【情報漏洩対策】法人向けNAS「テラステーション」にて、ADECの認証取得の「ドライブ廃棄 データ消去機能」に対応するファームウェアアップデートを本日2月1日(水)より提供開始

お知らせ

メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)は、法人向けNAS「テラステーション」シリーズにおいて、一般社団法人データ適正消去実行証明協議会(以下ADEC)の認証を取得した確実なデータ消去を実現する「ドライブ廃棄 データ消去機能」が利用可能になるファームウェアアップデートの提供を、本日2023年2月1日(水)より開始します。

情報資産を持つ機器を適切にデータ消去しないまま廃棄してしまうと、情報漏洩につながり大きなセキュリティ事故を招く可能性があります。機器の初期化やドライブのフォーマットだけでは、ハードディスク内のデータは完全には消去されずに残ってしまう可能性があり、適切な措置が必要です。特に公共団体に対しては、総務省公表の「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に準じてデータ消去を行うことが強く推奨されています。

適切なデータ消去の重要性が高まる中、バッファローでは、情報漏洩リスクを回避して安心してテラステーションのドライブ廃棄をするためのデータ消去機能に対応しました。

本機能では、OS等からのアクセスが不可能な領域も含めたドライブ全体に、一定パターンを書き込むことでデータの上書き消去をします。これは、米国国立標準技術研究所(NIST)が定める3段階のデータ消去レベル※1のうち、研究所レベルの攻撃に対して耐えられるレベルの「Purge(除去)」に対応しています。ADECの認証を取得※2しており、確実なデータ消去と復元困難な状態を第三者機関が証明します。

総務省「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン(令和4年3月版)」に対応した方式でデータ消去が可能なため、官公庁のお客様への導入にもおすすめです。

※1 米国国立標準技術研究所(NIST)による規格 SP800-88Rev.1での定義
※2 対応ファームウェアに搭載されている「ドライブ廃棄 データ消去機能」は「ドライブ廃棄 データ消去 Ver.1.1」としてADECの認証を取得

対応商品

TS6000シリーズ (対応ファームウェア:Ver.5.74以降)

TS5010シリーズ (対応ファームウェア:Ver.5.44以降)

TS3010シリーズ (対応ファームウェア:Ver.5.44以降)

TS3020シリーズ (対応ファームウェア:Ver.5.44以降)

※ TS5210DFシリーズ(SSDモデル)は非対応
※ TS5020シリーズは後日ファームウェアアップデート対応予定

ADECとは

ADECとは、データの適正な消去についての第三者証明を行う機関です。データ消去の技術的な基準策定や、データの適正消去実行されたことを証明するための第三者的な証明制度の普及・啓発を図る活動をしています。

「テラステーション」とは

バッファローが販売する法人向け管理者機能付きNAS(Network Attached Storage)です。データセンター大規模オフィス向けから小規模オフィス・SOHO向けまで幅広いシリーズを展開しており、搭載OSはLinuxベース、Windowsベースをラインナップしています。インターネットを経由して遠隔のNAS・無線LANアクセスポイント・スマートスイッチとその管理者をつなぐ無料のリモート管理サービス「キキNavi」にて、メンテナンスに係る簡易的な操作を現場へ出向くことなく遠隔で行えることにより、NAS管理者の負荷を大きく軽減します。キキNaviの詳細はこちらよりご確認ください。

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