上位にUTMなどがあるネットワークへFREESPOTを設置する際の注意事項

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ID: 124145892

Q

詳細

上位にUTMなどがある環境にFREESPOTを設置しようと思います。何か注意すべきことはありますか。

対象商品

FS-M1266

FS-S1266

A

上位にUTMなどがあって各種通信を制限している環境において、Android/iOS端末がインターネット接続状態を確認する通信を制限していると、Android/iOS端末がWi-Fiでのインターネット接続をあきらめ、4Gなど携帯キャリアでのインターネット接続に切り替わってしまいます。
WindowsPCなどでも「インターネット無し」となる可能性があります。

FREESPOTでこの問題に遭遇する場合、メール認証やポップアップテクノロジによる広告表示がされて一旦つながりますが、その後すぐに4Gに切り替わるという事象が発生します。

想定構成
想定構成
対処方法

UTMやFWなどで各OSが参照するインターネット接続確認先URLへのアクセスを制限しないようにします。

インターネット接続確認先URLについては下記を参考にしてください。

Android

2021年7月現在、下記URLが使用されています。

http://client3.google.com/generate_204

http://connectivitycheck.android.com/generate_204

http://connectiviticheck.gstatic.com/generate_204

端末メーカーがそれぞれ独自のURLを使用して確認するように実装している場合もあります。

iOS

情報は公開されていませんが、下記URLなどが使われている模様です。

http://www.apple.com/library/test/success.html

UTMのログなどで、各OSが参照を試みたURLを調べて透過設定するなどの処置を行ってください。

むやみにアクセス先制限をしないことを推奨いたします。

以上

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