#199 最新ポータブルSSDを愛用するDJたち (後編)

後編:DJプレイに多くの曲を持っていけるSSDとバックアップのSSDで無敵です

第199回の@Professional Usersは「最新ポータブルSSDを愛用するDJたち」のパート2です!LAVAが現在計画している空間音楽プロデュースプロジェクト「Manitoga」にスポットを当ててこれからのDJのあり方、空間音楽プロデュースとは?そしてそこで必要となるであろうバッファローのポータブルSSD、SSD-PH1.0U3-BCについてLAVAのプロデュース店舗で活躍する3人のDJをLAVAの自宅にお呼びしてたっぷりと話をお聞きしました。
今回はラウンジやレストラン、ホテル等、大人の空間での選曲を得意とするDJ Makoto Takizawaと、DJ以外にも自身でトラックメイキングやサウンドプロダクションを手掛け、多岐にわたって活躍をするYuu Udagawaの話を中心にお届けします。店舗での音楽の重要性、プロDJとしての未来、そして何故その現場でSSDが活躍するのか?熱い選曲家たちの音楽&機材トークをお楽しみください!

“Manitoga”プロジェクト

これからスタートさせる空間音楽音楽プロデュースのプロジェクト「Manitoga」。そこで必要となってくるのが僕のプランに賛同してくれるDJと機材。そのどちらも絡めて企画した今回のインタビューは僕にとっても刺激的であり、未来の見える大切な時間となりました。良質な空間を生み出す音楽とそれを支え鳴らす機材の両立がいかに大事であるかを改めて彼らDJの話から再確認しました。そしてこの瞬間から長きに渡ってアプローチし、アクションを起こしていくプロジェクトの話がこの@Professional Usersにて公開できたことも嬉しく思います。

左2人目から、 DJ/サウンドプロデューサーのYuu Udagawa、 DJ/ディレクターのMakoto Takizawa、DJ/サウンドプロデューサーそして飲食店も経営しているDJ Neot(ネオ)。彼ら3人が「Manitoga」のメンバーです。

Interview

DJプレイのテーマは”リラックス”と”旅”です。(DJ Makoto Takizawa)

——「最新ポータブルSSDを愛用するDJたち 」、次はクラブでのプレイよりもレストランやBAR等での空間プロデュース的プレイを得意とするMakoto Takizawaです。MakotoがDJを始めていった経緯を教えてください。

Makoto(以下M):もとをたどれば小学校の給食の時間に放送室から音楽をかけていたんです。スティービー・ワンダーをかけたら先生に褒められました。選曲の楽しさを知ったのはその頃からですね。自分がDJとして中心にいるのではなく、音楽を武器に場を作ることに興味を持っていきました。

——小学校時代にすでにスティービーか。それもみんなが給食を食べてる時にそれをかけちゃうってほぼ出来上がってるよね。やるな(笑)。

M:演劇等の舞台にも興味があったんですよ。僕は裏方的な発想でDJをスタートさせた部分が大きいですね。本当はクラブでバリバリやりたかったというのもあるんですが、もっとお客さんを呼んで空間を楽しくし、その中でプレイするという感じでやっていました。

——あとはどんなところでプレイしていたの?

M:最初は大学の学園祭でクラブを仲間同士で作ってそこでプレイしました。確か機材はCDプレイヤーだけ。当時のヒット曲をかけたかな。その後地元埼玉のBARや飲食店でのDJも開始しました。23歳ぐらいの時です。

——当時はどんな音楽をかけていましたか?

