップする方法を説明します。

1. バックアップ先の共有フォルダーをバックアップ用に公開します。

2. メール通知を設定して、バックアップ異常時にメールで通知するようにします。

バックアップやレプリケーションを使用するときは、メール通知設定を必ず行ってください。
異常に気付かず運用するとデータを失う恐れがあります。

3. Windows Storage Server 上で[スタート] - [すべてのプログラム] - [BUFFALO] - [バックアップ&レプリケーション] - [バックアップ&レプリケーション設定] をクリックします。

4. [バックアップ] タブ→ [追加] の順にクリックします。

5. バックアップの各項目を設定します。

タスク名 任意のタスク名を入力します。
バックアップ元 バックアップ元の欄をクリックし、表示された[...]をクリックします。
表示された画面でバックアップ元フォルダーを登録します。
バックアップ先 バックアップ先の欄の[▼]をクリックし、表示された一覧からバックアップ先のフォルダーを選択します。
バックアップ先NASが検索されないときは以下ページを参照してください。

バックアップ先NASが検索されないときの原因と対策を確認する
スケジュール スケジュールは、日単位、週単位、月単位、1 回のみ、今すぐ実行 から選択することができます。
バックアップ動作モード バックアップ動作モードでは次のモードを選択できます。

・通常バックアップ
バックアップ元からバックアップ先へ全てのファイルがバックアップされます。

・上書きバックアップ(増分バックアップ)
1 回目に通常バックアップと同様に、全てのファイルをバックアップします。
2 回目以降にバックアップ元にA ファイルを追加し、B ファイルが削除されていた場合、バックアップ先へA ファイルを追加し、B ファイルは削除しません。バックアップ先の容量は削除されないファイル分増加します。

・上書きバックアップ(差分バックアップ)
1 回目に通常バックアップと同様に、全てのファイルをバックアップします。
2 回目以降にバックアップ元にA ファイルを追加し、B ファイルが削除されていた場合、バックアップ先へA ファイルを追加し、B ファイルは削除されます。バックアップ元とバックアップ先は同容量となります。
オプション バックアップ動作モードのオプションでは次の設定ができます。

・バックアップ元が識別可能なフォルダーを作成する
バックアップ元が識別可能なフォルダーを作成します。
バックアップ動作モードで選択した項目によって動作が大きく異なります。

・バックアップログファイルを作成する
バックアップのログファイルを作成します。

・暗号化転送を使用する
バックアップする際にデータを暗号化して転送するかしないか選択します。
※暗号化を有効にするとスループットが低下します。

・圧縮転送を使用する
バックアップする際にデータを圧縮してから転送するかしないか選択します。
※ネットワーク経由でバックアップをする際、ネットワーク帯域がせまい場合に圧縮転送すると転送速度が向上することがあります。(データを1 つのアーカイブにしてバックアップするわけではありません)

※バックアップ先がUSB ハードディスクの場合、選択しないでください。
・エラー終了した場合も強制的に次回バックアップを実行する
エラー終了していても次回のバックアップを実行します。

・変更がないファイルも上書きを実施する
変更されていないファイルも上書きします。

※バックアップ対象一覧からバックアップタスクを選択して、[削除] をクリックすると設定を削除します。

6. [登録]をクリックします。

以上

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