上位にUTMなどがあるネットワークへWi-Fiアクセスポイントを設置する際の注意事項

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ID: 124145898

Q

詳細

上位にUTMなどがある環境にWi-Fiアクセスポイントを設置しようと思います、何か注意すべきことはありますか

対象商品

WAPM-AXETR

WAPM-AX8R

WAPM-AX4R

WAPM-2133TR

WAPM-2133R

WAPM-1266R

WAPM-1266WDPR

WAPM-1266WDPRA

WAPS-AX4

WAPS-1266

WAPS-300WDP

A

上位にUTMなどがあって各種通信を制限している環境において、Android/iOS端末がインターネット接続状態を確認する通信を制限していると、Android/iOS端末がWi-Fiでのインターネット接続をあきらめ、4Gなど携帯キャリアでのインターネット接続に切り替わってしまいます。
WindowsPCなどでも「インターネット無し」となる可能性があります。

Wi-Fiアクセスポイントでこの問題に遭遇する場合、一旦つながりますが、その後すぐに4Gに切り替わるという事象が発生します。

想定構成
想定構成
対処方法

UTMやFWなどで各OSが参照するインターネット接続確認先URLへのアクセスを制限しないようにします。

インターネット接続確認先URLについては下記を参考にしてください。

Android

2021年7月現在、下記URLが使用されています。

http://client3.google.com/generate_204

http://connectivitycheck.android.com/generate_204

http://connectiviticheck.gstatic.com/generate_204

端末メーカーがそれぞれ独自のURLを使用して確認するように実装している場合もあります。

iOS

情報は公開されていませんが、下記URLなどが使われている模様です。

http://www.apple.com/library/test/success.html

UTMのログなどで、各OSが参照を試みたURLを調べて透過設定するなどの処置を行ってください。

むやみにアクセス先制限をしないことを推奨いたします。

以上

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