M:ラップやブラックミュージックをよく聴いていましたが、だんだんラップやボーカルパートよりもそのバックトラックに興味を持つようになっていったんです。バックトラックでサンプリングされていた古いジャズやファンクを聴くようになっていきました。その流れからGiles Petersonというイギリスの有名なDJにたどり着きます。古いファンクやソウルというレアグルーブと呼ばれていたジャンルに傾倒して、イギリスの「ID」という雑誌でひたすら当時のDJカルチャーをインプットさせていきました。

——僕がロンドンでDJをしている時は、「Bar Rumba」というGilesやPatrick Forgeもプレイしていた名門クラブでもプレイしていました。そこでは当時白熱していたドラムンベースのパーティーも多く行われていて、毎日が本当に刺激的だったよ。「クラブってなんて楽しいんだ!」って毎日叫んでた(笑)。

M:Bar Rumba、最高のクラブでしたね。僕もその後日本バージョンの「ID JAPAN」で当時アルバイトではあったものの、少しでも現場に関われたのはとても嬉しかったです。なのでいまだにソウルやファンク、ジャズが自分がプレイする音楽のベースにあります。

——今までの活動内容も教えてください。

M:地元のお店からスタートして東京、三宿のWebというクラブ、銀座や六本木のレストラン、あとはホテルでもプレイします。生のジャズバンドとDJ とのセッションもよくやります。それを始めた頃から意識が変わっていきました。お客さんがたくさんいて踊らせることよりも、リラックスやクールダウンを目的としたチルアウトのプレイを主体としていきました。LAVAさんがサウンドプロデュースしている赤坂P.C.A.でのレギュラーDJ でもリラックスムードを作り出すDJプレイをメインに考えています。

——お店からもMakotoのプレイは評判がいいです。DJプレイでリラックス以外に他のテーマはある?

M:「旅」ですね。様々な国の音楽をかけます。聞いている人たちも空想の中で色んな映像が浮かんでくれたら嬉しいです。無国籍でクロスオーバー、これはとても現代的なテーマの一つと考えていて、選曲する上で大切にしています。ちなみに僕はわりと初期の頃からMacBookでプレイしていました。

——どうもありがとう。機材の話はまた後で。

プレイ中のDJ Makoto Takizawa

レストランやBARでの音楽の空間作りには定評のあるDJ Maokoto Takizawa。彼のストーリーの作り方、そして新旧を織り交ぜたミュージックセレクトは今後の飲食店舗では必ず必要なBGMになっていくと思います。

スタジオで音と向き合う作業は孤独になりがちですが、DJは現場で人との出会いがあり、みんなで音楽を分かち合えるのが楽しいですね。(DJ Yuu Udagawa)

——では次は紅一点、Yuu Udagawaです。YuuがDJを始めた経緯を教えてください。

Yuu(以下Y):DJ になる前はバンドでギターを担当していてメロコア、ハードコア、グランジもプレイしていました。

——そのルックスからは想像できないけど。

Y:若かったので激しめな音楽が好きでした。それからヒップホップのバンドでギターとラップを担当。Makotoさんと同じでヒップホップのバックトラックの元ネタをレコードで集めるようになっていきました。同じレコードを2枚買ってラップのないところを交互にかけてラップなしのバックトラックだけをプレイしたりもしましたね。

M:僕もやってた、それ。

Neot:ここのフレーズ気持ちいい!ってずっとそれやっちゃうよね。

Y:自分でロングミックスして新しい1曲を生み出す感じで楽しいんですよね。それでそういった曲のミックステープを作って友達にあげる。これがDJのスタートです。

——お客さんの前では?

Y:地元の千葉のクラブや、野外イベントで本格的にスタートしました。その後場所を東京に移して渋谷Moduleや代官山Airでプレイを始めます。

——プレイしていた音楽のジャンルは?

Y:テクノとハウスです。それ以前に聴いていたヒップホップのアーティスト、アフリカバンバータがクラフトワークというドイツの電子音楽グループをサンプリングしていたことをきっかけにドイツテクノが好きになりました。また、2000年にリッチー・ホゥティン(現在プラダの音楽を手掛けている)のDJを体験して、ミニマルでループする音楽の魅力を知りました。その音楽で人々が長時間熱狂しているシーンを見て衝撃をうけました。私が思うにテクノはポップスなどの楽曲に比べると未完成と受け取れるほど、シンプルな構造の音楽です。さらに、ヒップホップやハウスよりもコード進行感や展開なども削ぎ落とされています。だからこそ、DJをやる側としてはとても面白い音楽。ミックスするポイントも他のジャンルに比べて多いので、DJミックスも縛りがなく自由にできます。2曲だけでなく、3曲、4曲同時にミックスすることもできます。

