バックアップ機能で設定できる動作モードの特徴(TeraStation)

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Q

TeraStationのバックアップ機能で設定できる動作モードの特徴について

A

TeraStationのバックアップ機能では、以下の動作モードを設定できます。

※ 画像は一例です

通常バックアップ

バックアップ元はバックアップ先へ全てのファイルをコピーします。

上書きバックアップ(増分バックアップ)

初回は通常バックアップと同様に、バックアップ元はバックアップ先へ全てのファイルをコピーします。
2回目以降は、バックアップ元はバックアップ元で新規作成/更新されたファイルをバックアップ先に上書きします。
バックアップ元で削除されたファイルはバックアップ先では削除されません。
バックアップ元の容量はバックアップ先の容量以下になります。

上書きバックアップ(差分バックアップ)

初回は通常バックアップと同様に、バックアップ元はバックアップ先へ全てのファイルをコピーします。
2回目以降は、バックアップ元はバックアップ元で新規作成/更新されたファイルをバックアップ先に上書きします。
バックアップ元で削除されたファイルはバックアップ先でも削除されます。
バックアップ元の容量はバックアップ先の容量と同じになります。

履歴管理バックアップ

バックアップ実行する度に管理情報を保持し、変更があったファイルのみコピーまたは削除します。
変更のないファイルは以前のバックアップファイルから情報を引き出します(以前のバックアップしたファイルが破損した場合、参照できなくなります)。

スナップショットバックアップ

TS7010/6000/5020シリーズのみ対応

バックアップ元に保存されているデータと作成したスナップショットがバックアップされます。
バックアップタスクが実行されるたびに、バックアップ元の共有フォルダーのスナップショットを作成してからバックアップ先にバックアップします。
1回目はすべてのファイルをバックアップしますが、2回目以降は追加、変更したデータだけをバックアップする方法です。
バックアップ元で削除したデータはバックアップ先からも削除します。

ISCSIバックアップ

TS7010/6000/5020シリーズのみ対応

イメージ化されたiSCSIボリュームのデータがバックアップされます。
バックアップタスクが実行されるたびに、バックアップ元の共有フォルダーまたはiSCSIボリュームのスナップショットを作成してからバックアップ先にバックアップします。
1回目はすべてのファイルをバックアップしますが、2回目以降は追加、変更したデータだけをバックアップする方法です。
バックアップ元で削除したデータはバックアップ先からも削除します。

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