Buffalo Dashboardで、すべてのディスクステータスが「正常」と表示されているにもかかわらず、「I12(デグレードモード)」が表示されます

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Q

Buffalo Dashboardで、すべてのディスクステータスが「正常」と表示されているにもかかわらず、「I12(デグレードモード)」が表示されます

A

液晶ディスプレイやNAS Navigatorに「I12」が表示されたときは、ハードディスクの故障により、データボリュームが破損(RAID崩壊)した可能性があります。

以下の方法でデータボリュームが破損しているか、確認してください。

「I12」と一緒にエラーコードE30が表示される場合は、ドライブを交換してください。

以下よりご利用の商品に搭載されたWindows Storage Serverのバージョン(※)を選んで手順を確認してください。

例 Windows Server IoT 2022 for Storage Standard(またはWorkgroup)をご利用の場合は「2022」を選択してください。

1)「サーバーマネージャー」内の[ツール]-[コンピューターの管理]をクリックします。

2)[ディスクの管理]をクリックします。

2.ボリュームの状態を確認します。

「失敗」と表示されている場合

ドライブが2台以上故障し、データボリュームが破損しているため、ボリュームの修復はできません。
「失敗」と表示されているボリュームを右クリックし、表示されたメニューから「ボリュームの削除」をクリックします。

「冗長の失敗」と表示されている場合

商品がデグレードモードになっています。以下の手順でデグレードモードから復旧してください。

1)「冗長の失敗」と表示されているボリュームの1つを右クリックし、表示されたメニューから「ボリュームの再アクティブ化」をクリックします。

2)RAIDボリュームの再構築が開始します。

再構築はファイル転送速度やシステムのパフォーマンスが低下します。

RAID5の再構築には1TBあたり約8~12時間、ミラーボリュームの再構築には1TBあたり約3~6時間かかります。

WS5420DN04S2、WS5420DN04S9、WS5420DN04S6をRAID5ボリュームで再構築した場合、再構築完了までに約23時間かかります。ミラーボリュームでは約2~3時間かかります。

RAIDボリュームの再構築を停止することはできません。

以上で、デグレードモードからの復旧は完了です。

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