LinkStationのハードディスクが故障したので交換したい (LS420Dシリーズ)

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Q

LinkStationのハードディスクが故障したので交換したい (LS420Dシリーズ)

A

NAS Navigator2や設定画面でエラーになっているハードディスクは、次の手順で交換することができます。

交換作業中に別のドライブが故障しデータが取り出せなくなる可能性があるため、データは事前に必ずバックアップしてください。

1.LinkStationの電源をOFFにし、ケーブル類を全て取り外します。

2.正面から見て左側面を手前に引いて、前面カバーを取り外します。

3.故障したハードディスクをトレイごと少し持ち上げながら手前に引き出し、ハードディスクを取り外します。

Note

•故障していないハードディスクを抜かないでください。データの消失、LinkStationが故障する恐れがあります。
•天井部分を強く押さえつけないでください。
•ハードディスクはまっすぐ引き抜いてください。

4.トレイから故障したハードディスクを取り外します。

5.別売の当社製ハードディスク「OP-HD/LSシリーズ」をトレイにはめ込みます。

6.トレイとハードディスクをネジで固定します。

7.トレイごとハードディスクを奥まで差し込みます。

8.前面カバーをはめ込みます。

9.ケーブル類を元の状態に戻し、LinkStationの電源をONにします。

10.RAID 0の場合
LinkStationの設定画面[詳細設定] - [ディスク] - [RAID]で構築していたRAIDアレイをクリックし、[RAIDアレイの削除]をクリックします。
[詳細設定] - [ディスク] - [ディスク]で交換したハードディスク(未フォーマット状態と表示)を選択し、[ディスクフォーマット]をクリックしフォーマットします。フォーマット後に[詳細設定] - [ディスク] - [RAID]でRAIDモードの設定します。

RAID1の場合
LinkStationの設定画面[詳細設定] - [ディスク] - [RAID]の中にあるRAIDアレイをクリックします。交換したハードディスクを選択し、[RAIDアレイの修復]をクリックします。以降は画面の指示にしたがって操作してください。

通常モードの場合
LinkStationの設定画面[詳細設定] - [ディスク] - [ディスク]で交換したハードディスクを選択し、[ディスクフォーマット]をクリックし、フォーマットします。

以上でハードディスクの交換は完了です。

ハードディスクを交換する前にお読みください

故障していないハードディスクは取り外さないでください。

LinkStation対応の交換用ハードディスクは当社製ハードディスク「OP-HD/LSシリーズ」です。LinkStationが故障する恐れがあるので、それ以外のハードディスクと交換しないでください。

交換用ハードディスクは、故障したハードディスクと同容量またはそれ以上の容量のものをご用意ください。故障したハードディスクより容量の大きいハードディスクに交換した場合、RAIDアレイに使用していない余った領域は使用することはできません。

LinkStationは精密な機器です。落としたり衝撃を与えたりしないよう慎重に作業してください。

LinkStation内部の金属部分で手をけがしたり、LinkStationを落としてけがしたりしないよう慎重に作業してください。

ハードディスクを交換するときは、指示されていない部分は絶対に分解しないでください。LinkStationの分解によって生じた故障や破損は、当社の保証対象外となりますので、あらかじめご了承ください。

静電気による破損を防ぐため、身近な金属(ドアノブやアルミサッシなど)に手を触れて、身体の静電気を取り除いてください。

ハードディスクの交換後、RAIDの再構築をすると、ファイルの読み書き、およびLinkStationの設定画面が操作できるようになるまで30分程度の時間がかかることがあります。

ハードディスクの順番を入れ替えないでください。順番を変更した場合、LinkStationのデータを破損•消失する恐れがあります。

取り付けたハードディスクが認識されないときは、設定画面で[ディスクの再認識]をクリックしてください。

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