Neot:テクノはクラブミュージック独特のアングラ感があります。そして怪しさも。ループしていくビートも魅力的。ヨーロッパのテクノだとブレイクもいらない。ずっと同じビートで淡々とやります。日本人DJはワビサビ好きなのでドラマチックにしようとしますが、ヨーロッパは淡々としたものの方がDJもお客さんも好きですよね。

——確かに。一度ドイツでDJしている時に盛り上げようとして音楽をわざと止めたことがあるけど、そうしたらドイツ人の男性がブースに駆け込んできて、「音を止めるな!音が止まるということは心臓が止まるということだ!俺を殺すな!!」と激怒された(笑)。ヨーロッパらしいエピソードでしょ。Yuuの現在の活動は?

Y:LAVAさんとの出会いからクラブだけでなく様々なBARやラウンジ、ホテルでもプレイするようになりました。そして益々、空間のサウンドプロデュースを意識するようになっていきましたね。それもあって現在は主に、商空間や施設のオリジナルサウンドや環境音楽の制作をしたりしています。

——YuuがDJを続けている理由を教えてください。

Y:サウンドクリエイターはスタジオで音と向き合うことが多くなります。しかし、DJはたくさんの人との出会いがありますし、みんなと音楽を分かち合えることがなによりも楽しい。それが魅力であり続けている理由だと思います。

プレイ中のDJ Yuu Udagawa

ビーチパーティーから大箱のクラブや洗練されたホテルまで、各箇所で華麗にプレイし続けるDJ Yuu Udagawa。その幅広く緻密なミックスは多くのミュージックラバーズを熱狂させています。

手持ちのHDDと比べてこのSSDは10倍速くなりました。(DJ Makoto Takizawa)
プレイ用楽曲の管理やバックアップだけでなく、作曲用のデータも一度に持ち運べる大容量が嬉しいです。(DJ Yuu Udagawa)

——ではDJの機材について話をしましょう。Makotoから使用しているDJ用の機材を教えてください。

M:パソコンがMacBook Airで、オーディオインターフェースを使い「djay Pro」というDJソフトを使っています。djayはもともとMac用DJソフトとしてスタートしたものです。僕は最初からそれを使ってプレイしています。MacBook Airとオーディオインターフェースはお店にあるDJミキサーに繋げてそのまま出力してプレイしています。

——Yuuはどういう機材でDJをしていますか?

Y:私はUSBメモリーに音楽を入れて、お店にあるCDJに接続してプレイしています。なので、DJ時はUSBメモリーのみでのプレイしています。

——今回二人にも以前から使って見たかったというバッファローのポータブル SSD、SSD-PH1.0U3-BCをDJに導入してもらいましたが、まずは使用してみてどうでしたか?

M:僕はPC DJなので、いざという時のリスクヘッジになるかどうかというのがこのSSDに最も期待した部分でした。もちろん家でも曲のバックアップはとっていますが、パソコンがいきなりフリーズしたりミュージックソフトとの連携がうまくいかなかった場合、まずはオリジナルをこのSSDに必ず入れておくことを習慣化しようと思いました。クラウドにも置いてはおけますがやはり僕たちDJは手元にオリジナルの音楽データを置いておくことはプレイ時の安心につながります。お店が停電になったりネットが切れてしまった場合でも、一番いいのは手元に音楽のデータをしっかり持っていることです。それに勝るプレイ時の安堵感はありません。そこを考え実際に使ってみるとSSD-PH1.0U3-BAはDJだけではなく、クリエイターには最適なデバイスだと思いました。それとこのSSDは振動や衝撃に強いのも売り物にしています。これはブース内で仕事をしている僕たちには心強い部分ですね。常に揺れていますから。それとこないだまでMacのライブラリーにある音楽データをあるブランドのハードディスクに入れていたんですが、その際にコピーがうまくいかなくてクラッシュしてしまい、結果データを失ってしまいました。でも必要だと思い新しいハードディスクを買ったんですがその時からSSDの存在は気になっていました。一般にはあまり普及していなくて値段も高かったんです。サイズもここまで小さくはありませんでした。なので実はお手頃でコンパクトなものを心待ちにしていました。このSSDはまさにどんぴしゃ、正直とっても欲しかったんです。

——手にしたサイズ感はどうだった?

