WLS-ADTでFREESPOT利用者集計を行いましたが、一部期間やSSIDについて集計されていません
Q
WLS-ADTを使用してFREESPOT利用者の集計を行いましたが、一部の期間やSSIDについて集計されていません
A
要因
WLS-ADTでの利用者集計は、集計実施時に取得しているステータス情報を元に、有効になっているSSIDについてのみ、それまでに届いているSyslogメッセージから集計を行います。
集計時に元となるデータは下記になります。
A)
WLS-ADTに送信される各機器のSyslogメッセージ
B)
WLS-ADTが「ステータス更新」によって都度収集している管理対象機器のステータス情報
A) はWindowsのサービスとして稼働しているため、WLS-ADTをインストールしている機器のOSが起動しており、管理対象機器との間にネットワーク経路が存在していれば常時収集されます。
B) はWLS-ADTの画面を開いている状態において初めて定期的収集が実施されます。
したがって、WLS-ADTの画面を常時開いている状態でなければ、取得したステータス情報内でSSIDが無効な時間帯であるなどの状態が発生し、当該SSIDが集計対象でなくなるため、目的とした集計結果になりません。
また、WLS-ADTの「ステータス更新」実施時に、無線スケジューラー設定により集計対象のWi-FiアクセスポイントのSSIDが無効になっている場合は、該当SSIDはWLS-ADT上無効と判断されます。無線スケジューラー設定でSSIDが有効になってからWLS-ADTの「ステータス更新」実施するまでの間は、該当のSSIDについては利用者集計の対象外となり目的とした集計結果にならない要因となります。
対処方法
WLS-ADTをインストールした機器は、少なくとも集計対象期間は常時稼働させる
WLS-ADTの画面を常時開いておき、定期的な「ステータス更新」が実施される状態を維持する
以上
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