LANケーブルを自作する方法

コネクターカバーをつける場合は、ケーブルに取り付けます。

先端から親指の長さ程度（約5cm）の外皮をカットするため、カットする場所の当たりを付けます。

外皮と芯線（内部のケーブル）をはがすイメージで、カットする場所の周りを揉みます。

外皮をカットする場所に外皮むき工具をセットし、力を入れずに工具を一回転させます。
外皮に切れ目が入ります。

外皮を取り除きます。

作業しやすいように、芯線を扇形に広げ、ペアを並べます。
B結線の場合は左から橙、緑、青、茶の順にします。

各ペアの撚りをほどきます。

芯線を指でまっすぐに伸ばします。
このとき芯線を外皮から引っ張り出さないよう、反対の手の指で根元（外皮の切り口部分）をしっかり固定しながら伸ばします。

芯線を並べます。
B結線の場合は左から白橙、橙、白緑、青、白青、緑、白茶、茶の順です。

指で根元をしっかり固定しながら、反対の手で芯線をそろえます。

指で根元をしっかり固定したまま、反対の手で芯線をしごいてさらにまっすぐにします。
芯線の並び順が変わらないように注意してください。

芯線がコネクターの先端に当たるまで押し込みます。

芯線の並び順が合っているかもう一度確認します。

ラチェット付かしめ工具のストッパーを解除します。最後まで強く握るとストッパーが解除されます。

コネクターカバーがある場合は、コネクターに差し込みます。

かしめるときに邪魔にならないよう、コネクターカバーのツメを折り返して持ちます。

かしめ工具の「8P」にコネクターを差し込みます。
工具の奥まで差し込んだことと、コネクターカバーが抜けていないことを確認します。

かしめ工具を握りこみます。最後まで握るとロックが解除されます。

かしめ工具のロックが解除されたら、コネクターを工具から取り出します。

コネクターカバーがある場合は、折り返していたツメを元に戻して完成です。