M:僕はDJに行く時も電車移動なのでできればDJ機材はコンパクトな方がいいです。電車内でも小さいと中身をチェックできますし、実際にこの間電車で取り出して使ってみましたがまったく煩わしさがなかったです。隣の人も迷惑な顔はしてませんでした(笑)。それと特にレストランのDJブースは簡易的なものも多く、機材以外のものが置いてあるブースも多いので、このコンパクトなサイズは助かりますね。場所をとらないでいいし、そのための場所を確保する必要もないですしね。

——コピーの速度もかなり速いと思うけど使ってみてどうだった?

M:僕は「ウエスタンデジタル」というアメリカの外付けハードディスクを使っていますが、パソコン内のミュージックデータをまずはウエスタンデジタルのハードディスクにコピーしてみました。ミュージックデータは全部で100GB。コピーしてみたら20分かかりました。同じことをこのバッファローのSSDでやってみたんですが、なんとコピーは2分で終わりました!10分の1でできちゃいました。DJに行く前って「あ、あのアルバム入れとこう」「あ、あの曲も入れとこう」って必ずあるんですよね。その時間のない時に20分と2分では雲泥の差です。ただ速いというだけでなくこれで仕事の効率が上がります。余裕ができるので最終的なチェックもできる。機材ひとつでDJの質も変わっていけるんです。イコールお客様にも喜んでもらえるということにつながっていきます。あとコピー時に全く音がしません。ハードディスクはあのカリカリした音がコピーをするとしますが、結構あれってストレスなんですよね。このSSDは静かです。

次世代のNVMe SSDを採用。

Makoto Takizawaの機材

Makoto TakizawaのDJ使用機材です。パソコンがMacbook Air 13 inch、DJ用ソフトが djay Pro 2、オーディオインターフェースがFOSTEX PC100USB-HR2、ヘッドフォンがaudio-technica ATH-PRO5、そしてバッファローのSSD、SSD-PH1.0U3-BCです。

10倍の速さを実感、Makoto TakizawaのSSD

インタビュー中でも紹介しましたが、Maokoto TakizawaがSSDのコピー時間について実験し、高速性能を実感していました。速くなると仕事の効率が上がり、余裕ができるので質が上がります。DJのプレイを変えるSSD。最強です。

——YuuはこのSSD、使ってみてどうでしたか?

Y:このSSDにしてからMakotoさんの言う通りコピーに時間がかからないので、とても快適になりました。楽曲制作にもこのSSDをすでに使用していますが、これは小さい上に1TBと容量があるので快適に使えています。また、外での打ち合わせや、宿泊するような遠くの現場の際にも手軽に持っていけます。作曲用のプロジェクトファイル入れておけば、外で修正などの作業もできますし、宿泊先でインスピレーションを得て楽曲作り(スケッチ)もでき、このSSDひとつにすべてを保存できるようになりました。音楽データ、制作用のプロジェクトファイル、画像、書類データなど、すべてのクリエイティブを身軽に持ち運べるのはとても大きなことです。

M:ちなみに色々やってみましたがMP3、ACCのデータだと1TBだと10万曲は持っていけます。

——DJ時に多くの曲を持っていける良さについて教えてください。

Y:まず求められることに応えられるようになります。場の雰囲気や人々の動き、天候などを意識して選曲を変えられますし。あ、 あとLAVAさんからの細かいリクエストにも(笑)。

M:誕生日のお客さんがいた場合、バースデーソングを持ってなくてお客さんをがっかりさせたことがあります。そういったことはこのSSDで絶対になくなりますね。プレイする前に自分でプレイリストを作っても現場の雰囲気で選曲は変わりますし、手持ちの曲が多ければ多いほど選択肢が広がり、選曲の幅も広がります。曲が多いことはなんらかのメリットに必ずつながります。

Neot:昔だとCDやレコードを持っていったので、そう考えるともうこの素晴らしさは考えられないほど嬉しいです!

