ランサムウェア対策に有効な「スナップショット機能」搭載　高負荷での100台同時アクセスでも安定動作する法人向けNAS大容量ラックマウントモデル「TS51220RHシリーズ」を11月下旬より発売

メルコホールディングス（東・名 6676）グループの株式会社バッファロー（本社：名古屋市、代表取締役社長：牧 寛之、以下バッファロー）は、法人向けNAS「テラステーション」の新ラインナップとして、10GbEに対応し高負荷での100台同時アクセスでも安定動作するパフォーマンスと、ランサムウェア対策に有効な「スナップショット機能」の搭載や耐振動性に優れ長寿命な「ニアラインHDD」の採用で信頼性を追求した最大容量240TBのラインナップを含む12ドライブラックマウントモデル「TS51220RHシリーズ」を2022年11月下旬^※より順次販売を開始いたします。

※　「TS51220RH24012（240TBモデル）」、「TS51220RH8004（80TBモデル）」、オプションHDD「OP-HD20.0H2U（20TB）」は2023年2月上旬出荷予定

本商品は、バックアップやファイルサーバーとしての運用に特化し、パフォーマンスと信頼性を追求した法人向けNASです。2つの10GbEポートを標準搭載し、大容量16GBメモリ標準搭載による高速化でサーバー機のバックアップにかかる時間を短縮することができます。24時間高負荷試験^※をクリアし、高負荷な100台クライアントからの同時アクセスでも安定動作することを確認済み。官公庁・研究機関・病院やデータセンターなど、特に大きなデータを取り扱うユーザーに最適です。

※　測定方法：100台のクライアントPCをTS51220RHシリーズに接続し、書き込み/比較/削除を一斉に繰り返し、24時間エラーなく終了することを確認。2022年10月バッファロー調べ。

指定した時刻で定期的にファイル構成・復元ポイントを作成し、ファイルの誤削除や編集ミスをした場合にも復元が可能になる「スナップショット機能」を搭載しています。ファイル誤削除や編集ミスなどの状況からの復元を可能にするほか、近年被害が拡大しているランサムウェア対策として、万が一ランサムウェアにより暗号化されてしまっても、暗号化前の復元ポイントのファイルを迅速に復元できます。

iSCSI接続に対応する本商品は、サーバー機の増設ストレージとして利用可能です。2台の本商品を増設ボリュームおよびバックアップボリュームとして利用する際に、2つのボリューム間をメインサーバーを経由せずにデータ転送する「iSCSIボリュームバックアップ」機能を搭載しており、メインサーバーに負荷をかけないNAS間バックアップを実現します。

通常のデスクトップ向けHDDに比べて耐振動性に優れ長寿命な「ニアラインHDD」を採用することで、長期安定稼働を実現し、重要なビジネスデータを安全に保存できます。さらに、HDDとNANDフラッシュ上にファームウェアを二重化して保持する「システムファームウェア二重化構造」により、HDD上のファームウェアが破損した際でもNANDフラッシュ上のシステムファームウェアからの自動修復によりシステムダウンを防ぎ、安定した長期稼働を実現します。

お客様の大切なデータを守るためのセキュリティー強化として、設定画面へログインする際に、通常のユーザー名・パスワードだけでなく、サードパーティ製スマートフォン用アプリと連携したワンタイムパスワードを使用した2段階認証に対応し、第三者による不正ログインを防止します。

「キキNavi」はインターネットを経由して遠隔のNAS・法人ルーター・Wi-Fiアクセスポイント・スマートスイッチとその管理者をつなぐリモート管理サービスです。HTTPS通信ができる環境であれば、特別なネットワーク設定は不要で利用できます。対応機器の状態を常に監視し、障害発生の際には直ちに管理者へ通知します。管理者は、遠隔で対応機器の状態を監視できることに加えて、対応機器の再起動やシャットダウン^※、デバッグログの取得、ファームウェアのアップデートの実行などが可能です。メンテナンスに係る簡易的な操作を現場へ出向くことなく遠隔で行えることにより、管理会社の負荷を大きく軽減します。

※　シャットダウンはNASのみ