ファームウェアVer.1.33で搭載された「ローミング支援機能」の設定方法を知りたい(Wi-Fiアクセスポイント)

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ID: 124160353

Q

詳細

Wi-Fiアクセスポイントのファームウェア Ver.1.33 で「ローミング支援機能」が追加されましたが、設定方法を教えてください。

対象商品

WAPM-AXETR

WAPM-AX8R

WAPM-AX4R

A

ファームウェア Ver.1.33のアクセスポイントで、WLS-ADTの「グループ設定」-「Wi-Fi SSID設定」と併用してローミング支援機能を使用すると、商品の設定画面の[ローミング支援設定]にある[設定]ボタンが表示されなくなることがあります。
Ver.1.34以降では、この現象は発生しません。ファームウェアは最新のバージョンで使用してください。

ファームウェア Ver.1.33のアクセスポイントで設定する場合は、下記手順で設定してください。
WLS-ADTと併用されない場合は、各アクセスポイントの取扱説明書に従って設定してください。

コマンドラインインターフェース(CLI)を利用しての設定については、ユースケース1、2いずれの状態でも設定変更可能です。
設定方法はコマンドリファレンス 「第2章 コマンドラインインターフェース」-「airsetコマンド」-「airset ssid roaming-policy」を参照してください。

>ユースケース1
出荷時状態や WLS-ADT「グループ設定」-「Wi-Fi SSID設定」非適用状態のアクセスポイントに対して、アクセスポイントの設定画面にて「ローミング支援」設定を行う場合

>ユースケース2
WLS-ADT「グループ設定」-「Wi-Fi SSID設定」適用済み状態のアクセスポイントに対して、アクセスポイントの設定画面にて「ローミング支援」設定を行う場合


ユースケース1:
出荷時状態や WLS-ADT「グループ設定」-「Wi-Fi SSID設定」非適用状態のアクセスポイントに対して、アクセスポイントの設定画面にて「ローミング支援」設定を行う場合

手順は以下になります。

1. アクセスポイントの設定画面にて、「Wi-Fi設定」-「SSID設定」から「ローミング支援」設定を実施します。
※設定方法詳細はアクセスポイントのユーザーマニュアル「第2章 本製品の設定画面」-「SSID設定」-「ローミング支援」を参照してください。

2. WLS-ADTにて、グループ設定の作成/編集から「Wi-Fi SSID設定」からグループ設定を作成・編集し、ローミング支援を有効化したいSSIDの「バンドステアリングを有効にする」チェックボックスを有効にします。

3. WLS-ADTにて、グループ所属設定の「Wi-Fi SSID設定」を、手順2で作成・編集したグループに設定します。

ユースケース2:
WLS-ADT「グループ設定」-「Wi-Fi SSID設定」適用済み状態のアクセスポイントに対して、アクセスポイントの設定画面にて「ローミング支援」設定を行う場合

手順は以下になります。

1. WLS-ADTにて、グループ所属設定から「Wi-Fi SSID設定」を「グループに所属させない」設定を行います。

2. アクセスポイントの設定画面にて、「Wi-Fi設定」-「SSID設定」から「ローミング支援」設定を実施します。
※設定方法詳細はアクセスポイントのユーザーマニュアル「第2章 本製品の設定画面」-「SSID設定」-「ローミング支援」を参照してください。

3. WLS-ADTにて、グループ設定の作成/編集から「Wi-Fi SSID設定」からグループ設定を作成・編集し、ローミング支援を有効化したいSSIDの「バンドステアリングを有効にする」チェックボックスを有効にします。

4. WLS-ADTにて、グループ所属設定の「Wi-Fi SSID設定」を手順3で作成・編集したグループに設定します。

以上

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