——そうだよね。昔はレコードでかける曲なくなっちゃってあんまり面白くないB面の曲とかもかけちゃったもんなあ。それか「もう1回かけます!」とかマイクでMC入れてまた同じ曲をかけちゃう(笑)。

Y:私がよくプレイするラウンジでは3,4時間ぐらいDJをしていましたが、単純に1曲を4分だとすれば持っていく曲は大体60曲あればいいんですがそうもいかないんです。
そういったラウンジやホテルでのプレイはワビサビはつけずに淡々とやって欲しいというリクエストが多く、特に外国人プロデューサーのいるホテルでは抑揚をつけずにクールにやってほしいという要望が多くなります。わかりやすく言うならインテリアの一部のようなプレイを求められます。しかし、そのようなプレイスタイルも実は高度なセンスが必要です。そのひとつひとつの音楽で絶対にホテル内に最高の雰囲気を出さないといけませんし、その淡々とした中でも、場の雰囲気や人々の動き、天候などを意識して選曲して対応しなければなりません。なので自分が思うセンスの良い楽曲をとにかくたくさん持っていく必要があります。

Yuu Udagawaの機材

こちらはYuu Udagawaの機材です。DJだけでなく制作用の機材もありますね。パソコンがApple Mac Book Pro 、上から時計周りにアナログシンセサイザーのMoogVoyager Electric Blue、同軸モニタースピーカーはKSDigital-C5 Reference、インターフェースがRME FIREFACE 400、アナログシンセサイザーのProphet’08、そしてバッファローのSSD、SSD-PH1.0U3-BC!

大容量と速さが魅力、Yuu UdagawaのSSD

自分に必要なデータをSSDにたくさん入れて持っていける大容量、コピーが速くスムーズに作業でき、とてもスリムで軽く、どの現場にも手軽に持って行ける。このSSDは仕事のスタイルを変えてくれる!と大絶賛でした。

Makotoさん、Yuuさんご愛用のポータブルSSDの詳細はこちら。

静かで衝撃に強く、コンパクトで大容量を実現するSSD/ソリッドステートドライブの総合情報はこちら。

——このSSDが今後のDJのマストアイテムになっていく日も近いですね。DJ Neot、Makoto Takizawa、そしてYuu Udagawa、今回は長きに渡ってどうもありがとうございました!

Creator's Profile

Makoto Takizawa

DJ、ディレクター
1995年に「REACHIN' FOR THE RIGHT VIBE」を立ち上げ、オーガナイザー/DJとして始動。カフェ、レストラン、セレクトショップなど、様々な店舗におけるイベントオーガナイズやDJとしての参加。ファッションショー、アートエキシビション、ホテルラウンジスペースの選曲に携わる。

Yuu Udagawa (宇田川 優)

DJ、サウンドプロデューサー
アナログシンセサイザーとドラムマシーンを愛し、エフォートレスシックな空間からソリッドな空間を彩る、脳や心、身体に働きかけるエレクトリックミュージックを作る。
2000年よりDJとしてのキャリアをスタートし、クラブ、野外フェスなどのダンスミュージックシーンや、レセプションパーティー、ラグジュアリーホテルのラウンジ、レストラン等に出演し、エレクトロニックミュージック、チルアウト、ダウンテンポ、ラテン、ブラジル、ジャズ、などをセレクトし、グルーヴを紡ぎ流れるような幻想的な世界を作り上げるスタイルを得意としている。

彼女は幼少の頃よりピアノ、オルガン、打楽器などの楽器に慣れ親しみ音楽と共に育ち、その後、ロック、ヒップホップ、ファンク、レアグルーヴ、クラウトロック、テクノ、ミニマル、ハウスなど様々なジャンルの音楽に影響を受け、10代の頃ギタリスト兼ラッパーとして多くのライブ経験を積み重ねてきた。
その鍛えられた音に対する徹底的なこだわりを持ち、リズムの構築を得意とし、特にアナログシンセサイザー・サウンドをこよなく愛しており、自身の楽曲ではアナログシンセサイザーの「moog voyager 」などを愛用している。
2010年Sony Playstation本体 (Torne・Vita)のメインメニューBGMとして”Blossom”を楽曲提供。その独特な癒しの世界観は、世界中のゲーム・ファンの耳に留まった。同年夏にはRedBull Music Academy Basic Campにて国内アーティストに選ばれBaseCamp最終日に音楽フェスMetamorphoseに出演。 2012年スカンジナビアのレーベルUniform Beatより、A.R.D - Love Is In Your Heart (Agelb-Vigoo & Nag Mix)をリリース。 2013年デトロイトのレーベルMintec Musikより、Sophie Watkins, Amsandra Johansson - In This Room(Vigoo Remix) をリリース、同年レーベルMono BasicsよりAlex Einz, Xhin-Immersion(Vigoo Remix)をリリース。
2020年A.Mochi主宰のレーベルScott TigerよりTakamasa Tomae - Low Vision (Vigoo Remix)をリリース。また、自身のレーベルbalm electronicより”Time to leave”をリリース。2020年新たな試みとしてテーマを、倫理学における中庸の概念を取り入れた「高揚感と癒しの融合」に絞り、頭が陶酔するエレクトロニックミュージックで素敵な空間を作り、社会に貢献することとしている。
彼女には明るい未来の姿があり、私たちが世界で必要としているポジティブで高揚する音楽のビジョンをより多くの人々に共有するために、さらに大きなプラットフォームを見つけようとしています。

Interviewer Profile

LAVA

作曲家、DJ、サウンドプロデューサー

90年後半からロンドンでDJのキャリアをスタート。その後3枚のオリジナルアルバムを世界中でリリースさせる。1枚目の”Aile Alegria”はドイツのフロアチャートで4位を記録。2019年6月には待望の新作”Som do Verde”を自身のレーベル”Mundo Novo“よりリリースさせる。
音楽をまるでインテリアのように展開するそのサウンドスタイルで、選曲家としても不動の地位を築き上げ、各方面からのオファーは絶えない。今後も音楽を通して世界中へのコミュニケーション、リレーションを積極的に行っていく。

今回登場した商品

SSD-PHU3-Cシリーズ

本商品は、USB 3.1(Gen1)よりも高速な転送規格USB 3.2(Gen2)に対応したポータブルSSDです。内蔵SSDにはSSD本来の転送速度が発揮されるNVMe SSDを採用。USB3.2(Gen2)接続時では従来品(SSD-PMU3Aシリーズ)と比べて約2.3倍以上高速な約1,000MB/s※のリード速度を実現しました。Type-Cケーブル1本でUSB Type-C端子を搭載するSurface GoやMacBookに接続できるほか、USB Type-A端子搭載のパソコンと接続するためのUSB Type-C to Aケーブルも付属。多くのパソコンで使用できます。また米軍納入品の選定に用いられる米国MIL規格「MIL-STD-810G 516.6 Procedure IV」に準拠しており、万が一の落下による衝撃から保存されたデータを守ります。添付のWindows用ソフト「データ消去ユーティリティー」で、ドライブ内のデータを消去することができ、本体を廃棄する際など、保存した情報の復元・漏洩を未然に防止します。

2021年5月、バッファロー調べ。あくまで特定のテスト環境で得られた結果であり、必ずしも全ての動作環境で同様の結果が得られることを保証するものではありません。詳細は商品ページをご確認ください。